パソコンを操作する女性

 

資格試験には、いろいろな受験方法があります。

 

特に最近はCBT受験といのが増えているようです。利用したことはありますか?

 

ちなみに当ブログの運営者は利用したことありません。

 

資格試験といえば、かつては全国一斉受験が当たり前

 

これまでの資格試験と言えば、全国の試験会場に同時刻に受験生が集まって、一斉に同じ問題を解くのが常識でした。

 

静寂につつまれた大学の教室で、受験票を机の左前あたりに置いて、ただ黙々と試験問題を解いてました。

 

平成の中頃までは、おそらくそれが普通だったと思います。

 

自宅受験?それは資格試験としては論外です

 

その後、医療事務のような民間資格が増えるのと同時に「自宅で受験可能!」なんてふざげた試験の実施方法も出現しました。もちろん今でも普通におこなわれています。

 

まぁ、これは試験として論外ですよね。これじゃ参考書もテキストも見放題、誰に聞いてもいいし、ネットで調べてもいいんですから、正解なんてすぐに分かります。

 

不合格になる方が不思議です。

 

どうでもいいような価値のない民間検定(資格)はこんな受験でもオッケーです。

 

民間の検定試験を中心にCBT受験が普及

 

自宅受験は論外として、最近はCBT受験っていうのが増えてます。

 

CBTとは、Computer Based Testingの略です。つまり、コンピュータを使ったテストの実施方法です。

 

簡単に言うと、パソコンの画面に問題が次々と出てくるので、受験生はそれを見て解答するという仕組みです。

 

解答方法としては、別のマークシート用紙に記入するか、あるいはその場で画面に入力します。

 

IT先進国のアメリカでは、医師国家試験に導入されているといいますから驚きです。

 

日本でも、民間の検定試験を中心に普及しつつあります。

 

例えば、情報検定(J検)、パソコン検定、日本漢字能力検定(2~7級)、MOS、ドットコムマスター、CCNA、シスコ技術者認定、日商PC検定試験などで既に利用されています。

 

探せばまだまだあります。国家資格(技能検定)では、ITパスポート試験で既に実施しています。

 

一部の大学では、学生の実務実習前の学力テストで利用されています。

 

思っている以上にCBTを利用した試験方法は普及しているようです。

 

CBT受験であれば、試験実施のコストを削減できる

 

このCBT受験、何が優れているのかと言うと、まず試験問題を印刷する手間が省けるのでコスト削減につながります。

 

カラフルな図解付きの問題もパソコンなら容易に表示できます。英語のヒアリングもパソコンなら可能です。

 

それになんと言っても、パソコンさえあれば同時にどこからでも受験できるので、大きな試験会場の準備をする必要もありません。

 

受験生にとっては、正解・不正解、合格・不合格もその場で分かるので、次の対策もすぐに立てられます。合格発表の日までドキドキするような緊張感とは無縁です。

 

と、まぁ、パソコンを使えば手っ取り早くコストを削減して試験を実施できます。試験の主催者にとってはありがたい仕組です。

 

受験料の回収から、試験の実施、合格証の発送まで全て丸投げ

 

例えば、ある検定試験はCBT受験を採用しているんですけど、これがなんと言うか・・・単なる手抜きとしか思えないんです。

 

試験の申し込みから教材の発送、受験料の回収、試験の実施、そして合格証の発送まで全てCBTで完結するんです。

 

分かりやすく言えば、ほとんど全てを丸投げなんです。これは完全なる手抜きです。

 

例えば、試験の申し込みはCBTの運営会社のサイトでします。試験会場は主にこのCBTの運営会社と提携しているパソコン教室です。

 

そのパソコン教室が空いていれば希望の日時を指定して申し込みは完了します。料金の支払いが済めば、指定した日に教室へ赴いて受験します。

 

問題を用意しておけば、あとはパソコンがランダムに表示

 

試験問題はあらかじめパソコンに入っているので、試験の主催者は毎回試験問題を作る必要もありません。試験問題を多く作っておけば、ランダムにパソコンの画面に表示されます。

 

受験生はあらかじめ用意された試験問題をパソコンの画面を見ながらその場で解きます。

 

つまり、資格試験の主催団体は、あらかじめ試験問題さえ用意してけば、あとは全て外部委託で完結できるワケです。

 

試験会場を準備する必要もなく、試験監督員を配置する必要もありません。手っ取り早く全国で受験生を募集して、お金を回収して、さっさと受験させるだけです。

 

試験の主催者は手間を極限まで省けます。

 

価値の無い資格試験だからこそ実施できるCBT受験?

 

しかし、こんな試験で本当にいいんでしょうかねぇ・・・

 

元々受験生を集めて儲けるだけの資格商法的な民間の検定試験であれば問題ないんでしょうね。資格に対する責任も薄い、というかほとんどないでしょうし。

 

おそらくCBTの試験会場には試験を監督する人もいないと思います。公平性を求めるのであれば、試験の主催者が会場まで監督員を派遣するのが当然だと思いますけど。

 

パソコンの前へ案内されて、画面に表示されている「注意事項」を一通り読んで、「どうぞいつでも始めてください」と言われて、スタートのボタンをマウスでクリックして始める程度の試験なんだと思います。

 

全て解答したら、終了ボタンを押して一瞬にして合否判定・・・「あ!良かった合格だ!」なんて達成感らしきモノを一応は味わえます。

 

そこには資格試験に対する緊張感などまるでありません。そもそも合格しても何のメリットもない民間の検定試験なんで、こういった受験方法もまかり通るんだと思います。

 

重要な国家資格であれば、民間に丸投げなんてありえません。試験会場の1つの教室に腕章をした試験監督官が少なくとも3人はいます。受験票を全員分確認して一人一人の顔を顔写真と照合します。

 

試験の実施方法1つをとってもその資格の価値が見えてきます。受験方法もその資格の価値を判断する尺度のようです。

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