土木施工管理技士が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

土木施工管理技士

建設工事の現場監督として仕事をするために必要な資格、1級を目指そう!

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

普通

1.5か月

国家資格

名称独占資格

20%

土木施工管理技士,使える,役に立つ,資格

※上記の数字は2級の例です。2級の合格率については学科60%、実地35%です。
※必要な受験条件は資格、学歴、実務経験の内容によって異なります。

土木施工管理技士とは

土木施工管理技士

土木施工管理技士とは、主に河川・道路・橋などのように公共性の高い土木工事の現場で、主任技術者や監理技術者になるための資格です。

 

現場監督の仕事は無資格でもおこなえますが、土木施工管理技士の資格を取得することで施工計画の作成など重要な仕事にも携わることができます。

 

土木施工管理技士は1級と2級に分かれています。1級は大規模土木工事の施工管理、2級は小規模土木工事の施工管理をおこないます。いわゆる現場監督的な業務といってもよいでしょう。

 

土木工事といっても、河川整備、道路、ダム、トンネルの建設など様々な種類があります。土木施工管理技士は、図面や仕様書と現場の条件をよく理解した上で、まずは施工計画を作成します。そして、工事の進行とともに、現場での工程管理や品質管理などが適切に進行するように施工の管理をします。

 

土木施工管理技士の実際の仕事は、工程の調整、資材・外注業者の手配、安全上の管理、工事品質の管理などです。腕の立つ土木施工管理技士であれば、最善の工程表を作り、資材の配置、機械、人材の手配などがスムーズに進むよう手配して、適切に予算を管理して利益も出します。そのためにはやはり現場での経験が重要になります。

 

土木工事の発注者・注文者、関係各所、下請けや元請け企業、協力会社との連絡調整も重要な仕事です。現場での作業が滞りなく、しかも安全で、完成物も品質の高い物ができるよう「人・機材・金」を管理をするのが土木施工管理技士の仕事といえます。

施工管理技士の種類は6種類12区分

建設業には「施工管理技士」と呼ばれる資格が6種類あります。その全てが1級と2級に別れていて、資格の有無でできる仕事とできない仕事に別けられます。どれでも好きな資格にチャレンジできるわけではなく、学歴や現場での実務経験が必要になります。

  • 土木施工管理技士
  • 建設機械施工技士
  • 建築施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 造園施工管理技士

建設現場で働く人にとって、施工管理技士の資格を持つことは実力の証明にもなります。社内や取引先と信頼を得られることはもちろん、資格手当が支給されることも多いので、チャンスがあれば是非取得した資格です。

 

※1級、2級の数字は漢数字ではなく英数表記です。技師ではなく「技士」が正しい表記です。

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

土木施工管理技士のレーダーチャート

深刻な人手不足が叫ばれている今の世の中で、特に人手不足といわれているのが建設業界です。単純な労働者から専門技術者まで不足しています。

 

土木施工管理技士の需要は増々高まっています。有資格者に手当を支給する企業も多数あります。それだけ業界では必要な人材であることは間違いないようです。

 

土木施工管理技士の資格を取得をすることでも、専門知識も高まりますし、より安全に確実に工事を行うことができるようになります。仮に1級を取得すれば、社内での評価は高くなりますし、さらに経験を積むことによって転職などにももちろん有利になります。

 

土木施工管理技士の資格を持っていると、土木関連の会社はもちろん、大手ゼネコン、中堅ゼネコン、工務店、リフォーム業者などへ転職することも可能です。

 

中でも1級土木施工管理技士は、東日本大震災以降、復興工事で在籍が必要な主任技術者や監理技術者になるために必須の資格なので、需要が急激に高まっています。そのため、この資格保持者はかなり業界では重宝されます。

 

土木などの建設業に飛び込んだ人は、是非取得したい資格です。


土木施工管理技士の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

建設業界で、土木施工管理技士の有資格者は引く手あまたですが、単に試験に合格しただけでは現実は厳しいようです。資格を持っているだけではなく、経験と実績が必要になります。

 

現場代理人(現場監督)そのものは、実は無資格でも未経験でもできます。実際の問題として、現場での経験を積まないと現場を管理して完成させることはできません。経験を積んだ上で現場を管理する能力がないと、実務上苦労するようです。

