司法書士の本当の難易度とは?合格率5%の数字以上に超難関な理由

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仕事を辞めて勉強に専念して3年で合格できるかどうかという難関な国家資格

司法書士という国家資格について聞いたことがある人も多いでしょう。

一昔前は、テレビやラジオで過払い金請求のCMをよく目にしましたよね。今でも時々見ますけど。

「1〜2年ほど軽く勉強すれば受かるのでは?」と思われがちですが、それは大きな間違いです。

よほどの覚悟を持って学習に取り組まなければ合格は困難です。

仕事を辞めて毎日勉強に専念しても、合格までに3年以上はかかると覚悟してください。

関連ページ:司法書士とは

目次

想像以上の難しさで3か月以内にあきらめる人が多い

お手上げのポーズをとる女性

司法書士試験の合格率は例年5%前後で推移しています。

数字だけを見ても難関ですが、実際の現場ではさらに厳しい現実があります。

予備校のウェブサイトなどでは「働きながら一発合格!」「主婦が短期合格!」といった体験談が目につきます。

しかし、これらは極めて稀な成功例だからこそ広告に取り上げられているのが実情です。

甘い見通しで学習を始めると、膨大な学習量と専門用語の難解さに圧倒され、数か月で挫折してしまうケースも少なくありません。

「合格率5%」の裏にある実態

5%という合格率に関しては、受験生が知っておくべき「隠れた事実」があります。

合格者の中には、2回め、3回め、あるいはそれ以上と何年も勉強を続けてきた複数回受験生が多数含まれています。

つまり、初学者は2年、3年遅れて勉強を開始することになります。

全体の合格率は5%台かもしれませんが、初学者が1年目の「一発合格」を果たす割合は、実質的に1%を大きく下回ると言われています。

参考ページ:合格率の数字に隠れた本当の難易度とは?

さらに、科目数が11科目という広範な試験範囲に加え、午前・午後の択一式、記述式試験のすべてで基準点(足切り線)を超えなければなりません。1点のミスで不合格になる過酷なシステムです。

こういう事実は、だいたい受験生のみなさんは勉強をはじめてから気づきます。

受験生のレベルは想像以上に高いです。

資格予備校や通信講座の会社は、比較的取得しやすい資格のように宣伝して受講生を集めていますが、その気になってはいけません。

行政書士試験と比べても格段に難しすぎるほどの試験なんです。

暗記量の多さや足切り制度の厳しさから、暗記・実務知識の緻密さにおいては司法試験に匹敵するとも言われています。

予備校関係者から聞いた学習継続のリアル

以前、ある資格予備校の関係者から個人の見解としてお話を伺った際、非常に印象的なエピソードがありました。

その人の経験上の印象として、「受講生の多くは試験のレベルの高さに圧倒され、1年以内どころか最初の数か月で挫折してしまうことも珍しくない」とおっしゃっていたことです。

中には、覚悟を決めて仕事を辞め、勉強に専念する形に切り替える方もいらっしゃるそうですが、そこまでしても合格を掴み取れる人はごく少数とのことでした。

もちろん、これはあくまでその人が関わった現場での個人的な聞き取りや体験談に過ぎず、全体の統計ではありません。

現場の過酷な現実を伺うにつけても、司法書士試験が一筋縄ではいかない超難関であることは確かだと実感させられます。

3回め、4回めで合格を狙うのが現実的

司法書士受験用テキスト

大手予備校などの合格者アンケート等を見ても、合格までの平均受験回数は3〜4回(勉強期間で約3〜5年、勉強時間目安は3,000時間以上)が一般的な目安とされています。

司法書士試験は、働きながら短期で合格できる試験なんて思ったらとんでもないです。

もちろん、仕事を続けながら合格する人も一定数存在しますが、そのためにはプライベートの時間を削り、徹底した自己管理を数年間継続する必要があります。

仕事を辞めて専念すれば必ず数年で受かるという保証もなく、非常にハイリスク・ハイリターンの挑戦となります。

安易には勧められない「真の難関資格」

実は私のところにも、「司法書士を目指したいんだけど・・・」という相談がたまにきます。

けれど、私は安易にすすめることはありません。

「数年間、生活の優先順位をすべて勉強に捧げられますか?」と問うと、多くの人がそのハードルの高さに驚きます。

しかし、それだけ社会的な信用が高く、独占業務を持つ一生モノの資格だからこそ、試験の壁も高く設定されています。

挑戦するのであれば、正しい現状を認識した上で、相応の覚悟を持って一歩を踏み出すことをおすすめします。

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