土地家屋調査士が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

土地家屋調査士

不動産登記の専門資格。実は今後有望な注目資格です。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

難関

1年以上

国家資格

業務独占資格

7%

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土地家屋調査士とは

土地家屋調査士の男性

家を建てたときに、その現状をまず法務局に登記するのが土地家屋調査士の主な仕事です。部屋の広さや階数、屋根や建物の構造を登記します。これを法律上、表題登記といい、土地家屋調査士の独占業務です。

 

家の状況を調べてその価値を計算するのが土地家屋調査士の仕事のように勘違いされますが、それは不動産鑑定士の仕事です。土地家屋調査士はあくまでも登記が仕事です。



登記情報

左の図は登記事項証明書です。かつては手書きで登記簿謄本と言われていましたが現在は全てコンピュータで管理されています。実際はもう少し複雑ですが、内容はだいたいこんな感じです。例えば家を例にあげると、家の構造、所有者、抵当権者などが登記されます。家を建築したときはまず最初に家の構造を登記しますが、それを表題登記といい土地家屋調査士の業務になります。黄色の箇所がその表題登記になります。それ以外の権利の登記と呼ばれる箇所は司法書士の業務になります。

土地の境界

他の業務として土地の境界線の調査、建物の滅失登記なども行います。土地の境界線を明確にし、境界標という写真のような杭を埋めるのも土地家屋調査士の仕事です。

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

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土地の境界紛争や建物の相続が今後多く予想される中、司法書士に並ぶ不動産登記のスペシャリストとして土地家屋調査士は狙い目の国家資格です。あまり知名度もなく、受験生も年間1万人をきっているようなマイナーな資格ではありますが、家を建てたときの登記は土地家屋調査士の独占業務でもあり、土地の利用状況を登記する公共の仕事も多くあります。

 

開業者の平均年収も高く、仕事は安定してあります。最近では、土地の境界をめぐるトラブルの解決に土地家屋調査士が係ることも多く、今後も需要が見込める国家資格です
筆者であるぼくはこの資格を取得し、現在開業に向けて準備中です。


土地家屋調査士の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

土地家屋調査士の仕事には土地の測量も多くともなうため、測量の道具が必要となります。初期投資が必要となり、器材を揃えるのに新品で200万程度は必要なようです。図面を書くのにパソコンが必要となるため、情報機器も使いこなせる必要があります。ただ、いきなり新品を購入するのではなく、中古品やリースにすれば月々の支払いを抑えることもできます。自宅を事務所にすればその分経費もかかりません。

 

初期投資が必要だということは、設備を持っていないと誰にでも簡単に参入できないのと同時に、設備を持っていれば仕事ができるという特権でもあります。

実は狙い目の国家資格、需要増が見込まれます

 

あまり世間的に馴染みのない資格なので、受験生も多くありません。しかし開業者の平均年収は1000万円を超えているとも言われており、狙い目の国家資格です。宅建、行政書士などの不動産に関連する資格をあわせて取得すれば、かなり有望な資格です。

 

土地家屋調査士に合格するためには

難関というほどでもありません。未経験者でも合格できます。

試験には午前の部午後の部があります。午前の試験は測量士補、測量士、1級建築士、2級建築士の有資格者は免除されます。午前の試験は一般的にかなり難しく、測量士補は比較的取得しやすい資格なのでほとんどの受験生は測量士補を取得して午前の試験の免除を受けます。例年2月初旬が測量士補の願書受付で、試験日は5月下旬、合格発表は7月初旬です。土地家屋調査士の願書提出後に測量士補の合格発表があるのですが、測量士補の合格通知を提出すれば午前の試験が免除になります。

 

さらに午後の部は多肢択一式(マークシート:民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士調査士法1問)と記述式問題(土地と建物の申請書の作成と作図)があります。この試験の特徴として、本試験に作図の出題があります。作図といっても本格的な建築図面ではなく、あくまでも見取り図程度の作図です。その作図にはsin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)の数学の知識が必要です。作図の方法は決して難しいものではなく、一度お手本を見せてもらえば誰にでもできます。練習を繰り返せばそんなに難しくはありません。ただ、作図の教材が市販されていないため、通信講座のDVDで学習するか、予備校の作図講座を受講するか、作図について書かれた書籍で学習する必要があります。

 

関数電卓

一般の電卓とは違う写真のような関数電卓も使いこなせなければなりません。一見すると高度な知識が必要なように思われますが、座標の入力が中心なのでそんなに難しものでもありません。スマホに慣れた方なら大丈夫です。代表的な機能を覚えればすぐに使えるようになります。仮に中学の頃の数学が苦手であったとしても、練習すれば問題のない内容です。高度な数学の知識までは要求されません。ぼくは未経験で不動産の知識ゼロ、数学も苦手でしたが合格できました。

