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マイナンバー実務検定をリアルに評価

マイナンバーカード

人事・経理責任者が、職務上正確な法律的知識を身につけるための試験。

種類難易度合格率
民間資格易しい95%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可~2万円1か月程度
活かし方全国の求人数評価
知識習得0件
  • 合格率は3級についてです。
  • 全国の求人数は、ハローワークの求人情報を基に2023年2月14日に集計。

マイナンバー実務検定とはマイナンバー制度を良く理解し、適正な取り扱いをするための検定試験です。こういった民間資格は多く存在しますがどれも難易度は低く短期間で合格できます。

学生や社会人が履歴書に書いても就職・転職が有利になったり、会社で高い評価を得られるとは考えない方がいいでしょう。

目次

マイナンバー実務検定とは

マイナンバーの書かれた書類

マイナンバー制度を正しく理解するための検定試験

マイナンバー実務検定とは、マイナンバー制度をとりまく様々な法律の制度を理解して、マイナンバーを適正に取り扱うことができる知識を有しているかどうかを認定する民間資格です。

つまり、マイナンバー制度を良く理解し、適正な取り扱いをするための検定試験です。

マイナンバーとは、国民1人1人に割り当てられた12ケタの番号のことです。言ってみれば国民全員を番号で識別するために付けた背番号と同じです。

2015年(平成27年)10月以降、住民票を有する日本国民全員にマイナンバーが付与されました。これは原則として一生使うものなので何らかの不正行為などに使われるおそれがなければ、番号は自由に変更できません。

主催者サイト:マイナンバー・マイナンバー制度を理解する-マイナンバー実務検定

役に立つ資格なのか?

マイナンバー実務検定、マイナンバー管理士、マイナンバー管理アドバイザー、マイナンバー保護オフィサー、マイナンバー取扱者検定…民間の団体が主催するマイナンバーに関する検定(資格)試験を数えたら枚挙にいとまがありません。

しかし、残念ながらこういった検定試験はいくつ合格しても就職・転職が特に有利になるわけではありません。会社での評価が上がるワケでもないです。あくまでも自己啓発の検定試験です。

今現在、大企業で人事・経理の仕事をされている方で、将来マイナンバーの管理をおこなう可能性のある方や、既にマイナンバーの管理をしている方が正確な法律的な知識を身につけるために学習をするのなら勉強する価値はあります。

ただし、マイナンバーを理解するには市販の書籍が一冊あれば十分です。わざわざこういった民間の検定試験にお金をかける必要などないような・・・

時々、マイナンバーを管理するのは自治体だから、公務員試験が有利になるのでは?って考える人もいますが、間違っても公務員試験が有利になることなんてありません。履歴書に書いてもほぼスルーです。

将来性について徹底研究

マイナンバーカードの申請書類

この資格の活かし方

マイナンバー系の検定試験は民間団体が複数実施していますが、どれも民間資格なので法律的な裏付けはもちろんありません。

勤務先などで取得を義務付けされたり、取得を推奨されていれば学習するメリットが考えられますが、そうでなければ目に見えるメリットは期待できません。会社内で評価されたり、転職が有利になることもありません。

マイナンバー実務検定は、1級~3級というように難易度が分かれています。3級は難易度が低いため誰でもわずかな時間学習しただけで合格できます。

そして、2級、1級と複数回受験すると出費も重なります。仮に取得を目指したとしても3級だけで十分です。

マイナンバー法と個人情報保護法の関係

マイナンバー法とは、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の通称です。長ったらしい名称なので世間一般的にマイナンバー法で通っています。

個人情報保護法とは「個人情報の保護に関する法律」の通称です。個人情報を取り扱う民間事業者の遵守すべき義務等を定めています。

一般法である個人情報保護法の特別法がマイナンバー法はという位置付けです。つまり、個人情報保護法をまず最初に定め、その後になってマイナンバー法を例外規定として定めたということです。

マイナンバー法を正しく理解するためには、元となっている個人情報保護法を正しく理解する必要があります。

多くは講座受講料と受験料収入を目的とした怪しい検定

マイナンバーに関する検定試験については、先ほど紹介した通りいくつかの民間団体が主催しています。

さらに、親子関係にある個人情報保護法に関する検定試験も多く存在します。

関連資格:個人情報保護士とは

内容を調べてみると、実は講座受講料と受験料を目的としただけの資格商法的な検定試験が多いので注意してください。

合格しても就職や転職は有利になりません。もちろん特別にできる仕事もありません。この試験に合格したところで社会的な信用が増すわけでもないです。

中には、合格するために特定の講座を受講するのが必須になっていて、合格後も登録料だの年会費だの更新費用だのと度々無心される検定試験もあります。

こういった怪しいだけの団体が主催する検定試験を受講するのはお金と時間の無駄です。

合格するには

マイナンバー実務検定試験には、難易度の低い順に3級・2級・1級があり、何級からでも受験できます。

試験では、マイナンバーの扱い方に関する内容を問われます。

3級は一般ビジネスマンレベル、2級は指導者や管理者レベル、1級は実務者レベルという違いがあります。

なお、マイナンバー実務検定の上位資格として「マイナンバー管理士」というものがあります。これは、1級合格者がさらにお金を払って認定講習やらを受講すればもらえます。まぁ、ここまで投資する必要など一切ないでしょう。

勉強方法としては、公式テキストを利用するのがおすすめです。初学者でも根気よく繰り返し学習すれば合格できます。

2級も1級も難易度、試験範囲に違いはほとんどありません。1級でも1か月程度の勉強時間で合格できます。

まずは無料の資料請求

いろんな講座を比較検討できます。

社会人でも入学できる大学・専門学校の資料請求

おすすめの通信講座

特におすすめの講座というのはありませんが、LECが比較的値段も安く良心的です。

※こちらから受講申し込みができます。

マイナンバー管理アドバイザー

テキスト・問題集・参考書

おすすめ問題集

マイナンバー実務検定2級用の過去問題集です。テキストを学習した上で過去問を解くのが理想ですが、この過去問だけ繰り返し学習すれば合格できます。

この問題集から出題されるのはだいたい70%ぐらいです。問題の数も十分ですし、解説も丁寧です。

種類評価
過去問題集

おすすめ参考書

実際に企業で従業員のマイナンバーをどう扱うのかを解説した実務の勉強に役立つ参考書です。

難易度の低い検定試験の学習をするよりも、こういった実務本で学習した方が時として役に立ちます。

今後本格的にマイナンバー制度が施行されるにつき、企業が準備すべき内容を具体的かつわかりやすく解説しています。企業のマイナンバー担当予定者必携の参考書です。

種類評価
参考書

試験情報

マイナンバーに関する検定試験については現在いくつかの民間団体が主催しています。試験日、お申込み方法、受験資格、試験内容などは下記を参照ください。

※検定の名称ごとに分けてあります。

※中には受講料目当ての詐欺まがいの検定試験もあるので要注意です。

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