VBAエキスパートが役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

VBAエキスパート

業務を改善化するために学習する価値はあるけど、資格までは必要ない。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

1か月程度

やや易しい

非公開

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

スキルアップ

〜2万円

誰でも受験可

※上記はExcel VBAベーシックについてです。Excelを使いこなせるのが前提です。

最終更新日:2021/12/01

VBAエキスパートとは

パソコンの画面

VBAエキスパートとは、Microsoft Officeのソフトウェアである「Excel」や「Access」に機能の1つとして搭載されているマクロ・VBA(Visual Basic for Applications)のスキル(習熟度)を認定する民間資格です。

 

2003年4月に開始され、試験は株式会社オデッセイコミュニケーションズが実施しています。

 

VBAエキスパートの試験には、表計算ソフトのExcelと、データベース用ソフトのAccessのそれぞれに「Basic(ベーシック)」と「Standard(スタンダード)」の2種類が用意されています。ベーシックの方が難易度としては入門者向けになります。

 

VBAを学習することで、例えばルーチンワークと呼ばれるような単調な繰り返し作業が、驚くほど効率化されて業務改善につながる可能性もあります。

 

主催者サイト:VBAエキスパート公式サイト

VBAエキスパートについて本音で一言

VBAをマスターすれば、Excelを日々業務に使っている会社であれば経費の大幅削減に貢献できる可能性もあります。

 

Excelの操作が得意でマクロを使いこなしている人はどこの会社にも少なからずいます。そういった人たちの多くは自分の業務を効率化するためにテキストを自腹で購入して使い方を覚えますが、VBAエキスパートのような資格はほとんど持っていません。わざわざ受験する必要もないということです。

 

業務の効率化が求められる中、VBAエキスパートについて勉強すれば大きなメリットが期待できますが、資格までは必要ないでしょう。就職や転職に役立つとまでも言えません。

 

VBAエキスパートの将来性を徹底研究!

VBAエキスパートはMOSと同様に受験料が高い!

 

パソコンで表計算ソフトを操作

 

VBAエキスパートの試験は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)と同じく株式会社オデッセイコミュニケーションズが実施しています。

 

関連資格:MOSとは

 

これらの試験に共通する特徴と言えば、とにかく受験料が高い!

 

VBAエキスパートの中で最も一般的なExcel VBA ベーシックで13,200円です。MOSもいくつか科目が分かれていますが、どれも10,000円以上はします。

 

パソコンの画面に表示される問題を解答するだけのCBT方式ですから、もっと安くてもいいと思うんですけど・・・

 

こういった検定試験に申し込むのは、少しでも就職や転職が有利になればと考える大学生や社会人です。

 

しかし、残念ながら特定のパソコンソフトの使い方に慣れた程度では学生の就職や社会人の転職は有利になりません。

 

ExcelやWord、PowerPointの操作方法を覚え、マクロを使いこなして仕事に役立てることが目的であれば民間資格などは要りません。自分で参考書を買って使えるようになれば済みます。

民間の検定試験では就職や転職は有利にならない

 

就職や転職が有利になるようにと、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)やVBAエキスパートの勉強を始める人がいますが、はっきり申し上げてそういったPC系の民間資格は履歴書に書いてもほとんど評価されません。

 

MOSを学習しても、身に付くのは一部のパソコンソフトの基本的な操作のみです。今の時代どこの会社へ行ってもExcelやWordをハイレベルで使いこなせる人はいくらでもいます。

 

例えば、履歴書の趣味・特技欄に「得意分野:パソコン操作全般」と書けばそれで済みます。あるいは面接時に「パソコンは得意です」と応えれば全く問題ありません。

 

MOSなどは、試験を実施している業者が学生向けに「就職が有利になる!」と宣伝をしていますが、一般的には知名度も低くあまり知られていません。

 

日商PC検定インターネット検定情報検定IOT検定などの民間資格も取得する意味などないです。

 

仮に、資格でPRしたいのであれば、基本情報技術者試験または応用情報技術者試験などの国家資格です。

 

関連資格:基本情報技術者とは応用情報技術者とは

 

これらは一般的な事務職だけでなくIT関連の会社へ就職する際にも評価の対象になります。

仕事が劇的に効率化された例

 

Excelのマクロ機能を使えばとっても便利!なんて聞いたことがある人も多いと思います。ここでは具体例をあげて、どう業務が効率化されるのかを分かりやすく説明します。

 

例えば、日々Excelを使って下記のような仕事をしているとします。

  1. 毎日Excelの売上データをコピーする
  2. 違うExcelファイルにその売上データを貼り付ける
  3. この作業を毎日200回ほど繰り返す

驚くほど単調て定型的な繰り返し作業ですね。時間もかかりますし、入力ミスも発生するでしょう。

 

