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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

LinuC

パソコンを操作する男性のイラスト

2018年3月1日に始まった新しいLinux技術者認定試験

種類難易度合格率
民間資格やや易しい
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可5~10万円3か月程度
活かし方全国の求人数おすすめ度
スキルアップ39件
  • 上記はLinuC-1についてです。合格率は公表されてません。
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2024年2月2日に集計。

LinuCとはLinuxと呼ばれるOSについての技術力を測る認定資格で、2018年に日本市場向けに始まりました。

難易度で3段階のレベルに分かれ、LinuC-1勉強時間の目安は1~3か月程度です。

知識の証明にはつながりますが、期待するほど就職や転職には役立ちません。

目次

LinuC(Linux技術者認定試験)とは

パソコンを操作する男性の手

日本向けに特化したLinuxの検定試験

LinuCとは、2018年3月1日から始まった新しいLinux技術者認定試験です。

正式名称は「Linux技術者認定試験 LinuC」といいます。読み方は「リナック」です。

Linuxと呼ばれるOSについての技術力を測る認定試験は、現在日本には大きく2つの資格が存在します。

1つは、世界基準で歴史もある「LPIC(エルピック)」です。LPICは世界中で実施されているLinux技術者認定試験です。

そして、もう1つが日本市場向けに特化されたLinuCです。LinuCは、LPI-Japanが独自に作成したLinuxの認定試験です。

主催者サイト:IT資格といえば LinuC|Linux技術者認定試験 リナック|LPI-Japan

なお、Linuxと呼ばれるOSについては、LPICを紹介するページで説明しています。そちらもご覧ください。

関連資格:LPICとは

役に立つ資格なのか?

全国の求人情報を検索すると、ネットワーク・サーバー系に関するエンジニアの求人は多く見つかります。

試しに、Linuxサーバーの開発者・技術者に関する求人を検索してみると、全国で2,600件以上(2024年2月2日時点)見つかりました。

しかし、「経験者優遇」となっている求人が多く、資格については「不問」となっている場合がほとんどです。

LinuCやLPICに合格すれば一定の知識の証明につながるため、履歴書に書けばそれなりにアピールできます。

しかし、合格したからと言って特別な仕事ができるワケでもありません。意味ないとは言いませんが、あくまでも資格は参考程度です。

特に転職ともなると、やはり経験と実績がモノを言う業界です。

将来性について徹底研究

パソコンの前で作業するIT系エンジニア

初心者であればまずはLinuxを実際に触ってみる

Linuxに触れたことのない人がいきなりLinuCやLPICを触っても、一体何なのか分かりづらいと思います。

まずは自分でパソコンにLinux環境を構築して触れてみてください。LinuCの試験では、設定ファイルの名称やコマンドの引数を問う問題が出題されます。そのためLinuxをインストールして実際に触る必要があります。

日頃からパソコンに慣れているのであれば、書店でLinux入門書を購入して勉強を始めるのがよいでしょう。最近の傾向を踏まえた解説が豊富な参考書が多く出ています。

入門書の多くには、Linuxのインストール用のCDがついています。Windows上に仮想環境を作って、そこにLinuxをインストールすれば概ね問題ありません。どのCDでも内容に変わりはないので、気にせずインストールしましょう。

また、YouTubeでも良質な解説動画が揃っているので参考にするのもおすすめです。

LinuCとLPICの違いについて

(※内容がLPICのページとと一部重複しています。ご了承ください)

Linuxの技術者試験は、現状ではLPI-Japanが主催するLinuCと、カナダに本部を置くLPI(Linux Professional Institute)によって運営されているLPIC(エルピック)の2つが混在しています。

LinuCとは、2018年3月より開始された日本独自のLinux技術者認定資格です。もともとは、LinuCを提供するLPI-JapanがLPICの試験を実施していました。

「LPICの試験問題の流出」における対策が原因で分離したと表向きは発表していますが、まぁ本音を言うと、利益配分の調整がうまくいかなかったんでしょうね。

世界的に見ても、LPICは日本人の受験者数が圧倒的に多かったようです。利権の奪い合いがまとまらず結局ケンカ別れするなんてよくある例です。

では、ともにLinuxに関する資格であるLinuCとLPIC、どう違うのでしょうか。

LinuCの強みとしては、日本発の試験なので日本のニーズに合わせた知識を得られるという点があげられます。

一方、LPICの強みは、世界標準で海外へ行っても使えるし、昔からあるので認知度が高いという点です。

簡単に言うと、LPICは世界で通用するけれどLinuCは日本でしか通用しないということです。

では、現実にはどちらが良くて、これから勉強するならどちらがおすすめなのか・・・というと、今のところどちらが優位という目立った違いはないようです。どちらがいいとは言えません。

試験自体についても、難易度、受験金額、試験対策などに違いはなく、LinuCを勉強するにしてもLPIC向けの勉強をすれば間に合います。逆もしかりです。

取得するメリット、就職・転職時の評価等はほぼ同じだと考えてよさそうです。

ただし、LinuCは「日本市場に特化」した資格を目指して提供をされているため、今後はLPICとの差別化のために試験内容が変わっていく可能性が高いようです。

試験が始まった2018年は従来のLinux試験だったLPICの形をそのまま継承していましたが、2020年4月にはLinuCレベル1とレベル2の出題範囲が大幅に改定されました。

