考えこむ女性

 

私が以前、資格取得に関する相談業務をしていた頃の話しです。

 

相談と言っても「本当に役立つ資格、全く役立たない資格」のサイトからメールによる質問をいただき、それに回答するというだけなんですけどね。もちろん無料です。

 

ある時、「高卒20代女性・現在ワケあって無職・何か資格を取得して正社員として働きたい、何がおすすめか?」という問い合わせをいただきました。

 

私は迷わず「あたななら公務員を目指すのがおすすめです」と返答しました。

 

どうやら彼女は、医療事務とか登録販売者などの資格取得を考えていたようで、意外な回答に驚いた様子でした。

 

誰でも取れる程度の資格じゃ人生なんてそうそう変わらない

 

公務員試験って資格試験じゃないですから、厳密に言えば質問に対する返答としては少しズレています。返答としては的確じゃないです。

 

けれど質問された女性は、資格を取得して今後の人生を軌道修正してまともに稼げるようになりたい、ちゃんとした企業へ就職して生きていくのに十分なお金を稼ぎたい・・・そういう思いであったのは間違いないはずです。

 

そこで、その思いに答えられそうなのが「公務員試験」だったということです。

 

今までの人生をを軌道修正して、まともに稼げるようになるには、その辺りに転がってる程度の民間資格や国家資格じゃほぼ無理です。

 

医療事務のような民間の検定試験など取得しても無意味です。就職や転職が有利になるなんてことはありません。

 

言い方が悪いかもしれませんが、高卒で現在無職・・・正社員として就職と言っても現実は厳しすぎます。恐らく待っているのは派遣やバイトといった働き方です。

 

メールの文章からも真面目で前向きな女性だということは伝わってきました。そんな彼女であれば正しい目標さえ見つかればそれに向けて努力するだろう・・・そう判断した上での回答でした。

 

彼女は、自分の視野が狭かったと言い、正しい目標が見つかったようで少し晴れ晴れしたような感じでした。明日にでも公務員試験のついて調べてみるということでした。

 

自称「資格アドバイザー」がこんな返答していては身も蓋もないんですけどね。でも本人のことを考えると、これが一番の回答だったと思います。

 

30代前半くらいなら公務員試験を受けられる

 

東京都庁の全景

※写真は東京都庁です。

 

公務員試験といっても誰でも受けられるワケではなく、多くの自治体では年齢制限を設けています。高卒程度の試験と大卒程度の試験でも年齢制限の条件は異なります。

 

ただ、最近は年齢制限が緩和される傾向にあり、30代前半でも受験できる自治体も増えています。年齢制限無しという自治体も存在します。

 

公務員試験の良い点は、機会均等だということです。

 

あまりレベルの高くないFラン大学卒でも、底辺に近いような高校しか卒業していなくても試験は同じです。公務員試験は極めて公平なんです。

 

自治体の数は1つや2つじゃないですから、タイミングさえ合えば複数受験も可能です。

 

2年間公務員試験の勉強に打ち込んでみては?

 

ただ漠然と何か資格を・・・と考えているだけであれば公務員試験も検討されてはどうでしょう?

 

合格すれば、よほど不祥事を起こさない限り定年まで勤められます。毎年確実に昇給して賞与ももらえます。

 

20代であればまだまだやり直しは可能です。難関というわけでもないので、その気になって勉強すれば2、3年で合格できるはずです。

 

公務員試験って、年齢条件さえクリアできれば人生一発逆転を狙う最も現実的な手段です。

 

自分の人生を変えて、しっかりと稼いで自立した人間として生きていくために2年間公務員試験の勉強に打ち込むのも悪くはないです。

 

人生をやり直そうと真剣に考えているのであれば、くだらない民間資格などに頼っても無意味です。

 

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