販売士が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

販売士(リテールマーケティング)検定

小売業界への就職・転職が多少有利になる検定試験、推奨する会社も多い

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

優しい

1か月程度

民間資格

民間検定

60%

※いずれも3級の数字です。

最終更新日:2019/08/09

販売士とは

男性と女声の店員

販売士検定とは、スーパーや百貨店、量販店のような小売店において、継続的に商品が売れるよう、売り場の販売員が必要な知識を身につけるための検定試験です。

 

小売店における「販売のプロ」の育成をめざす検定試験といえるでしょう。

 

小売店といっても、食料品、家電販売、衣料品、ホームセンターなど様々な種類があります。当然ですがどんな小売業であっても季節によって売れる商品が違います。曜日や時間帯によっても売れる商品が違ってきます。

 

お客の要望にあった商品を、適切なタイミングで数・量・価格で提供すればお店の売上を延ばすこともできます。

 

そのためには、しっかりと商品計画(マーチャンダイジング)を立てる必要があるのは言うまでもありません。

 

売上を延ばすには、より効果的に購買意欲を高めるような売場を作らなければなりませんし、仕入れや在庫の管理、販売する価格なども戦略的に考えなければなりません。ただ漠然と商品を陳列するだけでは売り上げは延びません。

 

また、販売士検定の学習をすすめる過程で、接客の基礎知識やモノをうるときの基本的な知識や技術を学びますす。

 

特に3級試験は、売り場の担当者が、店舗運営に必要な基本的な知識と技術を身に付けるための内容となっています。

 

販売士試験は平成27年度から、「リテールマーケティング(販売士)検定試験」と名称が変わりましたが、合格者の称号は販売士のままです。

 

参考:販売士とは | 商工会議所の検定試験

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

販売士とは、商工会議所主催の販売士検定試験の合格者に与えられる、いわば「販売のプロ」の称号です。

 

販売士検定は昭和48年の創設といいますから、既に30年以上の歴史を持つ検定試験です。

 

家電量販店、スーパー、百貨店などの小売業の店員はもちろん、流通業界を目指す学生まで幅広く受験します。

 

販売士検定では、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなどの専門的な知識を試されます。

 

販売士検定には1級、2級、3級があります。3級が入門試験になり、売り場の担当者レベルです。2級はフロア長などの中間管理職レベル、1級が店長レベルになります。

 

販売士検定とは、商工会議所が主催している民間検定試験なので、取得したからと言って特になんらかの業務上の権利が付与されるわけではありません。もちろん資格を持っていなくても売り場に立てますし店長にもなれます。

 

では、就職・転職で役立つかというと、販売士3級では有利にはなりません。2級試験に合格していたとしても、それが採用の理由になることは稀です。

 

履歴書に書いても特に聞かれることがないのがほとんどです。3級や2級は商業高校の生徒が就職を控えて、少しでも面接の際の印象を良くするために受験します。

 

とは言うものの、小売業などでは、積極的に販売士の資格取得を推奨している会社もあり、昇給・昇格、主任や店長になるためには2級取得を条件としている家電量販店、化粧品販売会社などもあります。

 

参考:リテールマーケティングレポート【販売士制度活用事例紹介】

 

評価の対象となるのはほとんどが2級以上で、資格手当(3,000円ほど)を支給している小売業もあるようです。そういった会社に勤務されている人は是が非でも販売士検定に合格しましょう。


販売士の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

新卒で流通業界を目指しているようでしたら、3級でも取得する意味はあります。もちろん2級が望ましいです。

 

流通業界へ転職したいのであれば、現場での実務経験と販売士2級以上であれば多少は有利になるでしょう。もちろん流通業界でどのようなポジションを目指すのかの違いにもよります。

 

販売士の資格取得をかなり奨励している小売店もあります。自分が就職・転職を希望している会社が販売士を優遇しているのであれば、当然ですが履歴書に書くのが3級であろうと有利になります。

省庁が後援している検定試験という宣伝文句ですが…

 

販売士について紹介しているサイトを見ると、「販売のプロを認定する資格であり、流通業界で唯一の公的資格」と、だいたいどこも「公的資格」を強調しています。

 

