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資格・検定を評価する際の基準について

グッドとバッドのイラスト

当サイトでは、資格や検定について評価する際の明確な基準を設定し、全てそれに基づいて紹介しています。

基準を明らかにせず、ただ漠然と「役立つ資格」「役立たない資格」と表現するのはあまりにも無責任だからです。

目指す資格を決める上で最も気になる難易度活かし方、そして総合的な評価(おすすめ度・将来性)の基準について説明します。

また、各資格の紹介ページで明記している「全国の求人数」の算出方法についても説明します。参考にしてください。

目次

「難易度」についての基準

資格取得までに必要と考えられる学習期間を6段階に分け、それぞれの難易度で表しています。

易しい数日~1か月程度
やや易しい3か月程度(2か月~4か月程度)
普通6か月程度(4か月~8か月程度)
難しい1年程度(10か月~15か月程度)
難関1年以上(1年以上~2年程度)
超難関3年以上
---難易度を表現するのはふさわしくない※

※例えばTOEICや英検などは個人差が大きいので難易度は明記しません。看護師、薬剤師のように所定の養成機関で学ぶ必要のある資格なども難易度は省略します。

「活かし方」についての基準

資格試験に合格した際に期待できる効果について分類しました。

就職・転職取得すると、大学生・高校生の就活、ブランク後の就職、または社会人が転職する際に有利になる可能性がある。
評価アップ合格すれば社内で一定の評価を受け、昇給や資格手当支給の対象となる可能性が高い。
スキルアップ取得すれば専門的な知識の証明につながり高い評価を受ける。職務の遂行において能力の向上につながる。
知識習得専門的な知識習得にはつながらないが、学習することで社会人として幅広い教養が身に付く。
一生モノの技術全国どこでも役に立ち、簡単には他人が真似できない専門的な知識や技術が身に付く。
独立・開業サラリーマンを辞めて、独立して事務所を開くためには欠かせない業務独占的な資格が得られる。
趣味・教養仕事をする上で、あるいは就職・転職とは全く関係なく完全な個人の趣味に関する資格。
自己啓発他人から評価されたり収入アップにつながる可能性はないが、個人の意識向上に役立つ。
入試でPR主に高校入試・大学入試の際に、優遇措置等明確な基準が設けられている資格・検定試験。
自己満足お金の無駄使い、時間の無駄遣い、満足するのは自分だけで取得する意味はない。

「評価」についての基準

評価(おすすめ度・将来性)については、ほとんど取得する意味のない「評価 0」からはじまって全11段階で評価します。

取得費用が高いだけで効果が期待でず全くおすすめしない。
取得する意味はあまりないが費用が安く趣味程度にはよい。
多少何かの役に立つかもしれないけどあまりおすすめしない。
おすすめと言うほどではないが、勉強して損はないかも。
特定のケースで役立つ可能性があり、状況によっておすすめ。
特定の業種で必要性は高いが、それ以外では価値が低い。
就職や転職が有利になったり特定の目的で利用価値が高い。
能力の証明につながり、合格すると社内外で高い評価を受ける。
使い方次第で人生を大いに変えてくれる可能性がある。
取得すれば就職や転職には困らず、一定の収入が期待できる。
仕事に困らない一生モノの資格、取得する価値が大いにある。

※星が1つもない「評価 0」とは、取得してもメリットはほとんどありません。

全国の求人数の算出方法

求人数は、ハローワークインターネットサービスを利用して調査します。

さすが日本一の求人サイトだけあって圧倒的な情報量です。大手の超優良企業からブラックと噂される企業まで、日本全国の様々な求人情報が載っています。

求人数の調べ方としては、「詳細検索条件」の箇所に、免許・資格コードを入力して検索します。

例えば、看護師であれば(コード:1803)と入力します。

参照:ハローワークインターネットサービス-免許・資格コード一覧(小分類)

資格コードがなければ、「基本検索条件」の「フリーワード」の箇所に資格名称を入力して検索します。

すると、該当する全国の求人数が表示されます。

「必須」「あれば尚可」のどちらかになっている場合がほとんどですが、ともに有資格者は無資格者よりも有利になるのでこれを1件としてカウントします。

フリーワードで検索した結果は必ずしも正確じゃない場合もあるので、一定数は内容を精査して、関係のないものは省きます。

資格や検定を紹介するサイトは現代版資格商法の温床

世の中には、明確な基準や根拠もないままにテキトーに資格や検定について評価しているサイトがたくさん存在します。

「将来性があっておすすめの資格」「就職や転職に役立つ資格」なんて美辞麗句を並べてますが、まるで根拠なんてありません。

理由は簡単、それは通信講座の受講生や、検定試験の受験生を増やすのが第一の目的だからです。何もしらない人は、騙されて信じてその気になって申し込んでしまいます。

ホント良くないですよねぇ・・・悪質な詐欺です。まさに現代版資格商法です。

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