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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

【登録販売者】就職・転職が有利になる医療系の国家資格、給料アップにも役立つ

薬局のカウンターで挨拶する女性店員

れっきとした医療系の国家資格。就職・転職が有利になります

種類難易度合格率
国家資格普通43%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可2~5万円6か月程度
活かし方全国の求人数おすすめ度
就職・転職5,324件
  • なお、登録販売者については「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」で規定しているため、当サイトでは国家資格として扱います。
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2023年11月14日に集計しました。

登録販売者とはれっきとした医療系の国家資格です。

ドラッグストアや薬局などで、お客に対してかぜ薬や鎮痛剤などの副作用のリスクが低い一般用医薬品の販売ができます。

合格すれば就職や転職が有利になる女性におすすめの役に立つ資格です。

目次

登録販売者とは

ドラッグストアの販売員

登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などでかぜ薬や鎮痛剤などの副作用のリスクが低い一般用医薬品の販売ができる医薬品販売専門の医療系国家資格です。

副作用のリスクが高い第1類医薬品は、薬剤師でないと販売ができません。

そのため、これまでは薬剤師不足によりドラッグストアで満足に値引き販売ができませんでした。

一般用医薬品のうち、登録販売者が販売できる第2類・第3類医薬品の割合は9割以上あり、登録販売者は、薬剤師不足を補う人材として、薬局やドラッグストアで大きな戦力となっています。

参考:登録販売者制度|厚生労働省

※薬は、医療用医薬品(処方薬)、要指導医薬品、一般用医薬品の大きく3つに分類されます。さらに一般用医薬品は第一類から第三類までの3種類に分けられ、そのうちの第2類・第3類であれば登録販売者でも販売ができます。

役に立つ資格なのか?

就職や転職に役立つ国家資格

登録販売者とは2009年の薬事法改正により創設された国家資格です。

第1回試験が2008年度8月から試験が実施され、既に約5万人以上の登録販売者が誕生しました。

しかしまだまだ登録販売者としての就業者は少なく、求人数も安定してあり受験する価値は高いと言えます。

就職先もドラッグストア、コンビニ、ホームセンターなどが中心です。

大手ドラッグストアや大型スーパーの社員が大量に受験しており、ドラッグストアなどで働くには今後必須の資格になると思われます。

民間の検定試験とは違い、就職や転職にも使える資格です。

将来性について徹底研究

薬局で並んで立つ年配男性と若い女性

この資格の活かし方

薬品を扱っているコンビニも増えてきましたが、まだまだ登録販売者の数は全国的に不足しており、薬品を販売したくても販売できないコンビニや日用品店が多いようです。

かなり有資格者の需要が存在しますから、資格を取得することにより就職活動に大きなメリットが生じると思われます。

平成27年度より受験資格の要件が撤廃されたため誰にでも受験できるようになりました。

今のところまだ高い合格率で毎年15,000人以上の合格者数が出ています。

まだまだ合格者数が不足していると言われていますが、いつ試験が難化するかわかりません。今のうちに登録販売者試験に合格しておけばきっと将来役立つものと思われます。

生涯役に立つ医療系国家資格

登録販売者の資格を持つことによってお店ではじめて医薬品を販売する事が可能になり、医薬品販売の専門家として現場で責任のある立場で仕事をすることができます。

登録販売者は全国どこでも通用する生涯役立つ国家資格です。医療事務などに比べて給料もよく、就職先は、薬局、ドラッグストア、小売業など豊富にあります。

年齢もあまり関係なく、男性よりも女性の方が採用されやすいようです。

15,000円以上の資格手当が支給される薬局も

ドラッグストアの求人ポスター

当サイト運営者の自宅の近所に大手の医薬品販売チェーン店の店舗がありますが、そこは年中人手不足のようで、常に薬剤師や登録販売者を募集しています。

そこで見かけた求人広告の内容を一例として紹介します。

求人の内容は、薬剤師と登録販売者の募集案内ですが、具体的な待遇面についても書かれています。

さすがに薬剤師は月給35万円以上(+年2回賞与)とスタートラインから高待遇ですが、登録販売者も月給21.5万円以上(+年2回賞与)となっており、スタートラインとしては悪くないような気がします。

しかも登録販売者の手当として月額15,000円が支給されると明記されています。この金額の資格手当が支給されるのであれば取得して損はないです。というかここで働くのであれば絶対に取得すべきでしょう。

