薬膳スープ

 

日本には資格・検定と呼ばれるモノが一体どれくらいあるのか・・・800とか1000とか1500とか言われて言われてますけど、正確な数はもちろん不明です。

 

個人でテキトーに作っても立派な資格・検定試験ですからね、実態なんてわかろうはずがありません。

 

民間の検定試験が次から次へと雨後の竹の子のように出てきます。

 

香港薬膳スープインストラクターらしき資格ができたらしい

 

『香港薬膳スープインストラクター資格取得講座』新規リリース! -(2019/12/26)PR TIMES

 

通信講座・教育の開発運営提供を手がけている株式会社キャリアカレッジジャパン(本社:広島県広島市、代表取締役社長:横田正隆)は、「香港薬膳スープインストラクター資格取得講座」を新規リリースしました。香港在住の日本人講師監修のもと、わずか3ヶ月の学習で、「スグに!おいしく!簡単に!」誰でも香港薬膳スープを作れるようになるうえ、中医学の知識も身につきます。講座修了後には「香港薬膳スープインストラクター」資格試験を受験でき、資格取得後には料理教室の開校やセミナーを開催するなど、幅広く活躍できます。

 

香港薬膳スープインストラクターの民間資格ということですが、いろんな資格を思いつくもんですね。感心します。

 

こういった女性をターゲットとした資格というのは、「インストラクター」と付ければ受講生を集めやすいようです。

 

仮にもインストラクターですから、上から目線的に講師になって、人の上に立ったような気分を味わえます。「先生」なんて呼ばれたらそれだけで自己の欲求を満たせそうです。

 

もちろん知識や経験が伴っているかどうかは別にしてですけど。

 

これが「香港薬膳スープ検定」なんて資格名称だったら、女性はあまり魅力を感じないと思います。

 

キレイと元気が手に入って、セミナーの講師にもなれるらしい!?

 

香港薬膳スープインストラクターの受講生募集の誘い文句として

 

  • 香港美人に学び、簡単においしくキレイと元気を手に入れる。
  • 資格取得後には料理教室の開校やセミナーを開催するなど、幅広く活躍できます。

 

なんて、女性にとって魅惑的な文字が並びます。

 

キレイと元気が手に入って、さらにセミナー講師として活躍できたらカッコいいですよね!理想的な資格です

 

で、肝心の香港薬膳スープインストラクターの教材内容と受講料ですけど、一括払いで46,000円(税別)、WEB申し込みなら10,000円割引ということなので、実質的には36,000(税別)です。

 

教材の内容は、テキストを中心とした各種サポート

 

36,000円も支払えばさぞ立派な薬膳の材料一式をもらえるかと思えば、それは違います。

 

教材の内容としては以下の通りです。

 

  • 学習ガイドBOOK
  • テキスト3冊
  • 身体が喜ぶ 香港薬膳スープ&お粥レシピ集1冊
  • キャリカレノート1冊
  • 添削問題1冊
  • 映像講義

 

学習サポートの内容としては

 

  • 700日間長期学習サポート(約2年間)
  • 無料質問サポート
  • 添削指導サポート
  • 応援メールサポート
  • 就・転職サポート
  • 開業支援サービス

 

700日間無料で質問に応じてくれるようです。果たしてここまで続ける人がいるのかどうか・・・

 

そして、気になるのが「就・転職サポート」です。この資格でどこか大手の会社の正社員として採用されれば十分に資格としての価値があると思いますけど、そんなにうまくはいかないでしょうね。

 

どれくらいの「就・転職サポート」があるのかは主催者サイトでは詳細不明なので、ここでは言及しません。想像で書くのは止めておきます。

 

ちなみに、同様のサポートを提供しているユーキャンの「就活サポート」は以下の通りです。

 

参考:これがユーキャンの就活サポートの正体だ!

 

こういった民間資格は、お金を払って取得する意味をよく考えて

 

香港薬膳スープインストラクターの標準学習期間は3か月です。

 

試験は自宅でテキストを見ながら解答できるので、ほぼ100%合格できると言ってもよいでしょう。

 

なんと、受験料は5,600円(税込)します。受講料とは別なんですね。

 

こういった資格というのは、あくまでも自己満足の趣味の検定試験です。就職や転職には役立ちません。

 

もちろん全ての民間資格を否定する気はありません。効率良く学習できて、教養が身に付けばもちろん素晴らしいことです。

 

大切なお金と時間をかけて受講する際はその点をよく考えてください。

 

ぼくなら36,000円で高級食材を買って高級スープを作るか、高級レストランで一流のシェフが作ったスープを楽しみますけどね。