商業経済検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

商業経済検定

商業高校の生徒が就職を控えて受験する検定試験、社会人には必要ない。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

2か月程度

易しい

25%(2級)

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己啓発

〜1万円

誰でも受験可

最終更新日:2021/10/21

商業経済検定とは

受験勉強する女子高生

商業経済検定とは、公益財団法人全国商業高等学校協会が主催する民間の検定試験です。人気の検定試験で、毎年10万人近くの高校生が受験します。

 

試験では実社会で最低限必要となる商業・経済に関する基礎的な知識が問われます。

 

試験の区分は難易度の低い順に3〜1級に分かれていて、1、2級共通科目の「マーケティング」「経済活動と法」「ビジネス経済A」「ビジネス経済B」の4科目のうち、1科目取得で2級、2科目取得で1級と認定されます。

 

受験生のほとんど(ほぼ100%)は商業高校の生徒です。在学中に、就職が多少なりとも有利になるように簿記検定などと合わせて取得を目指します。

 

主催者サイト:公益財団法人全国商業高等学校協会

商業経済検定について本音で一言

商業高校の生徒が在学中に何か目標を持って勉強ができるようにと教師が生徒にすすめる試験の1つが経済検定試験です。

 

あくまでも日頃の授業の一環として社会に出てから役立つような教養を身に付けるのが目的です。商業経済検定に合格しても、卒業後に役立つことはありません。

 

受験料も安いので高校生が自信を付けるために目標の1つにするには良いと思いますが、社会人が受験するメリットや意味などは見当たりません。

 

商業経済検定の将来性を徹底研究!

あくまでも面接時の印象+α程度の効果

 

ガラス制の地球儀とお札

 

商業高校の生徒が、就職が少しでも有利になるようにと商業経済検定を取得するようですが、現実的にはそんなに影響はありません。

 

ご存知の通り在学中の成績(評定)の方が優先しますし、面接時の印象も大切です。

 

あくまでも、新卒の高校生にとって、若干評価がよくなる程度くらいのメリットしか期待できません。

 

さらに、入試での優遇措置を実施している短大・専門学校・大学も無いようなので、進学には活かせません。

 

ただ、知識としては持っていて損はないでしょう。

 

大学生や社会人が取得しても、就活やその後の転職には役立たないので、おすすめしません。

販売士3級の一部試験科目が免除

 

商業経済検定の合格者は、日本商工会議所の販売士検定(リテールマーケティング)3級の一部試験科目が免除される制度(リンケージ制度)があります。

 

詳しく説明すると、商業経済検定試験の「ビジネス基礎」と「マーケティング」の合格者は、販売士検定試験3級試験の「マーケティング」が免除されます。

 

関連資格:販売士とは

 

全く別の団体が運営する民間資格が免除の制度を設けているのは珍しいです。

 

なお、免除には有効期限があるのでご注意ください。詳しくは主催者サイトをご覧ください。

商業経済検定に合格するには

商業経済検定は、3級・2級・1級に分かれていますが、まず基礎として「ビジネス基礎」という科目を受験し、合格すると3級取得となります。

 

ビジネス基礎では、現代の商業活動について、広く浅い知識が問われます。内容は、売買契約・小切手や手形・経済の歴史などで、商業高校1年生の授業で学習します。

 

3級合格後、「商品と流通」「マーケティング」「ビジネス経済A」「ビジネス経済B」の4つの科目中から受験して、このうち1つを取得すると2級、2つを取得すると1級取得になります。

 

商業経済検定は言葉や用語の意味を暗記すれば合格できます。単純に時間をかけてコツコツと覚えるだけです。

 

早ければ1か月程度の学習で1級に合格する高校生もいます。他の検定試験や授業の勉強もありますから、1年生で2級を目指すのがよいでしょう。

 

1級と2級の違いは難易度による違いではなく、単純に合格数の違いだけです。3級は基礎ですから難易度は低く、合格率は毎回70%以上です。3級と2級は同時に受験できます。

 

1級を受験する際には、4科目の中から2科目を選びますが、合格しやすいと言われているのが、マーケティングとビジネス経済Aだと言われています。

 

もっとも人それぞれですから、自分に合った科目を選んでください。

商業経済検定 試験情報

試験日 お申込み

年1回(2月第1日曜日)

10月下旬〜11月中旬

受験資格

どなたでも受験できます。

試験内容

受験料:1科目につき 1,300円(税込)
試験地:全国各地(高校生は原則として在籍校で、受験票により申し込む)
【3級】ビジネス基礎

  • ビジネスとコミュニケーション 5問
  • ビジネスと売買取引 15問
  • 経済と流通の基礎 20問
  • 企業活動の基礎 10問

【2級】 (@〜Cのうち、いずれか1科目)

  • @マーケティング
  • A経済活動と法
  • Bビジネス経済A
  • Cビジネス経済B

【1級】 (@〜Cのうち、いずれか2科目)

  • @マーケティング
  • A経済活動と法
  • Bビジネス経済A
  • Cビジネス経済B

※問題は文部科学省学習指導要領に準拠しています。1級および2級の科目は3級の内容を基礎としています。2級合格者が1級を受験する場合、2科目のうち1科目は、2級合格科目を充てられます。
【合格基準】各級 100点満点中70点以上の成績

試験に関する詳しい情報は商業経済検定試験 | 公益財団法人全国商業高等学校協会をご覧ください。


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