書籍

 

yahooを利用しているとやたらと宣伝で画面に勝手に出てくるこの本。どうせこの手の本は・・・ってことでとても買う気にはなれないので図書館で借りて読んでみました。

 

万が一内容が秀悦で参考になれば、その時は改めて買えばいいです。

 

読んだ感想としては、想像通りでくだらない内容でした。全くおすすめしません。

 

よく考えられたタイトルはおじさんのハートをわしづかみ

 

そのタイトル名は『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』。

 

仕事でぱっとしないおじさんが、簡単に取れそうな資格で人生一発逆転!そんな夢を抱かせてくれるようなタイトルはおじさんのハートをくすぐります。

 

それに、一世を風靡した「ナニワ金融道」のタッチを真似したイラストは、この本のタイトル通り「おじさん」の目を引きます。

 

「オレでもなんとかなるんじゃないか、地味で簡単そうな資格で稼げるかも!」そんな想像がちょっとだけ膨らみます。

 

しかし、その中身は「資格ガイド本」にも及ばないような薄っぺらな資格紹介本そのもの。

 

冴えないおじさんでも、きっと読み終えたらそんな感想を抱くでしょう。せっかく買ったけど無駄だったなぁ、みたいな。

 

なんと言うか・・・全体的に漠然としています。とにかく漠然としていて具体的に稼ぐイメージが全く湧きません。

 

つまり再現性に乏しいということです。

 

社会保険労務士を取得しておじさんが稼ぐ???

 

概要はというと、分かりやすく端的に解説するとこんな感じです。

 

冴えないおじさんが、社会保険労務士という国家資格を取得して、事務所を開いて営業して稼ぐ!

 

まぁ、一読された方ならおそらく異論はないと思います。

 

で、一応読んでみたんですけど、どうでもいいような内容ですね。内容がペラペラ・・・文字通り地味です。

 

まぁ、ほんの少し夢は抱かせてくれそうですけど、稼げないと思います。ちょっとした資格紹介本程度の内容です。ガッカリです。

 

全300ページの概要はこんな感じ

 

本のボリュームは約300ページです。

 

最初の100ページで、行政書士、社会保険労務士、土地家屋調査士についてサラリと紹介しています。こんな資格があるんだよという程度です。

 

そして、管理職経験の無いあるいは少ないダメなおじさんは自覚を持て!みたいな文章がずらずらと。

 

次の100ページで、勉強のやり方、継続して勉強する方法、インプット術、アウトプット術・・・まぁ、ネット上にいくらでも転がってそうな浅い内容です。

 

会社の人には「絶対に内緒」にする

まずは試験に「体を慣らす」

 

とか、超絶どうでもいいような笑っちゃいそうなことが書かれています。

 

読んでいて、ほんと何度も心の中でツッコんでしまいました(笑)。

 

そして、最後の100ページで、営業方法などなど。誰にもひるまない営業力だの、行動力だの・・・について書かれています。

 

社会保険労務士が地味???超人気の難関資格です。

 

だいたい、社会保険労務士を地味な資格なんて言ってますけど、毎年の受験申込者数が5万人を超える「超」人気国家資格です。

 

冴えないおじさんでも簡単に合格できそうに書いてありますけど、そもそも合格率7%台の難関資格です。そうそう簡単に合格できません。

 

他にも行政書士や土地家屋調査士についても紹介していますが、いずれも難関です。やはり簡単には合格できません。

 

地味?どこが?って感じです。まずそこから間違ってます。っていうか本を売るためにそこまでするの?って感じです。

 

簡単に「営業して稼ぐ」なんて書くなよ!

 

それに、仮に社会保険労務士に合格して事務所を開いて稼ぐにしても、一番重要なのは営業力です。

 

営業成績もぱっとしない冴えないおじさんが一番苦手な分野が「営業」です。

 

「営業して顧客を見つけて稼ぐ!」なんて簡単に書くなよ、ホント。

 

少しだけ根性論的に書いてますけど、もっと具体的に書いてほしいですね。そうであれば参考になるんですけどね。

 

私なら、本音でこう表現します。

 

営業成績も抜群で優秀なおじさんであれば、難関の社会保険労務士に合格して、営業力と人脈を活かして会社を辞めて独立して稼ぐ!

 

これなら分かります。けれど、本は売れないでしょうね。

 

買ってまで読む価値ナシ!

 

全般にわたって、お決まりの意識改革みたいな話しも目立ちます。

 

冴えないはおじさんというのは、今までの生き方の結果がいまの姿であって、資格を取得して開業して年収アップなんて現実離れしています。

 

既に社会保険労務士や行政書士の資格を取得して開業したけど全然儲からないと嘆いている人、あるいは合格したけど事務所を開く自信がない人などが読んでもあまり参考にはなりません。

 

それは、漠然とした営業テクニック(テクニックとも呼べません)について書いてあるだけで、具体的な手法などは一切書かれていないからです。

 

もっと説得力のある内容であれば少しは役に立つんでしょうけどね。

 

とにかく売って「出版社が儲けるためだけに書いた」っていう後味の悪さだけが残ります。

 

興味のある人は、図書館で借りて読んでみてください。購入はおすすめしません。

 

読むだけ時間の無駄ではありますけどね。

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