資格で給料は決まらない、勤務先で給料に差が出る

給料を入れる封筒と一万円札の束

誤解している人が多いようですけど資格で給料は決まりません

  • 看護師って給料どれくらいですか?
  • 保育士は給料安いって聞きますが、どれくらいですか?
  • 理学療法士と作業療法士ってどれくらい給料が違うんですか?
  • 儲かる資格はなんですか?

将来何か資格を取りたいと考えている人であれば、こんな疑問を抱くことも多いと思います。

給料について知りたいと思うのは当然でしょう。生活に直結する現実的な質問です。

しかし、誤解している人がホント多いんです。

実は、資格だけで給料が決まるわけではありません。本当に待遇に差がつくのは勤務先(どこで働くか)です。

もちろん、最終的には個人の能力や実力でも差が出ますが、まずは就職先によって給料・給与はベースから大きく違うと考えた方が現実的です。

目次

給料は就職先によって全然違う

雨の中、カフェで資格試験の参考書を読みながら外を眺める女性

誰しも、「この資格は稼げそうだ」「この資格はあまり稼げそうにない」というのは漠然と理解しているようです。

例えば、医師や弁護士は高給取り、看護師は夜勤もあって給料がいい、保育士は給料が安いみたいな感じです。

確かに傾向としては合っていますが、これが全てではありません。

例えば看護師、公立の病院で働けば給料は高い

給料や給与、つまり収入は勤務先や職場で違います。

例えば、看護師

一般的に、国立や県立・市立などの公立病院で公務員として働くと給与水準は高いです。

看護師の仕事に夜勤はつきものですが、公務員であれば原則として民間の中小企業に比べれば労務管理が厳格で、手当はしっかり支給されます。

残業代などの労務管理もしっかりしている傾向が強く、深夜までタダ働きといった理不尽な環境を避けやすくなります。

土日祝日に出勤して夜勤をすれば、休日出勤✕夜勤の割増が出て普通のサラリーマンでは考えられない給料になります。

公務員ですからよほどのことがないかぎり毎年昇給します。昇給した分に比例して残業代も賞与も年々増えます。賞与は毎年夏と冬に確実に支給されます。

私の知り合いの看護師は、ある市立病院の看護師として働いていましたが、30代半ばで900万円近い給料をもらってました。平成10年頃の話しです。

この女性であれば、看護師としての年収は30代半ばで900万円ということになります。

逆に、赤字スレスレあるいは赤字の中小の民間病院であれば給与水準は低いでしょう。昇給もままならず賞与も低いと考えられます。

そういった病院で働く女性であれば、看護師としての年収は450万円くらいかもしれません。

※一般的な例として言っています。もちろん例外もあります。誤解のないように。民間の病院であっても大きな総合病院などは給料は高めです。

つまり、看護師という資格のくくりだけで給料が高い低いとは一概にはいえないということです

中には「高給取り」の保育士だっている

笑顔で両手を大きく広げる女性保育士

もちろん看護師に当てはまるだけではなく、これはどんな資格についてもほぼ当てはまります。

例えば、給料が安いなどと平成28年頃国会でも取り上げられて話題にもなった保育士

保育士の人材不足が叫ばれているにも関わらず、なぜか給料面では良い話しは聞きません。

そんな保育士ももちろん就職先で全然給料は違います。

例えば、自治体が運営する公立の保育園に就職すれば公務員として給料がもらえます。

残業代は100%支給されるので、深夜までタダ働きなんてことはありません。

資格職としての専門的な手当(資格手当や技術手当など)がつくケースもあります。

理学療法士や作業療法士なども働く医療機関で給料は違います。

公務員として働けば、若いうちは民間より低めなこともありますが、年功序列で着実に昇給するため長期的には安定した給与水準が期待できます

さらに申し上げますと、理学療法士や作業療法士は給与テーブル(俸給表)は同じなので、給料に差はありません。

理学療法士と作業療法士の違いというだけで給料が違うというワケではないんです。

当然ですけど、それ以外の要因でも給料は違う

一例として公務員として働けば給与水準は高いことを説明しましたが、もちろん、民間企業で働いている人でも実力と努力次第でおどろくほどの給料をもらう人もいます。

そいうった人は資格で稼ぐというよりも、そもそも能力があって日々の努力も惜しまないんでしょうね。

逆に、公務員ではどんなに秀でた人でも、給料倍増で20代で数千万円稼ぐのは難しいです。

公務員でも能力がなく全然努力しない人は給料が低い・・・と言いたいところですが、一旦公務員として就職すればよほど不祥事を起こさない限りそんなに給料に差は生じません。

これが公務員のいいところかも・・・

大企業の方が中小企業よりも給与水準は高い

もちろんそれ以外でも給料を決める要因はあります。例えば大企業の方が中小企業よりもやはり給与水準は高めです。

栄養士、管理栄養士、薬剤師などは、中小企業で働くよりも大企業の研究職として働く方が給料は高くなります。

ロクに勉強もせず、入りやすいという理由で専門学校へ進学して、なんとかギリギリで卒業して、そんなに難しくもない資格試験になんとか合格できたようでは就職先もそれ相応でしょう。

そんな勤務先で高い給料を望む方が間違っています。

高い給料を目指すのであれば、在学中から優秀な成績を修めたり、大企業や優良な医療機関への就職を見据えた戦略的な準備が必要です。

優秀な成績で学校を卒業し資格試験も楽々クリアして大企業へ就職できた人とは給料も当然違います。

給料は「資格+就職先」をセットで考えてください

これからの進路について考えている人は、単に資格の難易度だけではなく、取得後にどういった場所で働きたいのか両方をセットにして考えてください。

給料のよい就職先つまり人気の職場へ就職するのは、資格を取得することよりも難しいかもしれません。

資格だけで給料が決まるワケじゃないんです。もちろん働きはじめてからの努力も重要ですが、就職した職場によっても大いに違います。

どんな資格を取りたいかを考えるだけではなく、その資格を活かして「どういった場所で働くか」まで考えてください。

資格だけで給料は決まりません。

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