登録販売者
れっきとした医療系の国家資格、就職・転職が有利になります。
種類 | 学習期間 | 難易度 | 合格率 |
---|---|---|---|
国家資格 |
6か月程度 |
普通 |
43% |
活かし方 | 取得費用 | 受験資格 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
就職・転職 |
2~5万円 |
誰でも受験可 |
※合格率は都道府県実施の試験により異なります。
最終更新日:2022/11/11
登録販売者とは
※朗報!平成27年4月の試験より、登録販売者の受験制限がなくなりました。
登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで、かぜ薬や鎮痛剤などの副作用のリスクが低い一般用医薬品の販売ができる医薬品販売専門の医療系国家資格です。
副作用のリスクが高い第1類医薬品は、薬剤師でないと販売ができません。
そのため、これまでは薬剤師不足によりドラッグストアで満足に値引き販売ができませんでした。
一般用医薬品のうち、登録販売者が販売できる第2類・第3類医薬品の割合は9割以上あり、登録販売者は、薬剤師不足を補う人材として、薬局やドラッグストアで大きな戦力となっています。
所轄省庁:登録販売者制度 |厚生労働省
役に立つ資格なのか?
登録販売者とは2009年の薬事法改正により創設された国家資格です。
第1回試験が2008年度8月から試験が実施され、既に約5万人以上の登録販売者が誕生しました。しかしまだまだ登録販売者としての就業者は少なく、求人数も安定してあり、受験する価値は高いと言えます。
就職先もドラッグストア、コンビニ、ホームセンターなどが中心です。大手ドラッグストアや大型スーパーの社員が大量に受験しており、ドラッグストアなどで働くには今後必須の資格になると思われます。民間の検定試験とは違い、就職や転職にも使える資格です。
将来性を徹底研究
この資格の活かし方
薬品を扱っているコンビニも増えてきましたが、まだまだ登録販売者の数は全国的に不足しており、薬品を販売したくても販売できないコンビニや日用品店が多いようです。
かなり有資格者の需要が存在しますから、資格を取得することにより就職活動に大きなメリットが生じると思われます。
平成27年度より受験資格の要件が撤廃されたため、誰にでも受験できるようになりました。
今のところまだ高い合格率で毎年15,000人以上の合格者数が出ています。
まだまだ合格者数が不足していると言われていますが、いつ試験が難化するかわかりません。今のうちに登録販売者試験に合格しておけばきっと将来役立つものと思われます。
生涯役に立つ医療系国家資格
登録販売者の資格を持つことによってお店ではじめて医薬品を販売する事が可能になり、医薬品販売の専門家として現場で責任のある立場で仕事をすることができます。
登録販売者は全国どこでも通用する生涯役立つ国家資格です。医療事務などに比べて給料もよく、就職先は、薬局、ドラッグストア、小売業など豊富にあります。年齢もあまり関係なく、男性よりも女性の方が採用されやすいようです。
15,000円以上の資格手当が支給される薬局も
当サイト運営者の自宅の近所に大手の医薬品販売チェーン店の店舗がありますが、そこは年中人手不足のようで、常に薬剤師や登録販売者を募集しています。
そこで見かけた求人広告の内容を一例として紹介します。
求人の内容は、薬剤師と登録販売者の募集案内ですが、具体的な待遇面についても書かれています。
さすがに薬剤師は月給35万円以上(+年2回賞与)とスタートラインから高待遇ですが、登録販売者も月給21.5万円以上(+年2回賞与)となっており、スタートラインとしては悪くないような気がします。
しかも登録販売者の手当として月額15,000円が支給されると明記されています。この金額の資格手当が支給されるのであれば取得して損はないです。というかここで働くのであれば絶対に取得すべきでしょう。
登録販売者は資格として認められており、しかもその資格には月額15,000円以上の価値があるということです。
求人の内容は正社員ということですが、仮にパートで働くにしても資格手当が支給されるのであれば取得すべきです。少しでも時給が高い方がいいに決まってます。
関連資格:薬剤師とは
医療事務や調剤薬局事務よりも登録販売者がおすすめ
医療事務や調剤薬局事務の資格取得を考えている女性の方も多いと思います。
しかし、医療系の資格を取りたいのなら、受験制限が撤廃された今、登録販売者の資格をおすすめします。
登録販売者はれっきとした医療系の国家資格なので全国どこでも通用して役立ちます。資格手当を支給される会社も多くあります。
民間の検定試験にすぎない医療事務や調剤薬局事務の資格をとったところで特に役に立つことはありません。資格手当の対象にもなりません。
今のところまだ合格率は比較的高いので、登録販売者は狙い目の国家資格です。
合格するには
つまり、誰にでも受験できるようになったわけです。
試験は都道府県単位で実施され、日程も異なります。全国でこでも受験することができるので、複数の都道府県で受験可能です。
試験日程の詳細は、各都道府県の登録販売者試験担当課までご確認ください。
まずは無料の資料請求
おすすめの講座
講義DVDがついているので初学者でも安心して学習をはじめられます。まずは講義DVDでポイントを押さえてからテキストを読むようにするとかなり理解が早まります。合格保証制度があり、一定の条件を満たせば受講料が返ってきますが、そんなことよりも合格してください。参考:DVDを利用して自宅で効率よく学習
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試験情報
試験日 |
お申込み |
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年に1回以上。8月~10月が多い。 |
4月~6月ごろ公示。 |
受験資格 |
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受験資格の制限は一切ありません。どなたでも受験できます。 |
試験内容 |
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択一式。120問、240分。
合格ラインは全体の70%の正解率が目安となります。 |
おすすめテキスト・基本書
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合格するために必要な勉強方法は、テキストの熟読と過去問を繰り返すことです。医薬品に関して全く知識のな方でも、このテキストのみで合格されています。
※2020年10月現在在庫切れのようです。最新版を待ちましょう。 |
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ただ、7日間で合格は、いくらなんでも無理です。最低でも1か月以上前から目を通して、試験までに何度も繰り返して学習する必要があります。最初から7日間で合格できるとは考えないことです。 |
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