PRプランナーが役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

PRプランナー

受験料が高く登録料も更新料も必要、巧みな集金制度は実に見事。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

1か月程度

易しい

75%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

スキルアップ

10〜30万円

誰でも受験可

※合格率は1次についてです。取得費用は3次まで挑戦した場合です。

最終更新日:2021/11/07

PRプランナーとは

PR用のチラシ

PRプランナーとは、日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)が運営する民間資格です。広報・PR系の分野では知名度もあり人気の資格となっています。

 

試験において、企業や団体における広報・PRについての基本的な知識や実践的なスキルを認定します。

 

対象となるのは、これから広報の部署を目指すというよりも、既に広報やPRの職種に就いている人のほうがメインです。3次試験を受験するには3年以上広報・PR関連実務経験が求められます。

 

主催者サイト:PRプランナー資格認定制度/検定試験

PRプランナーについて本音で一言

広報の仕事がしたくてPRプランナーを受験する人がいますが、こういった職種に資格は要りません。つまりPRプランナーを取得したからと言って就職や転職には役立ちません。

 

しかも受験料は安くなく、民間資格であるにもかかわらず登録料や3年毎の更新料も必要です。単なる憧れだけで取得してもメリットは少ないです。

各級試験に応じて3種類の称号がもらえる

PRプランナーは、難易度に応じて1次〜3次試験までありますが、3次まで合格しなくてもそれぞれの試験に合格すれば称号がもらえます。

  • 1次合格 → PRプランナー補
  • 2次合格 → 准PRプランナー
  • 3次合格 → PRプランナー

3次試験に合格してはじめてPRプランナーと名乗れるワケです。それまでは「補」だの「准」だの付いて、なんだか見習いのような感じがします。

 

実務経験のある人にとっては自分は一人前だという自負があります。そんな人達のプライドをくすぐって「補」と「准」を消すために3次まで誘導する巧みな仕組みです。

 

PRプランナーの将来性を徹底研究!

広報の仕事に民間資格は必要ない

 

資料を説明する男性

 

大手企業で広報担当というと、花形部署というイメージを抱く人が多いようです。

 

そのため、将来広報の部署やPR業界で働きたいと考えている社会人や学生が、就職や転職の役に立てばと考えて受験します。

 

しかし、まず第一に言えるのは、広報になるのに資格は要りません。こういった民間資格は持っていても持っていなくても同じです。就職や転職は有利にはなりません。

 

試験の学習を通して得た知識は仕事に活かせるかもしれませんが、どちらかというと実力と経験の世界です。民間資格を持っているからと言って実力があるとは認められませんし何か特別な業務ができるわけでもありません。

 

履歴書に書いても、「一応勉強して取ったんだな」くらいにしか思われません。名刺に印刷すれば、同業者同士であれば話題にはなるでしょう。しかし、そこまでです。

 

じゃあ、どうしたら広報の担当部署で仕事ができるのか?ということですが、やはり新卒や転職でいきなりというのは困難です。

 

考えられるとすれば以下のルートです。

  • 営業現場で経験を積んで、同じ会社内で広報の部署へ異動
  • 秘書や総務の担当者が兼務で広報を担当する
  • 明確にPRできる実績を積んで他社の広報部門へ転職する

かなり狭き門かもしれませんね。それ以外で考えられるのは学歴です。広報などの宣伝活動が盛んな会社であれば、やはりエリート社員が通る部署です。

 

憧れだけでは希望通りの部署へは行けません。

取得するのも維持するのも金額が高すぎる!

 

PRプランナーの受験料は以下の通りです。1次と2次はマークシートなんですけど、結構いい値段ですね。

  • 1次試験:11,000円
  • 2次試験:17,600円
  • 3次試験:13,200円

各級試験に合格して、それぞれに対応する級の認定申請する際の認定登録料は以下の通りです。

  • 1次合格(PRプランナー補):5,500円
  • 2次合格(准PRプランナー):8,800円
  • 3次合格(PRプランナー):11,000円

登録するかしないかは任意です。けれど登録しないと「PRプランナーです」と名乗れません。認定申請書に記載してある内容についての審査料も含まれています。

 

しかも3年毎に更新しなければなりません。その料金は

  • PRプランナー補:5,500円
  • 准PRプランナー:8,800円
  • PRプランナー:11,000円

率直な印象として、高いですねぇ〜、認定登録と言っても名簿に記載してもらって、PRプランナーと名乗ったり名刺に印刷できるくらいなんですけどね。

 

PRプランナーといっても民間資格なんで、法律上独占的に認められた業務もありません。この資格があってもなくてもできる仕事の内容は同じです。

 

これだけの取得費用や維持にかかる金額に見合った効果があればいいんですけどねぇ・・・

 

その他、日本パブリックリレーションズ協会へ入会する制度もあります。もちろん有料です。

 

これだけお金をかけて、一体どれくらいの効果があるのか、勉強を始める前によ〜く考えてください。

 

※上記は全て2020年6月現在の税込一般価格です。会員割引や学生割引もあります。

花形の部署は学歴や経験が優先

 

企業において「広報」とよく似た仕事として「マーケティング」があげられます。

 

どちらも企業が外部に向けて情報発信を行うという点ではよく似ています。それに、何となく華やかなイメージがあります。

 

そこで、こういった部署で働くために有利になるような資格はないかと探すワケですが、結論から申し上げて民間資格じゃほとんど意味ないです。

 

