心臓マッサージの練習

 

「赤十字救急法救急員」ってご存知でしょうか?

 

日本赤十字社が実施する講習会において、人工呼吸や心臓マッサージの方法、AEDを用いた除細動、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などの「赤十字救急法」を受講すると、赤十字救急法救急員として認定されます。

 

今回は、その赤十字救急法救急員について紹介します。

 

赤十字救急法救急員になるには講習会を受講する

 

簡単に言うと赤十字救急法とは、けが人や急病人を正しく救助し、医師または救急隊などに引き継ぐまでの救命手当及び応急手当の方法です。

 

そして、この赤十字救急法を学ぶためには、各都道府県にある日本赤十字社の支部が行っている講習を受講しなければなりません。

 

講習を受講して、しっかりと理解すれば赤十字救急法救急員として認定されます。

 

講習会は、基礎講習と救急員養成講習の2種類

 

赤十字救急法救急員として認定されるには講習会を受講しなければなりません。講習会には基礎講習と救急員養成講習があります。

 

基礎講習では、傷病者の観察の仕方および一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた除細動、気道異物除去)等救急法の基礎について4時間学びます。

 

救急員養成講習は、救急法基礎講習修了者のみが受講できますが、内容はさらに実用的で、急病の手当、けがの手当(止血、包帯、固定)、搬送および救護について10時間学びます。

 

基礎講習と救急員養成講習を受講すると、修了者には受講証が交付されます。

 

そして最終日の筆記試験および実技試験に合格すれば、日本赤十字社より救急法救急員として認定証が発行されます。認定証の有効期間は5年です。

 

受講料は3,200円と格安

 

受講料は、基礎講習が1500円、救急員養成講習が1700円です。合計3,200円でともに教材費を含んでいますから値段的には格安ですね。

 

余談ですけど、日本赤十字社が主催するこの講習会、都会ではずっと予約殺到状態が続いているようで参加するのも大変です。

 

取得するのにお金ばかりかかって役に立たない民間資格が多い中、この赤十字救急法救急員はとっても低料金です。しかも内容のある講習会です。

 

万が一の時に人の役に立つ可能性もあります。学習した知識は人命救助につながります。

 

防災士の資格を取得よりも何倍も価値がある

 

赤十字救急法救急員は、防災士の民間資格よりも十分に価値はあります。

 

防災士試験を主催する日本防災士機構には社会に貢献するような目立った活動実績はありません。無意味に税金を注ぎ込んで、国と自治体が合格者数ばかり増やし続けているだけです。

 

一方で日本赤十字社は、救急法等の講習、災害時の救護活動・ボランティア派遣などの活動実績は豊富です。日本での献血活動は全て日本赤十字社が手がけています。

 

なんと言っても、防災士は取得する料金が61,900円と高額です。一人でも合格者を増やし、天下り団体として収益を上げるのに躍起になってます。

 

【資格情報】:防災士とは

 

万が一の時に役立つかもしれない知識

 

赤十字救急法救急員として認められたら、日常生活で知識が役立つかと言えば、おそらくそんな機会はほとんどないでしょう。

 

実際の救急現場では一刻を争うような状態です。人命にかかわるようなことはとっさにはできません。

 

けれども、人が集まる多くの施設にAEDが設置してある世の中です。基礎講習で学んだ知識が活かせる可能性はあるかもしれません。

 

自宅で身内の誰かが急に倒れたら、手際よく搬送および救護ができるかもしれません。

 

万が一の時に活かせるかもしれない知識を備えた人、それが赤十字救急法救急員なんです。

 

就職や転職に活かそうなどと考えないこと

 

赤十字救急法救急員について紹介するサイトや本を見ると、ほとんどが「民間資格」として紹介してます。

 

中には、履歴書に書けば就職や転職が有利になるとかならないとか・・・就活前に取っておきたいとか・・・

 

でも、そんなくだらないことどうでもいいと思います。赤十字救急法救急員の講習会に通って、それで就職や転職に活かそうなんて考えること自体間違っています。

 

当然ですけど、就職や転職の役には立ちません。全く意味はありません。というか、そんな考え方をする人は受講しない方がいいです。

 

日本赤十字社も、この講習会を通して利益を上げようなんてことは全く考えてないはずです。社会的な貢献という面が強く、誰でも参加できるような金額設定にしています。

 

資格商法的に儲けようと思ったら料金はもっともっと高くなるはずです。

 

赤十字救急法救急員に認証されるということは、万が一のために身につけておけば役立つ可能性があるかもしれないという知識の証明なんです。

 

ひょっとしたら人命救助につながるかもしれない、そんな技能です。

 

赤十字救急法救急員は、資格や検定試験なんて考えない方がいいです。就職や転職に活かせたらなんて考えるのはもっての他です。

 

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