鏡を見る女性

 

昨日(2019/1/10)のyahooニュースで、『就活現場で「女子の顔採用」は実際にあるのか?』なんていう記事が載ってました。既に読まれた人も多いと思います。

 

出典は東洋経済ONLINEです。参考にしてください。

参考:就活現場で「女子の顔採用」は実際にあるのか

 

可愛い女性、キレイな女性、美しい女性は採用は有利か?という世間への問いです。

 

つまり、顔などの外見で採用することはあるのか?ということです。

 

そんなのあるに決まってるじゃないですか!質問自体がナンセンスです。

 

テレビ局なんて、ほぼ顔採用じゃないかって感じです(あくまで感じだけです)。

 

それは男性だって同じです。目鼻立ちが良いイケメンは実はとっても採用は有利です。

 

もくじ

女子の顔採用はもちろんある!ないワケがない。普通にある。

 

記事を読んでみると、「ないとは言えません」なんてオブラートに包みまくって、歯に衣着せまくったいい方してます。

 

本音と建前の典型的な回答です。

 

yahooも東洋経済ONLINEもヘタなこと書けませんからねぇ、変な表現を使うとイロイロと各方面から叩かれてしまいます。

 

女子の顔採用・・・現実はどうかというと、そりゃないワケがありません。あります、断言します。

 

顔採用なんて当たり前です。営業職でも事務職でも接客業でも、顔採用は普通に存在します。

 

お客さんと接する窓口業務など、まずは顔が第一なんじゃないかって思えるほど美人揃いだったりします。

 

採用後に、「顔採用と言われた・・・」なんて女性も中にはいます。

 

これが本音であり現実です。もちろん全てとは言いませんよ、それ以外でも重要なことはいくらでもあります。

 

顔は第一印象として重要です。

 

男性ばかりの職場では、当然美人の女性が好まれる。

 

木漏れ日の中の美しい女性

 

私が以前いた会社で見た「モロ顔採用」の例を2パターン紹介します。逆顔採用という例も見ました(笑)。

 

その会社は、本社が大阪にあってその他に全国に支店が100以上ありました。

 

各支店には事務員の女性が1名いて、あとは男性の営業マンが3名から10名いるというのが基本的な人員構成です。

 

女性の事務員がなんらかの理由で退職予定となると、補充のため新たな女性を採用しなければなりません。

 

そして、求人雑誌やハローワークに求人を載せると、顔写真付きの履歴書が送られてきます。

 

当然ですけど顔写真は見ます。見ずに職歴や学歴だけで採用なんてことはありません。採用しても問題なさそうな女性をピックアップして3名から5名程度面接します。

 

採用に関してはある程度支店の裁量に任されています。地区の責任者が面接をして、採用したい女性について本社の決済を仰いで、OKが出ればほぼ採用になります。

 

まぁここまでは普通の流れです。多少違いこそあれ、よくある採用パターンではないでしょうか。

 

履歴書をホワイトボードに貼って、好みの女性に投票。

 

ところがそこの会社、男だらけの職場です。男性は自分が既婚・独身に関わらずやはり美人の独身女性が大好きです。

 

面接して問題がなかった女性の履歴書をホワイトボードに貼り付けて、男性社員に投票させてました。どの女性が可愛いとか、こっちがタイプだとか・・・学歴や職歴はついでに見る程度です。

 

履歴書の横に自分の名前をマーカーで書いて投票します。そして、一番人気のあった女性を採用です。

 

もちろん全支店とは言いませんよ!そこの支店だけ特殊だったのかもしれません。けれど、こういった職場があったのも事実です。

 

結果的に、美人の女性を採用したら、よく気がきいて、仕事もとっても優秀で、この女性でよかった!なんてことも多くあったようです(他の支店でもそんな感じだったようです)。

 

※美人=仕事ができる、と言っているワケではありませんので、念の為。

 

美人が必ずしも有利ではない。驚きの逆パターンも!(笑)

 

逆のパターンも見てきました。

 

先程「本社の決済を仰いで、OKが出ればほぼ採用になります」と書きましたが、「ほぼ」ということで例外もあります。

 

それは本社で人事権を握っていた女性の重役が、女性事務員の採用に目を光らせていた頃の話しです。

 

支店から、数人と面接した後、候補の女性の履歴書を3人分ほど本社に送ります。その中から女性の重役が採用を決めるという方式をとったのです。

 

男性社員の期待を裏切って個性的な「逆顔採用」を強行!

 

多くの男性社員の期待を大きく裏切って、その女性の重役は、もっとも可愛くない女性を採用したんです。

 

女性の重役は面接ももちろんしてません。どういう基準で選んだのかというと・・・

 

「美人事務員だと、営業マンが外へ出かけず支店にいばかりいる、だから逆に・・・」という理由でした。これはその女性重役が言っていたので間違いないです。

 

つまり、衝撃の逆顔採用です!逆顔採用!こんなパータンもあるんです!

 

さすが女性ならではの視点ですね。ある意味それは正解かもしれません。営業マンが支店に戻ってくる時間を記録したら明らかな違いが出るかもしれません。

 

セクハラなどで問題が発生する可能性もやっぱり低いでしょうね。パワハラは逆に起きる可能性はありますけど。

 

まぁ、なんといいましょうか・・・とても個性的な面立ちの女性が入ってきて、男性の営業マンは気にも止めないように普通に仕事をしていました。

 

結果論ではありますが、その女性、話すことも行動もとっても幼稚で、全然仕事はできませんでした。

 

※個性的な面立ちの女性=仕事ができない、と言っているワケではありませんので、念の為。

 

資格よりも重要なのは笑顔かもしれません

 

美人とか、可愛いとか、キレイとか、愛想がいいとか、まぁ女性を形容する言葉は多くありますけど、何が面接の際に重要かということは一概には言えません。

 

私も社員の採用面接は何百人としてきました。ほとんどが男性でしたけど、女性とも多く面接しました。

 

最も大事だったのは、「ステキな笑顔」だったと思います。これは正直な感想です。

 

何か質問をして、ごく自然に笑顔が返ってくるとこちらもホッとします。それだけで面接の評価はAランクです。

 

笑顔は人を楽しい気持ちにしてくれて場を和ませてくれます。どんなに美人でも笑顔がなくムスッとしていたら感じが悪いです。それはCランクかも。

 

就職や転職に活かせる資格、取っておきたい資格、役立つ資格、なんていう前に、鏡の前に立って自然な笑顔をする練習をした方がよほど意味があることなのかもしれませんね。

 

あ、そうそう、もう一度書いておきますけど、女子の顔採用は普通にあります。当たり前です。常識です。

 

男性ももちろんあります。イケメン、明るい自然な笑顔・・・当然ですけど採用は有利です。

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