【検定試験】中高生が法学検定を受験する意味はあるのか?

六法全書

少しでも偏差値の高い大学の法学部へ進めるよう学校の勉強をしてください

法学検定という民間の検定試験をご存知でしょうか?

その名の通り法律・法学に関する知識を問う民間の試験です。

この検定試験、実は中学生や高校生も少なからず受験するようです。

将来弁護士になりたくて法学検定を受験する中学生や高校生、果たしてどれくらい意味があるのでしょうか・・・

意味がないとは言いませんけど、メリットはほとんどないですね。止めた方がいいと思います。

それよりも、まずはレベルの高い法学部のある大学へ進学することを考えてください。

法律の勉強は大学へ入学してからいくらでもできます。

関連ページ:法学検定とは

目次

法学検定は、意外なことに中学生や高校生も多く受験する!

腕を組んで並ぶ男性と女声

法学検定の2021年の受験者数は4,916人ですから、どちらかというとマイナーな試験です。

受験生の多くは法学部の学生であったり、公務員採用試験の練習のために受験する大学生です。

簿記やパソコンの検定試験とは違います。ある意味「大人の検定試験」なんです。

そんな難しい試験に中学生や高校生が挑戦する狙いは一体何なんでしょうか?

どうやら彼らには「大人になったら弁護士になりたい!」「将来、法律関係の仕事をしたい」という思いがあるようです。

でも、中高生が司法試験を受験するワケでもないでしょうし、受験してもおそらく合格は無理でしょう。

 中高生にとって弁護士はヒーロー的な憧れの職業

弁護士が活躍するテレビドラマは昔からあります。

スーツをビシッと決めて法廷では毅然とした態度をとり、最後には逆転勝利して依頼者に喜ばれる・・・中高生にとっては正義のヒーロー的なイメージがあるんだと思います。

それに弁護士って儲かりそうですし・・・

ドラマとはいえ、中高生が弁護士をはじめとした法律関係の仕事に就くことに憧れるのはよく分かります。大人が見てもカッコいいと思います。

それで将来弁護士になることを夢見て、法律に興味を持って法学検定にチャレンジするんですが、うーん、それってどうなんでしょうか?

わかりますよ、気持ちはとても理解できます。

若いうちから法律に興味を持って、実際に六法を開いて勉強してみるなんて悪いことでもなんでもありません。頭から否定する気もありません。

数学や英語を学習するのと法律を学習するのとではワケが違う。

けれど、けれどですよ。

確かに中高生のうちから法律を勉強すれば多少は法律知識は身に付きます。

将来法学部へ進めばスタートラインでは他の学生を少しリードしている可能性が高いでしょう。

しかし、法律の勉強をするのと数学や英語の勉強をするのとはワケが違います。

英語や数学は基礎からの積み上げですから、若いうちに学習をはじめればそれだけ早く身に付きます。英語は2020年から小学校高学年から必修科目です。算数は小学1年から学習します。

私の意見を申し上げますと、法律の学習は中高生には早すぎます。

弁護士になるための勉強としては相応しくないです。特に、中学生や高校生にとっては。

仮に法学検定の合格者が将来大学の法学部へ進学して当初は一歩リードしていたとしても、おそらく1年の前半で周囲が追いつくでしょう。

もちろんどれくらい深くまで学習していたかにもよりますけど。

まずは司法試験合格の実績のある大学の法学部へ進学すること

女性の手元に置かれた六法全書

中高生が、将来の夢をかなえるために司法試験に合格したいのであれば、まずは司法試験合格の実績が多くある大学の法学部へ進学することです。

偏差値の高い国公立大学とか、司法試験合格者の多い中央大学や慶応大学などです。

中学生であれば、まずは進学校へ進めるようにできるだけ学校の勉強や定期試験に励んでください。数学や英語、国語、その他の科目の勉強をしっかりしてください。

そして有名な進学高校へ入学しましょう。

高校生になったら次は大学受験です。司法試験合格の実績のある大学の法学部へ進学できるよう日々学校の勉強に励んでください。

本格的に法律の勉強をするのは大学へ進学してからです。それが中高生にとって弁護士になるための勉強方法として正しい手段です。

医者になるには医学部へ進学する必要があるのと同じです。医学部へ行くにために中高生が何を勉強するのかというと、数学、英語、物理、化学などであって、医学の勉強ではありません。

法学部といってもピンからキリまであります

法学部といっても、誰でも入学できそうなFラン大学から、偏差値の高い有名国公立大学まで様々です。

レベルの低い大学であればそもそも司法試験を目指す学生がいないので、司法試験向けのカリキュラムさえありません。過去に司法試験合格どころか受験した学生すらいません。

周りに司法試験を目指す学生が多くいれば、それだけ質の高い学習ができます。ここで本格的に司法試験の準備をはじめましょう。

大学卒業後に法科大学院へ進学するのも予備試験合格を目指すのもどちらでもかまいませんが、できたら在学中に予備試験に合格するのが理想です。

誤解のないように書きますが、もちろん高校を卒業して法律の専門学校へ進んで20歳前で司法試験に合格する人もいれば、社会人になってから予備校へ通って合格する人もいます。しかし、それは極めてマレな存在です。

中高生であれば、まずは日々の勉強の方が大事です

中高生であれば、司法試験を目指す学生が多く、合格者も多く輩出するようなレベルの高い法学部へ進学できるよう日々学校の勉強をしてください。

少しの法律の知識を学ぶことよりも、まずは基礎学力を高める方が大事です。それが司法試験合格に合格して、将来弁護士になるための道です。

仮に、高校生のうちに法学検定に合格して、大学受験の願書にそれを書いても、それが加点の材料になるかは疑問です。おそらくならないでしょう。

漢字検定や英検ならまだしも、法学検定は高校生の平素の勉強範囲から外れているからです。

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