Webクリエイター能力認定試験のメリットは?難易度や評価を解説

| 種類 | 難易度 | 合格率 |
| 民間資格 | 易しい | 90% |
| 受験資格 | 取得費用 | 勉強時間 |
| 誰でも受験可 | ~1万円 | 2週間程度 |
| 活かし方 | 全国の求人数 | おすすめ度 |
| 知識習得 | 10件 |
- 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2026年8月3日に集計。
学生であれば履歴書に書いて自己PRの材料として使えますが、それが決定打になって就職が決まるとまでは言い難いです。
社会人であれば、転職の際に履歴書に書いてもあまり評価されません。HTML、css、Photoshop、illustratorなどを利用した実務経験の方が求められます。
就活・転職時のアピール材料、あるいはスキルアップに資格を活かしたいのであれば、国家資格あるいはベンダー系の検定試験を目指してください。
Webクリエイター能力認定試験とは

HTML・CSSについて学ぶ検定試験
Webクリエイター能力認定試験とは、株式会社サーティファイが実施する民間の検定試験です。
試験の学習を通してWebサイト制作に必要なHTMLなどの基本的知識について学びます。
「デザイン能力」を問うような資格試験とよく勘違いされますが、そういったクリエイティブな内容は試験では問われません。
HTMLのタグ・CSSのプロパティといった基本的な知識についてのみ問われます。
この株式会社サーティファイは、「情報処理技術者能力認定試験」という試験も実施していますが、これらは国家試験の「情報処理技術者試験」とは異なる、同社独自の民間資格です。
主催者サイト:Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイ
役に立つ民間資格なのか?
社会人が取得するメリットは少ない
Webクリエイター能力認定試験とは、情報系の専門学校の生徒が在学中に勉強した実績を何らかの形で残すために受験します。
情報系の専門学校とは、例えばコンピュータ、パソコン、プログラム、システム開発など、いわゆるIT系分野です。
履歴書の資格欄を一行でも埋められるように受験するのがこういった民間資格です。卒業時に履歴書に書いて就活の際のPR材料にします。
そのため、社会人が転職のために取得してもあまり評価されません。
仮に、経験者を対象とした求人であれば、過去のサイト制作実績、ポートフォリオ(自身のスキルや実績を示す作品集)の提出が求められます。
Webアプリケーションとして動かす上ではバックエンドの知識、スキルも求められます。
将来性について徹底研究

学習する内容は基礎的な知識が中心
「Webクリエイター・・・」という試験の名前から想像すると、クリエイターとしての能力を問われる試験のように想像してしまいますが、実際は違います。
前述の通り、Webクリエイター能力認定試験ではHTMLのタグやCSSのプロパティについての知識が問われます。
実は、こういった仕様に関する知識は、現代のWeb制作業務においては「知っていて当然の前提知識」とみなされます。
ネットで調べればすぐに解決できることも多いため、知識の暗記自体が重要視されることはありません。
ホームページを作成する上で最も求められるのは、ユーザーの課題を解決するデザインのセンスや、全体を構築する設計力です。
技術的な細かい知識は、実務を進めれば自然に身に付きます。
合格するには
高い合格率だが、油断は禁物
Webクリエイター能力認定試験は、「スタンダード」と「エキスパート」の2種類に分かれており、スタンダードの方が難易度は低いです。
主催者発表の平均合格率は89.9%と非常に高く、事前の準備を怠らなければ確実に合格を目指せる難易度です。
ただし、実際にパソコンを使ってコーディングを行う実技試験があるため、知識がある人でも試験形式(リモートWebテストや独自の解答環境)に慣れるために過去問を1〜2回は解いておくのが安全です。
初学者であっても、スタンダードであれば1週間、エキスパートでも2週間程度の集中した学習時間があれば十分に合格ラインに到達可能です。
テキスト・問題集・参考書
おすすめテキスト・基本書
Webクリエイター能力認定試験「エキスパート」試験対策用の公式テキストです。
本書は、サンプルサイトを作成しながらHTMLタグの要素や属性及びCSSのプロパティをその都度説明する構成となっています。
スタンダードより試験範囲は広くなっていますが、スタンダードと同じタグ、プロパティは、ほぼスタンダードと同様に説明されています。
合格するには必要な知識が十分に収録されているので、これ1冊でもエキスパートに合格できます。
| 種類 | 評価 |
| テキスト |
おすすめ問題集
Webクリエイター能力認定「エキスパート」試験に対応する公式問題集です。
合格のためには、試験問題のレベルや出題内容を確実に把握した上で、答案練習を繰り返し行うことが重要です。
| 種類 | 評価 |
| 問題集 |
試験情報
日程・出題内容・合格基準・その他
試験日
- 随時試験:各試験会場が設定した日程
- 公開試験:年2回実施(リモートWebテスト)
お申し込み
- 随時試験:各試験会場によって異なります
- 公開試験:概ね試験の2周間前くらいまで
受験資格
どなたでも受験できます。
試験会場
- 随時試験:全国主要都市にて実施
- 公開試験:任意の場所(パソコン、タブレット等により解答)
受験料
- エキスパート 7,700円
- スタンダード 6,100円
※2026年8月現在、税込
試験内容
【認定基準】
- スタンダード:セマンティックWebを理解し、HTML5をマークアップすることができる。また、CSSを用いてHTMLの構造を維持しつつ、Webページのデザインやレイアウトを表現することができる。
- エキスパート:レイアウト手法や色彩設計等、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したWebデザインを表現することができる。また、スクリプトを用いた動きのあるWebページの表示、マルチデバイス対応、新規サイトを構築することができる。
【試験時間】
《スタンダード》
- 実技:70分(テキストエディタ使用時) / 60分(Webページ作成ソフト使用時)
《エキスパート》
- 知識:20分、実技:110分(テキストエディタ使用時) / 90分(Webページ作成ソフト使用時)
合格基準
- スタンダード:実技問題の得点において得点率65%以上
- エキスパート:知識問題と実技問題の合計得点において得点率65%以上
※実技・知識各分野で一定割合以上の得点を満たすこと(最低ラインの設定)
合格発表
試験後1か月を目途に郵送
主催者情報
試験に関する詳しい情報は試験に申し込む|個人の方|Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイをご覧ください。