つまり、当初のスローガンであった「日本市場に最適化した試験&運用サービス」が本格的に実行され、「クラウド時代においてLinux技術者に求められる技術力を証明できる認定資格」として生まれ変わったワケです。

参照:Linux技術者認定 LinuC(リナック)とは|LPI-Japan

この先、LPICとLinuCの違いはさらに明確になっていくかもしれません。

LinuCは2018年3月に始まったばかりの資格試験のため、現在のところ知名度では「LPIC」に及びませんが、今後はLinuCが日本市場での評価基準となる可能性も否定できません。

合格するには

LinuC-1であれば初心者でも合格可能

LinuC試験は、難易度の低い順にLinuCレベル1(LinuC-1)から最も難しいLinuCレベル3(LinuC-3)までの3段階に分かれています。

LinuC-1は101試験と102試験の2種類のテストがあり、2試験を5年以内に合格して初めてLinuC-1として認定されます。5年以内に両方とも合格しなければ一方に合格していても無効になります。

LinuC-2も同様に201試験と202試験の2種類のテストがありますが、LinuC-1と仕組みは同じです。2試験を5年以内に合格してLinuC-2として認定されます。なお、下位レベルを取得しなければ上位レベルへ進めません。

LinuC-3は、300試験、303試験、304試験の独立した試験により構成されています。いずれか1つに合格すればLinuC-3として認定されます。

上記の試験種類、レベル等はLPICとほぼ同じ制度になっています。

試験の難易度は、現在のところLPICとほぼ変わりません。LinuC-1の勉強時間の目安は1か月~3か月程度とされています。

有意性の期限は5年間

LinuCには、一度認定されると有効期限はありませんが、有意性の期限があって、その期間は5年間です。

LinuCには、ACTIVEとINACTIVEという2つの認定ステイタスがあります。LinuCの各種レベルに一旦認定されると「ACTIVE」として有意性が示されます。

その後、認定日から5年以内に同一レベルの再認定あるいは上位レベルの取得をしなければ、ステイタスが「INACTIVE」に変更されます。

簡単に言うと、ACTIVEとは、その名の通りアクティブつまり「現役中」という意味です。INACTIVEとは、「過去のスキル」という意味です。

テキスト・問題集・参考書

おすすめテキスト・基本書

LPIC受験者の間で「あずき本」として親しまれている「Linux教科書(Linux技術者認定試験学習書)」シリーズのLinuC版です。2019年に販売開始となりました。

解説は細かく丁寧で、内容に関しては質も高いです。試験範囲全体について最低限合格できるような解説を1冊に凝縮した印象です。重要な箇所・コマンドについてはよくまとまっています。

問題数・模擬問題についてはおまけ程度にしかついていないため、スピードマスターなどの問題集と組み合わせて学習するのがおすすめです。

※Kindle版(電子書籍)もあります。

種類評価
テキスト&問題集

あまり事前の知識が無いままLPICの試験対策を始める人もいますが、いきなり問題集にチャレンジしても初学者が理解するのは困難です。

こちらのテキストは、全くLinuxについて知らない、触ったことがないとい、これから業務でLinuxを使う予定という人にはかなりおすすめです。

初級者向けだからといって内容に手抜きはなく、各種コマンドのオプションなどについても掲載しています。問題集というよりも参考書です。Linuxスキルに自信がない人はまずはこちらで勉強しましょう。

実際に受験生の間でも評判は高いです。これ一冊で合格というワケにはいきませんが、とっかかりには最高の一冊です。

種類評価
テキスト

おすすめ問題集

LPI-Japan認定の問題集です。472問という豊富な演習問題が収録されているので、アウトプットにはことらを活用すると良いでしょう。

豊富な演習問題が収録されており、解説も詳しく、周辺知識にも触れているのでとても親切な内容です。

試験対策問題集と言えば、上記で紹介する「あずき本」か、こちらの「スピードマスター」のどちらかになりますが、あずき本は問題集というよりは参考書、こちらのスピードマスターは問題集になります。

「あずき本」+「スピードマスター」で勉強するのが合格へつながる勉強方法です。問題を解いて、解説を読み込むという流れで学習すればレベルアップにつながります。

※Kindle版(電子書籍)もあります。

種類評価
問題集

試験情報

試験日

随時実施

お申し込み

随時受付

受験資格

どなたでも受験できます。
※上位を受験するには下位レベルの認定が必要です。

試験会場

全国のピアソンVUEのテストセンター

受験料

1試験あたり15,000円(税別)

試験内容

以下は「レベル1」についてです。レベル1を取得するには101試験と102試験の2試験に合格しなければなりません。

【101試験】
四肢択一式、キーボード入力 約60問:90分

  • システムアーキテクチャ
  • Linuxのインストールとパッケージ管理
  • GNUとUnixのコマンド
  • デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準

【102試験】
四肢択一式、キーボード入力 約60問:90分

  • シェル、スクリプト、およびデータ管理
  • ユーザインターフェイスとデスクトップ
  • 管理業務
  • 重要なシステムサービス
  • ネットワークの基礎
  • セキュリティ

合格発表

試験終了後、すぐに確認できます。

主催者情報

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