調剤事務管理士とは?取得する意味やメリットはあるの?

薬局で請求書を発行する女性

薬局ではあまり評価されず、就職や転職が有利になることはありません

種類難易度合格率
民間資格易しい60%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可~1万円1か月程度
活かし方全国の求人数評価
知識習得約1,200件
(0件※)
  • 調剤薬局事務全体の求人は約1,200件ありますが調剤事務管理士合格者と明記している求人は0です。
  • 全国の求人数は、ハローワークの求人情報を基に2026年7月31日に集計しました。求人票において資格名が必須条件として記載されるケースは限られており、実務経験や人物重視の採用が多い傾向にあります。

調剤薬局事務と呼ばれる職業全般については下記のページを参考にしてください。
関連情報:調剤薬局事務とは

調剤事務、医療事務、介護事務・・・こういった法律的な根拠のない民間の検定試験を「資格」と勘違いしている人が大勢いますが注意してください。

短期間で取得できる民間資格などで就職や転職は有利になりません。

少し冷静になって考えてみれば分かることです。

当サイト内の評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。参考にするかしないかはご自身で判断してください。

目次

調剤事務管理士(技能検定試験)とは

薬局で話し合う男女

調剤薬局事務と呼ばれる民間資格の一種

調剤事務管理士とは、保険調剤薬局において窓口業務や会計、保険請求分のレセプト作成等を行うための民間資格です。

いわゆる「調剤薬局事務」と呼ばれる検定試験の一種です。調剤事務管理士と調剤薬局事務に違いはありません。

試験の学習を通して、保険調剤の仕組みを理解し正確に調剤報酬を算定し請求するための基礎的な知識について学びます。

調剤事務管理士技能認定試験は、技能認定振興協会が実施する民間の検定試験です。

名称は商標登録されていて、合格者のみが「調剤事務管理士」と名乗れます。

この民間資格に合格しても、就職・転職活動ではほぼ役立ちません。

薬局の求人を見れば分かりますが、多くは経験者優遇です。

未経験者を採用するにしても免許・資格不問である場合がほとんどです。

主催者サイト:JSMA 技能認定振興協会|医療事務の資格・医療事務の試験ならJSMA

役立つ民間資格なのか?

調剤報酬請求事務のスキルを証明する資格といっても学習する内容は超基本的です。

履歴書に書けば前向きな姿勢は評価されるかもしれませんが、現実はほぼ評価されません。

採用に関しては実務経験者が優先します。薬局での求人の多くは民間資格など問いません。

未経験者であれば学歴・年齢・接客業としての清潔感や面接時の第一印象などを重視します。面接時の印象も重要です。

あえて無資格者を採用するケースも普通にあります。

採用時に大切なことは他にいくらでもあるということです。

将来性について徹底研究

薬局でレジを操作する女性

キャリアアップや将来的な価値

医療事務や調剤薬局、介護事務といった民間資格が世の中にはたくさん存在します。

受講制限がない場合がほとんどなので、学歴など関係なく誰でも受験でき、いずれも短期間で取得できます。

しかし、これらは民間の検定試験にすぎないので、合格しても法律上特別にできる業務(独占業務)はありません。

就職や転職が有利になるなんて言われていますが、少し冷静に考えれば、どれくらい価値があるのか分かるはずです。

こういった民間資格を取得したけど、就職が決まらず困っている求職者は少なからずいます。

請求業務は正確性が求められる作業のため、未経験者を採用するなら基礎学力が高い人が選ばれます。

つまり、ひとつの判断基準として「学歴」です。

国公立大学・有名大学卒業、あるいは地元の有名進学校卒であればそれだけで有利になります。

登録販売者の方が何倍も役に立ちます

ドラッグストアや薬局などへ就職する際には登録販売者の資格が役立ちます。

登録販売者とはれっきとした医療系の国家資格(都道府県知事免許)です。薬剤師や登録販売者がいないと販売できない薬があるので、就職や転職の際は有利になります。

関連資格:登録販売者とは

資格手当が支給されたり、時給が一般の人より高くなるケースも多く将来性もあります。

もちろん国家資格ですからそれなりに時間をかけて勉強しなければ合格できません。

短期間で取得できる民間資格に過度な期待をするのではなく、自分が薬局でどんな仕事をしたいのかをよく考えてみることが大切です。

キャリアアップを目指すのであれば、登録販売者などより業務の幅が広がる資格を目指す方が長期的なリターンは大きくなります。

合格するには

お薬手帳と錠剤と診療明細書

調剤事務管理士は受験資格に制限がなく、試験中にテキスト等の資料を参照できる(持ち込み可能)ため、独学でも十分に合格を目指せる民間資格です。

ただし、一般的な大型書店では対応する過去問題集や演習本が手に入りにくいという難点があります。

独学で進める場合は、市販の最新版レセプト作例集を活用するか、主催団体・提携スクールで販売されている「単体の対策教材(テキスト・問題集のみ)」を取り寄せて演習量を確保するのがスムーズです。

高額な通信講座を申し込まなくても、適切な教材さえ揃えれば独学で対策可能です。

まずは自分に合った学習方法を見極めてから受講の有無を検討するとよいでしょう。

テキスト・問題集・参考書

おすすめテキスト・基本書

通信講座を使わず、まずは費用を抑えて基礎知識を身につけたい方には市販テキストでの独学がおすすめです。

このテキストは、調剤薬局で事務を行う際に必要な医療保険制度のしくみ、薬の基礎知識、処方せんの読み方、薬剤の計算方法などを丁寧に解説しています。

これ一冊でしっかり学べ、やる気があれば十分合格圏を目指せます。

種類評価
テキスト

試験情報

日程・出題内容・合格基準・その他

試験日

毎月1回(第4日曜日)の在宅試験、または随時可能なインターネット試験(IBT)

お申し込み

主催者サイトをご覧ください。

受験資格

制限はなく、どなたでも受験できます。

試験会場

自宅など(在宅試験、またはインターネット環境のあるPC等でのIBT受験)

受験料

6,500円(税込)

試験内容

学科(マークシート10問)+実技(レセプト作成2問)

合格基準

在宅試験の場合

  • 学科試験:80点以上
  • 実技試験:点検・各作成問題ごとに60%以上の得点をし、かつ2問の合計で80%以上

※インターネット試験の場合は総得点率70%以上など、試験方式によって異なります

合格発表

試験実施後1か月以内に文書にて通知

主催者情報

試験に関する詳しい情報は調剤事務管理士技能認定試験​|JSMA 技能認定振興協会をご覧ください。

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