 

1級まで取得すれば、仕事を受注しやすいようです。自治体からの仕事も直接け負うこともできます。取得するチャンスがあるのであれば、是非1級土木施工管理技士まで取得すべきです。転職においてもやはり1級は有利です。需要はたくさんあります。

工事の規模に応じて1級または2級が必要になる

 

建築業法では、建設工事の現場で、現場代理人(現場監督)と主任技術者等(主任技術者または監理技術者)を配置しなければなりません。現場代理人は無資格でもかまわないのですが、技術上の管理を行う主任技術者等は2級土木施工管理技士の資格が必要になります。

 

建設業界では、元請けと下請けがあるのはごく普通のことですが、建設工事の下請け総額が規定以上になると、監理技術者を配置することが義務づけられています。監理技術者は1級施工管理技士の資格が必要になります。

 

土木工事の場合、規模が大きい物件がほとんどなので金額も大きくなります。元請の場合は1級が必須とも言えますが、下請けの場合は2級でもかまいません。

基本的に男性の職場、女性も増えつつあります

 

人手不足のため工事の現場で最近増えているのは外国人と女性の労働者です。

 

しかし、工事の現場は基本的にほぼ男性の職場です。年配者も多いため、相手が新人男性や女性であればとにかく下に見てくる人が多いのが現実です。若い女性であればなおのことです。時にはからかわれることもあるでしょう。

 

トイレなども男女共用であったり、着替える場所なども限られていると何かと不自由があると思います。しかし、女性を受け入れるために職場の環境を積極的に改善する企業も増えています。たった1人女性が入っただけで現場環境が格段に良くなったという現場もあります。周りの理解と本人の頑張り次第で、職場の環境はどうにかなることが多いようです。

 

現場で数年間実績を積んで、土木施工管理技士の試験に合格して、仕事で実力を発揮できたら周囲の見る目も変わってくるはずです。

 

直接工事に関わらない測量会社だったり設計関係の仕事もあります。多分測量会社とかは建設業社より女性は多いと思いますよ。

 

近年、土木施工管理技士の女性の合格者比率は増加傾向にあります。平成30年度の合格者比率は統計データが残っている平成15年度以降最大の6.0%を記録したということです(国土交通省報道発表資料より)。

 

女性を積極的に採用している会社もありますし、実際に建設業界では女性の進出が目立ってきています。

 

体力的に自信がなければCADを使った設計やクレーンのオペレーターなどは女性にもおすすめの仕事です。

可能であれば、大学へ進学するのがおすすめ

 

学歴が高卒であったとしても現場代理人(現場監督)になれます。地方へ行くとゼネコンであってもはほとんどが高卒者です。

 

大規模な工事の現場経験を積みたければ、大学を卒業してから大手・中堅ゼネコンを目指すことをおすすめします。小さな工事案件ばかりでは大規模な現場経験を積むことはできません。そして何よりも待遇面でも違いがあります。

 

大手であれば基本給も高く、残業代も可能な範囲で支給されます。福利厚生面も充実しており、各種手当が付くほか、住み込み社宅での生活となれば家賃などの負担がありません。

 

高卒の採用は大卒に比べると建設技術者としての求人は少ないようです。大手は採用試験のエントリーは大卒が条件です。高卒の場合は、中小企業となります。

 

とはいえ規模が大きくなれば、関わってくる人も機材も多くなり神経も使います。当然ですが激務になりがちです。休日は非常に少なくなり、土曜日も普通に出勤することもあります。サービス残業なんてことも考えられます。

 

大卒に必要なのは「体力」かもしれません。

 

土木施工管理技士に合格するためには

土木施工(せこう)管理技士とは、建設業法に基づく国家資格で、国土交通省が管轄する技術検定試験です。試験の実施については、土木施工管理技術検定試験と呼ばれています。

 

土木施工管理技士には2級と上位資格である1級があります。2級にはさらに、(1)土木、(2)鋼構造物塗装、(3)薬液注入の3つの種別があります。

 

2級は、事務の人も多く取得している資格なので、普通に学習すれば取れる資格です。1級は大手ゼネコンがやるような金額の仕事でも技術者になれる資格なので難易度は当然1級よりも高くなります。

 