では、どういう根拠で「公的資格」としているのかというと、経済産業省、中小企業庁の後援のもとに実施している検定試験だからということです。

 

実はこの「後援」とは「PRするために後援名義を使っていいですよ」という程度のもので、省庁に申請すれば明らかなインチキ資格商法でない限りワリと簡単に使用許可がおりるようです。

 

こういった省庁に後援されている検定試験は多くあります。あたかも公的資格のように見せかけるための権威付けの手段にすぎません。

 

特に法律的な根拠があるわけでもないので、「公的」というのはかなり大袈裟な気がします。

 

資格の種類について

5年ごとに資格を更新、もちろん有料です。

 

販売士は、一度試験に合格したら、ずっと販売士と名乗っていられるわけではありません。

 

運転免許証のように5年ごとに更新の手続きをします。もちろん更新の際はそれなりに費用がかかります。以下の通りです。

 

1級 7,560円  
2級 7,310円  
3級 6,260円

 

この費用が高いか安いか…もちろん職務上どうしても販売士と名乗る必要があれば更新した方が良いでしょうが、それ以外の人は、必要に応じての更新になると思います。

 

この辺りの費用のことも含めて販売士の資格を取得するかどうかは考えてみましょう。もちろん更新しないという人もいます。

【関連する資格一覧】
家電製品アドバイザー 登録販売者 秘書検定

 

販売士検定に合格するには

販売士検定には難易度の低い順に3級、2級、1級があります。

 

3級と2級は比較的簡単なので、1か月ほど学習すれば合格できます。しかし1級は少し難しくなり、さらに面接試験があります。

 

販売士検定について学習する方法は次の4パターンです。

  1. ハンドブックによる独学
  2. 養成講習会の受講
  3. 指定通信教育講座の受講
  4. 養成講習会・指定通信教育講座以外の学習

3級の本試験では、日本商工会議所指定の通信講座テキスト(またはハンドブック)から、なんと9割が出題されます。残りの1割は若干応用した出題になります。つまりテキストの繰り返し学習をすれば独学で十分に合格できます。

 

とはいうものの3級・2級販売士に合格するためには分厚いハンドブックは要りません。通信講座のテキストも必要ないでしょう。解説の詳しく書かれた問題集を買って繰り返し解きまくれば合格できます。圧倒的に受験生に指示されている問題集を下記でも紹介していますのでこちらをおすすめします。

 

独学以外では、販売士検定3級と2級は、通信講座を修了後、1日間のスクーリングに参加すると、その後2回の試験まで「販売・経営管理」の科目免除が受けられます。科目免除を活用すれば、有利な受験が可能です。つまりお金で点数を買うということです。

 

詳しくはこちらを参照ください。
販売士 3級学習方法 | 商工会議所の検定試験

販売士 試験情報

試験日

お申込み

1級:2月中旬
2級:2月中旬・9月下旬
3級:2月中旬・7月中旬

全国の各商工会議所によって異なります。
こちらを参照ください。日本商工会議所

受験資格

受験資格の制限は一切なく、どなたでも受験できます。

試験内容

販売士検定は筆記試験と面接試験(1級のみ)です。
<1級>
【筆記試験】小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理
【面接試験】表現力、説得力、問題意識について
<2級>
【筆記試験】小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理
<3級>
【筆記試験】小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理

 

2019年2月実施(83回)の販売士検定試験の結果は下記のとおりです。
<1級>受験者数1,215名、合格者数242名、合格率24.3%
<2級>受験者数5,866名、合格者数3,553名、合格率68.7%
<3級>受験者数10,012名、合格者6,370 名、合格率68.9%

参考:販売士 | 商工会議所の検定試験

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問題集ですが解説が詳しく、出題範囲を十分に網羅していますので、別途テキストは不要です。これさえシッカリ読み込めば合格点は十分取れす。これから勉強を始める人は、この問題集と過去問を何度も解けば合格できます。Part1とPart2の2冊で試験範囲を全て学習できます。

 

古い年度のものは最新の内容を反映していないこともあるので、最も新しい年度のものを購入するようにしましょう。

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