漢字能力検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

漢字能力検定

あくまでも趣味の検定試験、高校新卒で2級なら評価してもらえるかも。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

普通

1か月

民間資格

民間検定試験

20%

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※全て2級についての数字です。

漢字能力検定

学習する高校生

漢字能力検定(以下漢字検定)は漢字全般についての知識・教養を試す試験です。正確には「日本漢字能力検定 」という名称ですが一般的に「漢検」などと呼ばれています。

 

漢字検定は漢字の読み書きの能力を証明する試験で、日本国内では最大規模の検定試験です。受験者の年齢層の幅が広く3歳〜102歳、受験者数は年間延べ200万人以上といいますから驚きです。

 

漢字検定の級は、10級〜1級+準2級と準1級までの12段階に細かく分かれており自分の実力に合った級を受検できます。高校・大学の中には、漢字検定の取得級を入学時の評価対象としている学校もあるようです。そのため漢字検定の受験者の多くは小学生から高校生までの学生で、全体の約90%を占めています。その多くは団体で受検しています。

 

その他の年齢層では19歳〜22歳までが全体の約3%です。それ以上の年齢層は1%程度と極端に少なくなります。最近は高齢者が頭を使う目的で受験するようですがまだまだ少数派です。

 

漢字検定はもともと趣味や教養を試す試験なので、合格したからといって特殊な仕事ができるわけでもありません。学生が内申書の評価を上げために学習するのは意味がありますが、社会人が就職・転職のために学習する試験ではありません。

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

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資格や検定試験といっても、趣味の延長で自己研鑽的な目的で取得する資格・検定と、仕事に役立てるための実用性の高い資格があります。

 

漢字検定などは「趣味の検定」です。漢字検定試験に合格したからといって就職や転職がに有利にはならないでしょう。もちろん会社員が合格したところで評価アップにつながることもありません。一般サラリーマンでは期待できない検定です。

 

ただし、漢字検定が全く評価されないかと言うとそうでもなく、多少評価される可能性はあります。有利になるというよりは心象が良くなる程度です。大学新卒でも、恐ろしいほど漢字が読めない新人がいます。ぼくは以前就業規則を新人と一緒に読んだ機会がありましたが、まず「就業」が読めませんでした。読み進めていくうちに、極めて平易な漢字以外全く読めず唖然としました。

 

そんな新人よりも、漢字検定合格者の方が採用される可能性は高いと思います。ただし、それを採用の決め手にすることはないでしょう。評価の参考にするのは2級以上です。

 

それから、高校生が新卒で就職する際に「努力している」ということをアピールする材料にはなります。就職を少しでも有利にするために学校単位で2級を受験する高校もあります。


漢字検定の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

自分の書いた文章は、それが手書きであろうとパソコンで作成した文章であろうと、改めて読み直してみると誤字脱字が多くて自分でも呆れることがあります。

 

他人が書いた文章となるとさらに誤字脱字は目立ちます。他人のアラを探すのって人間大好きですからね。

 

会社の重要な会議の場で、事前に作った資料の誤字脱字に気づくのは、だいたいみなさんに配布した後です。発表中に漢字の間違いに気付くこともよくあるパターンです。その瞬間に汗がドッと吹き出た経験のある方も多いのではないでしょうか。

 

とりあえず漢字検定2級程度の知識・教養があれば、誤字脱字を未然に防げる可能性が増します。漢字検定は教養の試験といえます。

履歴書に書いても2級以上、書くのは趣味・特技欄

 

もし履歴書に書くのであれば漢字検定2級以上です。2級であれば実用的な漢字はほぼ網羅しているので、ビジネスの場においても役立つ機会があります。

 

それ以上の級になると、日常的に使うこともないようなマニアックな漢字が出題されます。準1は「趣味の知識」とも言える領域ですから時間を持てあましている人向けです。

 

2級を取得したとしても履歴書に書くのであれば趣味・特技の欄に書くのが望ましいでしょう。資格の欄に記入すべきではありません。

 

個人的には漢字よりも丁寧な日本語、正しい敬語を使える方が重要だと思います。

クイズ番組で取り上げられるのは漢字検定のヤラセCM

 

以前は中学校、高校ともに学校単位でほぼ全員が漢字検定を受験するケースが多かったようです。就職や進学が少しでも有利になるようにとの教育委員会の指導によります。

 

しかし民間企業との必要以上の癒着は天下り団体への献金となんら変わることがないということで社会的な問題にまで発展したことがありました。日本漢字能力検定協会の不祥事もあり平成20年には文科省の認定も後援も取り消され、今では完全な民間の検定試験になっています。それ以降は学校単位で受験することもかなり減少したようです。

 

テレビのクイズ番組では、芸人やタレントが漢字検定のPRを兼ねて、難問奇問の漢字などを回答してますが、これは完全に漢字検定協会がCM料を支払っての企画包放送です。つまりヤラセCMということです。1人でも多く受験すれば手数料が入ります。10級から1級まであるので、複数回受験すれば手数料も増えます。それを目的としたCMに他なりません。

 

そんな番組の煽りに乗せられて受験料を払ってまで漢字検定を受験するのは浅はかとしか言えません。

 

漢字検定に合格するためには

漢字検定に合格するための学習法は非常に単純です。ひたすら頻出度順に問題を解いて、本試験型の問題を解くことです。毎年新しい漢字が作られるワケでもないので、出題範囲は限られていると言えます。

 

資格試験と言われるものはどれも同じですが、繰り返し学習することが合格につながります。

 

ただし、ここで重要な学習方法の違いがあります。習う対象が漢字ですから、とにかく書いて覚える必要があります。当然といえば当然かもしれませんが、漢字は書かなきゃ覚えられません。

 

テキストや参考書の解答を隠して頭の中だけで答えを出すというのはあまり頭に入りません。以下のように学習を繰り返せば2級までならほとんどの方が合格できるでしょう。

 

  • 答えを隠して、紙に書いて覚える。
  • 間違えた問題に丸印をつけて、また復習する。
  • 何度も間違える問題だけ別ノートに書き写す。

 

単純ですが繰り返し学習は全ての資格試験の基本ですね。

漢字能力検定 問題集

漢検 2級 過去問題集 平成29年度版
とりあえずは漢字能力検定協会の過去問題集を利用するのが無難でしょう。

とは言うものの、どの問題集を選んでも繰り返し学習をして内容を完璧に仕上げれば合格点まで十分到達できます。
2級の出題範囲は常用漢字のみ+人名漢字であり、出題内容もそれほどバラつきのあるものではありません。なので2級を受験する方には、ほぼどこの問題集を選んでも大丈夫です。

種類 評価
過去問題集 漢字能力検定,漢検,使える,役に立つ,通信講座

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