Exceのマクロを使えば、このような繰り返し作業を一瞬で終わらせられます。Excelの画面上で動くプログラムを組むようなイメージです。

 

一度マクロを作ってしまえば、あとは毎日指定のボタンを押すだけで上記の作業は終わります。パソコンの処理が終わるのを待っているだけです。

 

印刷する指示をあらかじめマクロに組み込んでおけば、200個作ったファイルを全て印刷するなんてことも自動でできます。

 

マクロを利用すれば時間を短縮できるだけではなく、とにかく正確です。人の手を介すとどうしてもミスが発生しますが、そういったミスはほぼ解消できます。

 

しかも、いつもExcelを使っているのであれば、無料でマクロVBAを使えます。別途購入しなくてもExcelにマクロの機能は最初から入ってます。

 

日々Excelを使った定型的な業務に追われている人であれば、使ってみる価値は十分あります。

VBAエキスパートに合格するには

VBAエキスパートには難易度の低い順に以下2種類があります。

  • ベーシック → 一般レベル
  • スタンダード → 上級レベル

冒頭で「入門者向け」と書きましたが、どちらも難易度としては比較的高めです。もちろん前提としてExcelがある程度使いこなせなければなりません。Excel初心者であれば、まずはExcelを使いこなせるようにしましょう。

 

逆に、日常からExcelを使いこなしているようであれば、機能の1つとして学習すれば短期間で覚えられます。数週間しっかり勉強すれば合格できます。

 

合格に必要な勉強時間は、ベーシックで30時間前後、スタンダードで75時間程度と言われています。つまり、ベーシックであれば1日1時間の学習時間で1か月くらいは必用です。毎日Excelを業務で使っているようであればさらに短期間でも合格できます。

 

Excel初心者であれば、まずはExcelをマスターするのに独学でも3か月はかかるでしょう。とにかく毎日使って覚えるしかありません。

 

MOS受験用のテキストや問題集は多く出ていますが、VBAエキスパートに関しては公式テキストが1冊しか出ていません。

 

そのため、模擬問題自体が少なく、自分でとにかく使ってみるのが有効な学習手段です。テキストだけでは合格レベルに到達するのはかなり難しいです。

 

日頃からマクロを利用している人にとっても、VBAエキスパートはVBAをきちんと初めから学びなおす良いキッカケになります。

VBAエキスパート 試験情報

試験日 お申込み

試験会場によって違います。

下記参照
受験するには|VBAエキスパート公式サイト

受験資格

受験資格の制限はなく、どなたでも受験できます。

試験内容

試験方法:コンピュータ試験(CBT方式)
【受験料】

  • Excel VBA ベーシック:一般13,200円、割引適用11,880円
  • Excel VBA スタンダード:一般14,850円、割引適用13,420円
  • Access VBA ベーシック:一般13,200円、割引適用11,880円
  • Access VBA スタンダード:一般14,850円、割引適用13,420円

出題範囲:
【Excel VBA ベーシック】50分

  • マクロとVBAの概念
  • マクロ記録
  • モジュールとプロシージャ
  • VBAの構文
  • 変数と定数
  • セルの操作など

【Excel VBAスタンダード】50分

  • プロシージャ
  • 変数の活用
  • ステートメント
  • ファイルの操作
  • ワークシート関数の利用
  • 検索とオートフィルターなど

【Access VBA ベーシック】50分

  • VBAの基礎知識
  • データベースの基礎知識
  • 変数・定数・配列
  • ステートメント
  • 関数
  • DoCmdオブジェクトなど

【Access VBA スタンダード】60分

  • VBAエキスパート「Access VBA Basic」レベルの理解
  • 変数・配列・ユーザー定義型
  • プロシージャ・モジュール
  • フォームとレポートの操作
  • SQL
  • ADOやDAOによるデータベース操作など

問題数:各科目40問前後
合否基準:各650〜800点(1000点満点)※問題の難易度によって上下する。
試験結果:合否は試験修了直後に判定されます。合格者には、4〜6週間以内に合格認定証が郵送されます。

試験に関する詳しい情報は試験概要|VBAエキスパート公式サイトをご覧ください。

VBAエキスパート おすすめテキスト・基本書

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBAベーシック (模擬問題付き)

VBAエキスパート Excel ベーシックの公式テキストです。

 

Excel VBAを初めて学習される人を対象に編集されています。Visual Basic Editorの使い方から、マクロ記録、Excel VBAの基本文法、セルの操作、シートやブックの操作などを初学者でもわかりやすく解説しています。

 

本試験に準じた模擬問題も付属していますが、実はこれが役立ちます。本試験でほぼ同じ問題が出題されるので、理解していれば確実に正解できます。

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