パソコンと鍵

 

情報セキュリティマネジメント試験とは、平成28年度春期試験から始まった新しい情報処理技術者試験の1つです。

 

1年に2回、春期(4月)と秋期(10月)の試験がありますが、まだ6回しかおこなわれておらず、合格率もまだまだ高水準で推移しています。

 

興味のある人は是非チャレンジしてみてください。れっきとした国家資格です。文末でおすすめの参考書も紹介しています。

 

関連ページ:情報セキュリティマネジメントとは | 本当に役立つ資格、役立たない資格

 

情報セキュリティマネジメント試験とは?

 

急速なインターネットの普及にともなって、情報セキュリティへの関心が年々高まっています。

 

情報漏えいを防ぐため、会社のパソコンは一切持ち出し禁止!USBポートは使用禁止!などと多くの会社で独自のセキュリティ対策を実施しています。

 

しかし、肝心な利用者の意識が低くては、セキュリティ対策にも限界があります。

 

そこで、「IT技術によるセキュリティ対策」を行うだけでなく「人材によるセキュリティ対策」をおこなうのを目的として創設されたのが、情報セキュリティマネジメント試験になります。

 

情報セキュリティマネジメントはITパスポートの上位資格

 

ITや情報機器の使用に関する入門的な資格といえば、国家資格でもあるITパスポートです。ITパスポートは知名度もあるので、就活を控えた文系の大学生に特に人気があります。

 

新しく誕生した情報セキュリティマネジメントはITパスポートの上位資格になります。もちろん国家資格です。

 

ITパスポートと聞くと、なんとなく初心者感が拭えませんが、情報セキュリティマネジメントと聞くと、なんとなく専門家っぽい感じが漂いますよね。

 

情報セキュリティマネジメントは始まったばかりで合格率が高い

 

情報セキュリティマネジメントの合格率

 

上の表を見てください。これまで実施された情報セキュリティマネジメント試験の応募者数・受験者数・合格者数・合格率です。

 

平成28年に試験はじまりましたが、当初はナント88%という驚異の合格率でした。

 

88%!もはや名前さえ間違えずに書いて、マークシートを埋めさえすればほぼ合格できるレベルです。

 

上位の情報系の資格を持っている人が多く受験したため合格率が高かっただけ、という意見もありますが、それでも高い合格率です。

 

そして毎回少しずつ合格率は低くなり、直近の平成30年度秋季試験は46.3%になり、50%を切りました。

 

ITパスポート<情報セキュリティマネジメント という位置付け

 

試験を実施している通商産業省は、情報セキュリティマネジメントの難易度のランクを基本情報技術者と同じスキルレベル2と認定しています。ITパスポートはスキルレベル1ですから、上位の資格という位置付けです。

 

つまり、

 

ITパスポート<情報セキュリティマネジメント

 

という難易度のはずです。

 

このまま情報セキュリティマネジメント試験の知名度が高くなり、受験者数も増えれば年々合格率は下がって、最終的には基本情報技術者と同じ22%程度に落ち着くと思われていました。両方ともスキルレベル2で同じですから。

 

受験者数が伸び悩んでいるので、まだしばらくは合格率は高いと思われます。

 

けれど、予定していた通りに受験者は増えませんでした。

 

第2回めは受験者数が若干増えていますが、それ以降受験者数は減り続けています。

 

これではいけないということで、平成30年秋期に合格率を多少上げたところ、翌年は受験者数が少しだけ増えました。

 

当分の間、受験者数を増やすために合格率はあまり下げないのではないでしょうか?つまり試験自体も急激に難しくならないということです。

 

これはあくまでも想像ですけどね。試験を実施している団体である情報処理推進機構も、受験料収入が減っては困るはずです。

 

合格率の高い今が狙い時かもしれませんよ!

 

ITパスポート試験に合格した学生、あるいは何か情報系の資格取得を考えている人などは、情報セキュリティマネジメント試験に挑戦するのも面白いと思いますよ。

 

特にコンピュータに関する特殊な知識は必要ありません。ITパスポートに合格した人であれば、もう少し学習すれば合格できます。

 

まったくの初学者でも1か月ほど勉強すれば十分に合格可能です。

 

国家資格を履歴書に書いて、就職・転職に役立てたい人、おすすめですよ。

 

どこまで役立つかは話しは別ですけど・・・

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