登録販売者は資格として認められており、しかもその資格には月額15,000円以上の価値があるということです。

求人の内容は正社員ということですが、仮にパートで働くにしても資格手当が支給されるのであれば取得すべきです。少しでも時給が高い方がいいに決まってます。

医療事務や調剤薬局事務よりも登録販売者がおすすめ

医療事務や調剤薬局事務の資格取得を考えている女性の方も多いと思います。

しかし、医療系の資格を取りたいのなら、受験制限が撤廃された今、登録販売者の資格をおすすめします。

登録販売者はれっきとした医療系の国家資格なので全国どこでも通用して役立ちます。資格手当を支給する会社も多くあります。

医療事務や調剤薬局事務は民間の検定試験にすぎないので、履歴書に書いてもあまり評価されません。資格手当の対象にもなりません。

今のところまだ合格率は比較的高いので、登録販売者は狙い目の国家資格です。

登録販売者になるには

受験制限がなくなり誰でも受験可能

薬の販売について一定期間以上実務に従事した者だけに受験資格があったのですが、その受験資格が平成27年4月の試験より撤廃されました。

つまり、誰にでも受験できるようになったわけです。

試験は都道府県単位で実施され、日程も異なります。全国でこでも受験することができるので、複数の都道府県で受験可能です。

試験日程の詳細は、各都道府県の登録販売者試験担当課までご確認ください。

参考:令和6年度登録販売者試験について 東京都保健医療局

まずは無料の資料請求

おすすめの通信講座

講義DVDがついているので初学者でも安心して学習をはじめられます。まずは講義DVDでポイントを押さえてからテキストを読むようにするとかなり理解が早まります。合格保証制度があり、一定の条件を満たせば受講料が返ってきますが、そんなことよりも合格してください。

参考:DVDを利用して自宅で効率よく学習

※こちらから受講申し込みができます。

ヒューマンの通信講座 『登録販売者』

テキスト・問題集・参考書

おすすめテキスト・基本書

オリジナル問題を約400問掲載し、一目で分かるイラストと丁寧な解説とともに学習を進められるおすすめのテキスト&問題集です。

無料で解説が見られるLINE公式アカウントと連携した学習システムと「ズルeラーニング」の動画講座ともリンクしているのが大きな特徴です。

さらに過去問題集一冊あった方がいいでしょう。過去問で理解が怪しかったところはこちらのテキストで確認してから次に進む、この繰り返しで合格できる実力が付きます。

種類評価
テキスト&問題集

フルカラーのテキストと厳選過去問題集がセットとなった一体型テキスト&問題集です。

もちろん令和5年4月版「試験問題の作成に関する手引き」に対応しています。

まずはテキストで勉強して、その内容がどのように問われるかを386問の「〇×問題」で確認、さらに176問の「厳選過去問」で合格できる実力を身に付けます。

医薬品の本として初学者にとってはスラスラ読めて楽しみながら勉強を進められるよい本です。

種類評価
テキスト&問題集

おすすめ問題集

登録販売者の試験で合格するには過去問対策がとにかく重要です。

過去5年分の過去問を分析して高頻出問題を出る順で掲載しているため効率よく学習を進められます。

この問題集の良い点は、単に過去問を掲載しているだけではなく、オリジナルの予想問題を掲載しているところです。

初めて勉強する人に向いています。解答隠しのための赤シートも付いてます。

種類評価
過去問題集

おすすめ参考書

登録販売者の受験生に人気の参考書です。

視覚的に体について理解ができるため読んでいて非常に分かりやすい上、からだの不思議を感じながら楽しく理解する事ができます。

まずは受験前に、文字を読むのが苦手な人に入門編としておすすめです。

種類評価
参考書

登録販売者試験の勉強では多くの薬品を暗記しなければなりません。

その暗記を語呂合わせでしようという参考書です。

真面目に頑張ってるけど、やはり忘れてしまうのが人間です。なかなか覚えられなくてウンザリ…という人にはよいかもしれません。

ゴロの質が低かったり重複やこじつけみたいな感じも少しあります。

向き不向きがありますけど、印象として頭に残すには十分です。電車で読むのに丁度いいです。

種類評価
参考書

試験情報

日程・出題内容・合格基準・その他

試験日

年に1回以上。8月~10月が多い。

お申し込み

4月~6月ごろ公示。

受験資格

受験資格の制限は一切ありません。どなたでも受験できます。

試験会場

各都道府県

受験料

13,600円(東京都の場合)

試験内容

択一式。120問、240分。
登録販売者試験は全部で5つの項目に分かれています

  • 1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問 40分
  • 2章 人体の働きと医薬品20問 40分
  • 3章 主な医薬品とその作用 40問 80分
  • 4章 薬事関係法規・制度20問 40分
  • 5章 医薬品の適正使用・安全対策20問 40分

合格基準

合格ラインは全体の70%の正解率が目安となります。
ただし、各項目のどれかひとつでも35~40%以下の正解率しかなかった場合は、全体で70%の正解率があっても不合格となります。

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