2級は基本的な問題でほとんど過去問がそのまま出題されます。1級は2級と試験範囲は同じですが、問われる内容がより深くなります。1級の方が難易度は高くなりますが、人によっては大して変わりなく感じたり、2級の方が難易度が高く感じることもあるようです。

 

2級は比較的簡単ですが、しっかり対策を取る必要があります。1日1時間の学習を1か月続ければ合格は可能です。1級は多少難しくなりますが、真面目にやれば合格できます。1日1時間を半年ほど続ければ合格できます。

 

試験には学科試験(マークシート方式)と実地試験(記述式)があります。
学科試験については、過去問の繰り返し学習で合格できます。5年〜10年程度の過去問を解いておけば問題ないでしょう。

 

実地試験は、あらかじめ問題を予想して回答を準備しておく必要があります。実地は経験した内容は確実に書けるようにし、後は何度も過去問を解くしかありません。実地については、傾向を読み取り対策を立てることで、合格に近づくことができます。ある程度出題内容を予想する必要もあります。

 

実務の記述式は普段の仕事で触れていなければ合格は難しいです。あくまでも自分の経験により記述するのが原則ですが、自分の施工管理が当たり前だと考えず、今自分がしているレベルの仕事よりも一つ上が正解です。

完全な独学よりも通信講座がおすすめ

土木施工管理技士は専門性の高い試験になりますので、予備知識がない場合、人によっては資格取得に時間がかかります。確実に合格したい人は、通信講座を利用するのがおすすめです。

 

1級土木施工経験記述の試験対策には、「出題予想と解答例文」が必要です。本年度の出題を予想し、独自の現場情報に書き換えて、合格点の獲れる解答例文を専門の講師に添削指導してもらうのが理想です。

 

自分では問題点に気付かないので第三者に文章をチェックしてもらう必要があります。会社の先輩で1級合格者がいれば添削してもらうのも良い方法です。

 

しっかり対策しなければ合格はできません。対策はしっかりしてるのに、作文が苦手でなかなか合格できない人もいます。

土木施工管理技士試験情報

試験日

お申込み

【1級】学科:7月初旬、実地:10月初旬

【2級】学科と実地同日:10月下旬
年1回実施されます。

【1級】4月初旬から4月中旬

【2級】4月中旬から4月下旬

受験資格

学歴、取得済みの資格、実務経験年数により細かく定められています。

参考:2級土木施工管理技術検定試験 | 一般財団法人全国建設研修センター
参考:1級土木施工管理技術検定試験 | 一般財団法人全国建設研修センター

試験内容

学科試験(マークシート方式)と実地試験(記述式)がおこなわれます。
【2級】
(1)土木
学科試験:土木工学等、施工管理法、法規
実地試験:施工管理法
(2)鋼構造物塗装
学科試験:土木工学等、鋼構造物塗装施工管理法、法規
実地試験:鋼構造物塗装施工管理法
(3)薬液注入
学科試験:土木工学等、薬液注入施工管理法、法規
実地試験:薬液注入施工管理法
【1級】
学科試験:土木工学等、施工管理法、法規
実地試験:施工管理法

 

合格発表は以下の通りです。
2級:2月
1級:学科8月、実地1月

土木施工管理技士試験に関する詳しい情報は一般財団法人全国建設研修センターをご覧ください。

土木施工管理技士 おすすめ問題集

2級土木施工管理技術検定試験問題解説集録版《2018年版》

土木施工管理技士2級の過去問題集は各社から出ていますが、内容的にはどれもあまりかわりません。

 

その中でもほぼ一番利用者が多いのが地域開発研究の過去問題集です。この本は問題と説明解答まで載っているので使いやすいという評判です。実地以外はこの問題集で十分です。

種類 評価
過去問題集 土木施工管理技士,使える,役に立つ,資格
詳解 2級土木施工管理技術検定過去5年問題集〈’18年版〉

本試験は過去5年〜7年の市販されている問題集で十分対応できます。
地域開発研究の次に利用者が多いのが成美堂です。しかし若干解説が少ない箇所もあります。

 

ちなみに過去問題集の選び方としては問題に解答説明文が付いている本がおすすめです。

種類 評価
過去問題集 土木施工管理技士,使える,役に立つ,資格

 

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