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2018年の高校野球は盛り上がりましたね。
一番の主役は金足農業の吉田輝星選手だったかもしれませんが、大阪桐蔭高校の根尾昂(あきら)選手もやはり話題の中心でした。
そして、根尾選手は、昨年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名され入団しました。
最近テレビで連日のように練習風景が放映されているのでご存知の方も多いでしょう。
もくじ
根尾選手は月に20冊以上の本を読むという超読書家
岐阜県出身の根尾選手は、両親は医者で、中学の頃から成績優秀、かつてスキーの全国大会で優勝したこともあるそうです。
そして、彼の経歴や人間性を紹介する中でも、「意外性」みたいな感じで報じられているのが、読書家という一面です。
読む本の数も、内容にも驚かされます。
まず、月に20冊ほどは読んでいたと聞きますから驚きです。
20冊!信じられません。ぼくも本は読む方だと思いますけど、それでもよく読んで月に3冊程度です。正直言って読まない月もあります。
野球部って寮生活ですからね、練習だって遅い時間までしてたと思います。そんな中で読書を続けるなんて、一体どういう精神の持ち主なんでしょうか。
ぼくならきっと、練習が終わって、ご飯を腹いっぱい食べて、風呂に入って、テレビをなんとなく見ながらベッドでゴロゴロしていたらそのまま寝ちゃったぁ・・・勉強?いいやそんなの。プロ行きたいもんね!
って生活が目に見えてます(笑)。
読む本がこれまた驚愕(汗)、高校生の読む本じゃないよ
しかも、読む本がこれまたすごい。
野球部ってことで、スポーツ選手のノウハウ本とか、かつて活躍したスポーツ選手の伝記や、ちょっとした時代小説程度かと思ったんですけど、いやぁ~これがまたビックリな内容・・・
愛読書の一冊が、1916年に発行された「論語と算盤」???著者は渋沢栄一?
あっ!なんか聞いたことある、たしか澁澤倉庫っていう会社を作った人でしょ!
恥ずかしながらぼくの知識はこの程度でした。
渋沢栄一は、幕末から昭和にかけて活躍した日本における近代資本主義の父です。この本はビジネス人の必読書ともいわれいて、人を磨くことと利益追求を両立させるという考え方を世の中に伝えた作品だということです。
さらには「思考の整理学」も愛読書の中の一冊???東大生や京大生によく読まれてる本らしいです。
全然聞いたこともありません。そんな本知りません(笑)。
インタビューで根尾選手は、
- 質の高い勉強をすると集中力が高まる。それが勉強や野球に生きている。
- どこに一番があるか分からない。できることは全部やった方がいい。
と答えています。
ちなみに彼は「論語と算盤」に多大な影響を受けているそうです。
・・・・・・根尾くん、君は本当に高校生?(2月11日現在彼はまだ高校生です)
お父さんが毎月20冊ほど送ってくる本を読み漁っていたそうですが、お父さん・・・エラい大人っぽい本を送っていたんですね。
根尾選手は、テレビを見ないらしい。
彼は、2019年2月現在、沖縄の読谷(よみたん)で中日ドラゴンズのキャンプに参加しています。宿舎は地元のホテルです。
彼は、宿舎でテレビを見ないそうです。
この内容が記事として紹介されていたワケではありません。練習のない休日に、彼が他の選手に、レストランかどこかで、「テレビ見ないんで」とサラッと言ったようです。
どこか忘れましたが何かのコメント程度で書かれていました。
テレビ見ないって、これまた驚きですね。
ぼくの理想を既に高校生のうちから実践している根尾選手
ぼくもやっぱり同じように、
- できるだけ本を読む
- くだらないテレビはみない
この2点を心がけていて、なんとか最近になって無理せず実践できるようになりました。
18歳の根尾選手は、既に実践しています。彼は、本を読むことも、テレビを見ないことも、エラそうに自分を持ち上げるために言ってるワケでもありません。あくまでも自然体です。
しかも、生意気な感じもありません。誰に対しても謙虚です。常に礼儀正しく、変な作り笑顔もありません。
ホント、かっこいい青年ですね。
ずっと彼はぼくよりも年下ですけど、彼の人間性は見習いたいです。