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資格試験に挑戦するのであれば、誰でも合格率や合格までに必要な学習時間の目安って気になりますよね。

 

合格率と難易度はある程度は比例します。難易度が高ければ学習に必要な時間は長くなり、合格までに要する日数も増えます。もちろん個人差はありますけどね。

 

応用情報技術者というIT系の資格について調べていたら、合格までに要した時間についてとても気になる書き込みを多数見かけましたので紹介します。

 

関連ページ:応用情報技術者とは | 本当に役立つ資格、全く役立たない資格

 

短期間で応用情報技術者試験に合格!という書き込みがいっぱい。

 

  • 「全くの素人ですけど、応用情報技術者試験に80時間の勉強で合格しました!」
  • 「ITパスポートも基本情報技術者も持ってないけど、1か月程度の勉強で応用情報技術者に合格しました!」

 

なんていう書き込みをいろんなところで見かけます。検索するとズラーッといっぱい出てきます。しかも検索結果の上位に表示されているので、多くの人の目に触れます。

 

書いているのはほぼ同じ人のようです。多くの文章がよく似ていました。あちこちで書いてるのでとっても始末が悪いです。これから受験を考えているような何も知らない人が見たら信じてしまいます。

 

では、どうしてそんな書き込みを頻繁にするのかというと、どうやら教材を販売するのが目的のようなんです。

 

応用情報技術者試験に関するサイトを別に持っていて、そこへ興味がある人を誘導して、教材を売るのが目的です。

 

応用情報技術者は難関の資格、半年以上の学習期間は普通です。

 

実際に、IT業界未経験者が80時間とか1か月のような短期間で、応用情報技術者の試験に合格できるなんてことはまずありえません。

 

そりゃ万が一にも世の中に1人くらいはいるかもしれませんが、みんながそんな短期で合格できるほど簡単な試験じゃありません。

 

難関と言われるような国家資格になると1000時間や1年以上の学習期間なんて当たり前です。初心者が1か月で合格って、MOSITパスポートの世界です。

 

ましてや応用情報技術者試験です。基本情報技術者のさらに上位の資格です。合格率はともに20%を超えるくらいで変わりませんが、そもそも受験生の内容が違います。

 

基本情報技術者の受験者は学生や新人が中心ですが、応用情報技術者は経験豊富なエンジニアが中心です。

 

経済産業省も、応用情報技術者試験は、「大卒程度で3年以上の実務経験者を対象とする」との記載があり、実際に受験生の多くは理工系の大卒で4年~5年以上の業界経験者です。

 

理工系の大学を卒業して、社会人3年目でもあまり合格できない試験ですから、80時間とか1か月というのは明らかに妥当な学習時間とはいえません。

 

短期で合格できたことをアピールして教材を販売するのが狙い。

 

超短期間で取得できるかのような書き込みは教材を売りつけるための宣伝文句である場合がほとんどです。本当は普通の市販の教材と変わらないんですけどね。

 

でも、惑わされてつい購入してしまう人も意外といるんですよね。良識ある人なら騙されることはないと思いますが、何も知らないとつい信じてしまうようです。

 

ホント、こういった誇大広告まがいの表現には注意してください。

 

人より楽して短期で合格しよう!なんて考えず、地道に学習を続けるのが合格する確実な方法です。

 

資格について誇大広告している通信教育の会社は世の中にたくさんある。

 

資格について誇大広告をしている業者が世の中にはたくさんありますからね。ですから、特にその人だけが悪いとはいいません。

 

意味のない民間検定を、さも全国どこでも通用するように宣伝して、高い教材を売っている通信教育の会社はいっぱいあります。

 

そういう意味では組織的に誇大広告をしているユーキャンなんてもっと悪徳かもしれません。

 

甘い言葉に惑わされないようにしましょう。

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