CBT受験って単なる手抜きの試験方法ですよね

問題を解いてパソコンに入力する男性

かつて資格試験といえば、特定の試験会場に受験生が集まって一斉に同じ問題を解く方法が当たり前でした。

最近はパソコンを使ったCBT受験という方法が増えています。

コロナ禍で「3つの密」を回避することが重要視され、CBT受験が増えたそうですけど本音を言うと別の理由があるような気がします。

CBT受験なら、大きな試験会場を借りる費用も立ち会う監督係の人件費も節約できます。

問題を印刷する手間も省けますし、終了後直ちに合否も判定できるので合格証書を印刷してその場で渡すことも可能です。

なんだか単に経費節減が目的の手抜きのような気がしてなりません

CBTで取れる資格と言ってもほとんどが民間の検定試験です。

資格としての価値がそもそもないのでこういう試験方法でも問題ないのでしょうね。

もちろん意見はイロイロとあるでしょう。これはブログ運営者の個人的な見解です。

目次

資格試験といえば、かつては全国一斉受験が当たり前

これまでの資格試験と言えば、全国の試験会場に同時刻に受験生が集まって、緊張感の漂う中で一斉に問題を解く方法が一般的でした。

静寂につつまれた高校や大学の教室や講堂などで、受験票を机の左前あたりに置いて、ただ黙々と試験問題と格闘してマークシートを塗りつぶしました。

平成の中頃までは、おそらくこの紙ベースでの試験が普通だったと思います。

と言うか、これしか試験の方法はなかったんでしょう。

民間の検定試験を中心にCBT受験が普及

CBTとは、Computer Based Testingの略です。つまり、コンピュータを使ったテストの実施方法です。

簡単に言うと、パソコンの画面に次々と出てくる問題に対し、受験生はそれを見て解答するという仕組みです。

解答方法としては、別のマークシート用紙に記入するか、あるいはその場でマウスやキーボードを用いて画面に入力します。

IT先進国のアメリカでは、医師国家試験に導入されているといいますから驚きです。

日本でも民間の検定試験を中心にCBT受験が増えています。

例えば、日本漢字能力検定(2~7級)、MOS、CCNA、シスコ技術者認定、日商PC検定試験などで既に利用されています。

探せばまだまだあります。国家資格(技能検定)では、ITパスポート試験で既に実施されています。

一部の大学では、学生の実務実習前の学力テストで利用されています。

思っている以上にCBTを利用した試験方法は増えているようです。

CBT受験であれば、試験実施のコストを削減できる

パソコンを触りながらメモをとる年配男性

このCBT受験、何が優れているのかと言うと、パソコンがあればいつでもどこでも受験できるという点です。

大きな試験会場を準備をする必要もありません。

試験問題はあらかじめパソコンに用意してもいいですし、ネットで配信してもいいです。いずれにせよ試験問題を印刷する手間が省けるのでコスト削減につながります。

カラフルな図解付きの問題もパソコンなら容易に表示できます。パソコンなら英語のヒアリングも可能です。

受験生にとっては、正解・不正解、合格・不合格もその場で分かるので、次の対策もすぐに立てられます。合格発表の日までドキドキするような緊張感とは無縁です。

と、まぁ、パソコンを使えば手っ取り早くコストを削減して試験を実施できます。

試験の主催者にとってはありがたい仕組です。

試験の信頼性が保たれていない場合もある

CBT受験で気になるのは、カンニングなどが自由にできるのかという点です。

試験によっては当日試験会場で免許証や受験票を提示させて厳格に本人確認を行うようです。

さらに、カンニングなどの不正をさせないために、監督係が何人も立ち会います。

ここまでやればカンニングなどの不正はできないでしょう。試験の信頼性が確保できます。

ただ、本人確認もしないし試験の監督係も不在なんてこともあります。

例えば、駅前のパソコン教室が試験会場だったりすると概ねこんな感じです(全てとは言いません)。

もちろん主催者によります。世間で認知度が高く公共性の高い民間資格であればいい加減な試験は実施しません。

そもそも、会場にテキストや書類など持ち込みが自由という試験であれば、カンニングという概念すらないのでその点は自由です。

受験料の回収から、試験の実施、合格証の発送まで全て丸投げ

例えば、ある検定試験はCBT受験を採用しているんですけど、これがなんと言うか・・・単なる手抜きとしか思えないんです。

試験の申し込みから教材の発送、受験料の回収、試験の実施、そして合格証の発送まで全てCBT方式で完結します。

つまり、ほとんど全てを丸投げなんです。これは完全なる手抜きです。

試験の申し込みはCBTの運営会社のサイトでします。試験会場は主にこのCBTの運営会社と提携しているパソコン教室です。

そのパソコン教室が空いていれば希望の日時を指定して申し込みは完了します。料金の支払いが済めば、指定した日に教室へ出向いて受験します。

問題を用意しておけば、あとはパソコンがランダムに表示

試験の主催者は毎回試験問題を作る必要もありません。試験問題を数パターンか作っておけば、ランダムにパソコンの画面に表示されます。

受験生はあらかじめ用意された試験問題をパソコンの画面を見ながらその場で解きます。

終了後、完了ボタンを押せば瞬時に合否が判定され、パソコン教室のプリンターを利用して結果が印刷されます。

合格なら、何やら合格証らしきモノをその場でもらって終了です。晴れて合格!みたいな感じです。

試験会場を準備する必要もなく、試験監督係を配置する必要もありません。手っ取り早く全国で受験生を募集して、お金を回収して、さっさと受験させて合格証を発行するだけです。

試験の主催者は手間と経費を極限まで省けます。

価値の無い資格試験だからこそ実施できるCBT受験?

ノートパソコンを操作する女性

しかし、こんな試験で本当にいいんでしょうかねぇ・・・

元々受験生を集めて儲けるだけの資格商法的な民間の検定試験であれば問題ないんでしょう。資格に対する責任も薄い、というかほとんどないでしょうし。

公平性を求めるのであれば、少なくとも試験の主催者が会場まで監督係を派遣するのが当然だと思います。

パソコンの前へ案内されて、画面に表示されている「注意事項」を一通り読んで、「どうぞいつでも始めてください」と言われて、スタートのボタンをマウスでクリックして始める程度の試験なんだと思います。

全て解答したら、終了ボタンを押して一瞬にして合否判定・・・「あ!よかった合格だ!」なんて達成感らしきモノを一応は味わえます。

そこには資格試験に対する緊張感などまるでありません。

重要な国家資格であれば、民間に丸投げなんてありえません。試験会場の1つの教室に腕章をした試験監督官が少なくとも3人はいます。受験票を全員分確認して一人一人の顔を顔写真と照合します。

試験の実施方法1つをとってもその資格の価値が見えてきます。受験方法もその資格の価値を判断する尺度のようです。

自宅受験?それは資格試験としては論外です

CBT受験以外で増えているのが「お家で受験」「在宅受験」といった方法です。

医療事務のような「なんちゃって資格」が増えるのと同時に一般的になりました。

まぁ、これは試験として論外ですよね。これじゃ参考書もテキストも見放題、誰に聞いてもいいし、ネットで調べてもいいんですから正解なんて時間をかければ分かります。

不合格になる方が不思議です。

どうでもいいような価値のない民間検定(資格)はこんな受験でもオッケーです。

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