例えば、マーケティングでは経験が最も重視されます。市場や顧客について精通していなければなりません。新卒がいきなりマーケティングの部署に配属されることはないでしょう。

 

ネットマーケティング検定、販売士などのような民間資格を取得しても全く評価されません。民間資格よりも、国公立大学や名門私立大卒という学歴の方が優先します。

 

関連資格:ネットマーケティング検定とは販売士とは

 

誰でも短期間で取得できる程度の民間資格では経験や学歴は補えません。民間資格は取得するメリットはないということです。

PRプランナーに合格するには

PRプランナーの試験は、実質的に難易度の低い順に以下の3種類に分かれています。

  • PRプランナー補(1次)
  • 准PRプランナー(2次)
  • PRプランナー(3次)

PRプランナー補は比較的難易度は低い試験なので、知識ゼロからでも独学で1か月ほど勉強すれば合格できます。

 

准PRプランナーから少し難易度は上がります。しかし、1次試験の内容をしっかりと理解しておけば2か月ほどで合格できます。

 

時事問題も出題されるので、最新のトレンドなどをテレビなどで把握しておく必要があります。

 

学習方法としては、主催者である日本バプリックリレーションズ協会から公式問題集と公式過去問題集が出ているので、そちらを利用するのがおすすめです。

 

3次試験は実務経験がなければ合格は困難です。そもそも3年以上の実務経験があることが認定条件になっているので、テキストだけの独学では厳しいでしょう。

 

※「参考問題」として過去問が掲載されているので参考にしてください。
参照:PRプランナー資格認定制度/検定試験

独学よりも試験対策講座を受講するのが一般的

PRプランナーは独学でも合格できますが、公式テキストや問題集が正直イマイチなので、公式の試験対策講座を利用するのが一般的です。

 

1〜3次試験対策が、会場受講またはWeb受講の形で用意されていて、回数は4〜6回程度です。料金は非常に分かりづらいのですが、一般で1講座23,760円ほどのようです。3次まで行けば当然ですけど3倍かかります。

 

「充実した試験対策が行えます」ということですが、主催者側としてはこれで儲けているワケですから、受講生の勧誘に熱心な様子です。

 

ここまでお金を払ってまで取得する意味はないと思うんですけどね・・・まぁ、ご自身で判断してください。

 

参照:PRプランナー試験対策講座 | PRプランナー資格認定制度/検定試験

 

なお、Web受講による動画の配信ですから通信講座とは違うようです。

PRプランナー 試験情報

試験日 お申込み

年2回(それぞれ1次・2次・3次試験あり)

主催者発表によります
※先着順で定員に達し次第受付を終了

受験資格

【1次】どなたでも受験できます。
【2次】1次試験合格者
【3次】2次試験合格者で、3年以上広報・PR関連実務経験者

試験内容

試験会場:
【1次】

  • 前期:東京・大阪・福岡
  • 後期:東京・大阪・名古屋・札幌

【2次】

  • 前期:東京・大阪・福岡
  • 後期:東京・大阪・名古屋

【3次】

  • 前期:東京・大阪
  • 後期:東京のみ

受験料(一般、税込):

  • 1次試験:11,000円
  • 2次試験:17,600円
  • 3次試験:13,200円

試験内容:
【1次試験】広報・PRに関する基本的な知識

  • 組織体経営と広報・PR活動に関する知識
  • コミュニケーションとコミュニケーション手段に関する知識
  • マーケティングと広報・PRに関する知識 など

【2次試験】広報・PRの実務に関する専門知識

  • 科目A 企業経営と広報・PRに関する知識
  • 科目B マーケティングと広報・PRに関する知識
  • 科目C コミュニケーションと広報・PRに関する実務知識
  • 科目D 時事知識

【3次試験】広報・PRに関する実践技能

  • 課題A ニュースリリースの作成
  • 課題B 広報・PR計画の立案作成( 課題Bは「コーポレート課題」もしくは「マーケティング課題」から1つ選択)

【試験方法】

  • 1次試験:マークシート方式/問題数50問/試験時間80分
  • 2次試験:マークシート方式/問題数 科目A〜D各25問/試験時間各50分
  • 3次試験:課題A・B各1問/試験時間180分(各自時間配分をして2つの課題の解答を作成)

【合格基準】

  • 1次試験:正答率 70%以上
  • 2次試験:正答率 65%以上(各科目の正答率がいずれも50%以上)
  • 3次試験:正答率 60%以上(課題A・Bの総合評価が45点以上(60%以上)、かつ各課題の評価がいずれも50%以上)

試験に関する詳しい情報は受験する | PRプランナー資格認定制度/検定試験をご覧ください。

PRプランナー おすすめテキスト・基本書

2021年度版 広報・PR概説: PRプランナー資格認定制度1次試験対策テキスト

2019年8月から実施の新・試験対系に準拠したPRプランナー資格認定検定試験公式テキストです。

 

残念ながら公式といっても要点は分かりにくく、同じようなことを繰り返し書いいるだけです。

 

ただテキストはこれしかないので、独学の人はこちらをご利用ください。

種類 評価
テキスト

PRプランナー おすすめ問題集

広報・PR資格試験参考問題集 (2019年版)

1〜3次試験対策用過去問題集です。

 

過去問を通して頻出範囲や出題傾向を把握して、分からない箇所はテキストで勉強するのが良いでしょう。

 

2次くらいまでならこの問題集だけでもなんとか合格できます。問題集だけではなく、新聞やニュースなどで最新情報を押さえておく必要があります。

種類 評価
過去問題集

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