 

あまり電卓や消しゴム、ボールペンにこだわらないこと

試験会場へ行くと、まず驚いたことがあります。試験に必須の関数電卓をほぼ全員が2台持ち込んでいるんです。壊れたときや電池切れのための予備用ということで常に2台持っているのは受験生の常識だということでした。しかも電卓の画面を見やすくするために電卓の背面に木片のようなもを貼って傾斜をつけている人がほとんどでした。
まわりの受験生は最新式の高そうな電卓を持っていましたが、ぼくはという旧式の安っぽい関数電卓で、しかも持っているのは1台だけでした。おそらく電卓1台だけという受験生は周りを見渡してもぼくぐらいだったと思います。

 

そんな光景を見て、かなり不安になったんですけど、電卓が急に壊れることもないでしょうし、性能もそんなにかわらないだろうし、道具で合否が決まるわけではないですからね。道具ばかりにこだわっている人達ばかりなんだと自分に言い聞かせて落ち着くようにしました。

 

試験が終わってから土地家屋調査士の情報誌を見て知ったんですが、やはり受験生には道具にこだわる人が多いとのことです。作図には、ボールペン、消しゴム、電卓などが必要なんですが、ボールペンのメーカーにこだわって、ペン先が3mmがいいとか、5mmだとか、消しゴムはドイツ製がいいなどと毎日のようにお店で書きやすいボールペンやキレイに消せる消しゴムを探している人もいるそうです。そういう人は不安で自信がないんでしょうね。試験直前に問題集を買いに書店へ行った中学生の頃を思い出します。そんな時間があれば作図の練習をした方がよほどマシです。
ボールペンは、日本製のuniボールペンで問題なく使えますし、消しゴムは100円ショップで売っている三菱製でも全く問題なく使えるどころか、非常によく消せました。ドイツ製の消しゴムなんて全く必要ありません。
あまり道具にこだわりすぎない方がいいですね。出来上がった図面に大差はありません。ボールペンで書いて間違っていたとしても訂正する方法はあります。電卓も関数電卓として一般的な性能を備えたものであれば問題なく使えます。

土地家屋調査士試験情報

試験日

お申込み

例年筆記試験は8月の第4日曜日。口述試験は11月上旬の平日に行われます。

5月下旬頃から6月初旬にかけて

受験資格

受験資格はありません。どなたでも受験できます。

試験内容

筆記試験と、その合格者のみを対象とした口述試験に分かれています。口述試験は本人確認の面接のようなもので、ほぼ100%合格できます。
  • 択一:不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項(不動産登記法/民法他計20問)
  • 書式:土地1問、建物1問

午後の部試験では「不動産登記法」を中心とする法律知識を問う問題が、午前の部試験では測量知識を問う問題が出題されます。いずれの試験も多肢択一式の問題と記述式の問題から構成され、記述式の問題では、電卓や定規を用い、土地・建物の形状を作図したり、面積の計算を行います。ほぼ70%の正解で合格となります。

合格への第一歩、まずは無料の資料請求から

いろんな講座を比較検討することもできます。

資料請求

ポイント土地家屋調査士試験合格サイト 東京法経学院
ポイントLEC東京リーガルマインド資料請求(無料)

習い事・通信講座・通学講座を探してまとめて資料請求できます。

 
 ※使える講座の情報が多くあります。

土地家屋調査士 おすすめの講座

土地家屋調査士受験といえば東京法経学院です。ずっとこの資格を看板教材として扱っているだけあってモノが違います。テキストの質の高さ、万全のサポート、どれも他の追随を許さない内容です。実は合格者のほとんどはなんらかの形で東京法経学院の教材を利用しています。

 

土地家屋調査士の一次試験に合格すると二次の面接があります。その際、受験者は面接の前に同じ部屋に一旦集められますが、ほとんどの受験生が東京法経学院の受講生だったのを覚えています。

 

ぼくは2回目の受験で合格できましたが、一年目はユーキャンの通信講座の教材を利用しました。しかしユーキャンの教材は内容が初歩的すぎて、とても合格が狙えるようなものではありませんでした。2年目に東京法経学院のテキスト、問題集にすべて買い換えて、模擬試験も利用して合格することができました。

 

東京法経学院の教材はレベルが高く、本試験合格のために必要な万全の試験対策を受講生に提供しています。ここの会社の教材、講座は若干値段が高めですが、それなりの価値は十分にあります。本気で合格を目指す方には東京法経学院を強くおすすめします。LECや早稲田予備校の模擬試験も受験したことがありますし、TACの教材も詳しく見たことがありますが、やはり東京法経学院が一番です。模擬試験も内容全然質が違います。合格者が保証します。

 

下矢印こちらから受講申し込みができます。東京法経学院

 

LEC、早稲田予備校なども土地家屋調査士の講座がありますが、正直なところやめた方がいいです。ユーキャン?論外です。

土地家屋調査士 おすすめテキスト・基本書

調査士合格ノート〈1 上〉不動産登記法編―総論、表題部所有者、土地 (調査士シリーズ 1A)

 

東京法経学院は昔から土地家屋調査士の受験指導を中心とした受験予備校であり出版社です。さすがに看板講座だけあって試験対策は万全で、レベルの高さは一級品です。ぼくは当初ユーキャンのテキストを使っていたんですが、途中からこちらのテキスト、参考書に全て買い換えました。実際に土地家屋調査士試験に合格された方の大半が東京法経学院で講義や答案練習会を受けておられます。このテキストは土地家屋調査士試験の合格を目指す人には必携の一冊です。要点も分かりやすくまとめられておりおすすめの一冊です。 テキストはT(上、下)とUに分かれていて、3冊で全基本書が揃います。
種類 評価
テキスト 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格
調査士合格ノート〈1 下〉不動産登記法編―建物、区分建物、申請書様式 (調査士シリーズ 1B)
土地家屋調査士とは | 本当に役立つ資格、全く役立たない資格 合格ノートTは上下に分かれており、そのうちの「下」の分です。土地家屋調査士のテキストは受験生が少ない分、やはり需要が少ないので若干値段は高めです。内容のレベルも高く、必要な情報は全て網羅しています。文句なしでおすすめのテキストです。
種類 評価
テキスト 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格
調査士合格ノート〈2〉民法・調査士法編 (調査士シリーズ 2)
東京法経学院の土地家屋調査士受験用テキスト全3冊のうちの1冊で、民法と土地家屋調査士法のテキストです。民法初学者向けに用語の解説があり、根拠となる民法の条文も全て記載されています。解説が細部まで行き届いてはいますが、専門的な難しい表現も多く、初学者にとっては少しレベルが高く読むのが苦痛かも知れません。民法は出題が3問なので、もう少し簡単なテキストの方がいいかもしれません。
種類 評価
テキスト 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格

土地家屋調査士 おすすめ問題集

調査士書式合格演習ノート〈1〉土地編 (調査士シリーズ 3)

※この本は、現在品切れとなっています。最新版が出ましたらこちらに掲載しますが東京法経学院に直接問い合わせた方がよさそうです(2017年02月10日現在)。
ポイント土地家屋調査士試験合格サイト 東京法経学院

種類 評価
問題集 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格
調査士書式合格演習ノート〈2〉建物・区分建物編 (調査士シリーズ 4)

 

東京法経学院の演習用問題集です。基礎から応用まで最近の出題傾向をすべてカバーしています。そのため初学者から実力者まで充分学習ができる内容となっており、受験生におすすめの問題集です。この問題集をまずは繰り返して学習することによりかなり書式の実力がつきます。
種類 評価
問題集 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格
楽学土地家屋士 記述式セミナー 3訂版 (楽学シリーズ)
「楽学」というと一見簡単な入門書の様な本のタイトルですが、中身はかなり高度な問題が多く、資格学校の問題集と遜色無い内容です。レベルも高い良質な問題が多く含まれた記述式問題対策のための予想問題集です。土地・建物・区分建物の各分野について50問を掲載しており、この一冊でかなり実力がつきます。

ただ、レベルが高い問題が多いので初学者にはあまりおすすめではありません。本試験の1か月前に実力アップのために購入されるのがよいと思います。土地家屋調査士受験問題集の隠れた良書です。

種類 評価
問題集 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格

 

東京法経学院の参考書は発行部数が限られているためAmazonでも購入できないことがよくあります。こちらから直接購入できますのでご利用ください。
ポイント土地家屋調査士試験合格サイト 東京法経学院

土地家屋調査士 おすすめ参考書

Q&A 表示に関する登記の実務〈第1巻〉登記手続総論・土地の表題登記・分筆の登記
実際に土地家屋調査士とはどんな仕事をしていて、どういう問題があってどう解決しているのかを知りたくてこの本を1巻から5巻まですべて読みました。

土地家屋調査士の本試験では作図の出題がありますが、最近の出題傾向として、実務に即した問題が出題される傾向にあります。この本には実務でよく出てくるような内容が盛り沢山掲載されており、そして実際にこの本に掲載されている内容から過去に出題されたことが何度かあります。この本から出題しているのではないかというぐらいです。ただ、一冊の値段が高いので、ぼくは図書館で借りて読みました。よほど大きな図書館でないと置いてないと思います。あくまでも参考程度に。
1巻から5巻まであります。

種類 評価
実務に関する参考書 土地家屋調査士,使える,役に立つ,通信講座,資格

 

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