家電製品アドバイザーが役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

家電製品アドバイザー

家電の販売と接客に関するプロフェッショナル、資格としての価値は微妙。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

易しい

1か月程度

民間資格

民間検定

30%

星2つ

家電製品アドバイザーとは

家電製品アドバイザー

最近の電化製品って、いろんな機能があって操作方法も複雑ですよね。特にスマホなんて普通の人では簡単には使いこなせないような機能がたくさんあります。

 

家電販売に従事するに人は、顧客の囲い込みや他社に流れるのを防ぐためにも高度な商品知識が要求されます。機能についてよく理解していて、売場で客に質問されたらほぼ即答できるレベルじゃないと、お店としては見込み客を失い機会損失につながります。

 

もちろん機能面だけではなく、基本的な仕組みも理解した上で相手に分かりやすく説明しなければ理解してもらえません。専門用語を並べるだけではダメです。

 

家電販売に従事する人は、商品知識だけではなく接客態度も重要です。間違った返答や、ちょっとした対応の悪さはすぐにクレームにつながります。気持ちよく家電製品を買ってもらうには商品知識と同様により良い接客態度も身に付けなければなりません。

 

家電製品アドバイザーとは、家電製品協会が主催する民間資格です。試験の学習を通して、家電製品にまつわる基本的な機能や使用方法、不良品・故障品が発生した際の対応方法、廃棄処理手段、あるいは接客など、家電販売に関する専門知識を学びます。

家電製品アドバイザーの種類は2つ、得点によってグレードが上に

家電製品アドバイザーの試験は以下の2種類の分野に分かれています。

  • 生活家電のアドバイザー
  • AV情報家電のアドバイザー

2分野ともに合格すると「家電製品総合アドバイザー」の資格を取得します。

 

2分野それぞれに試験が2科目ありますが、2科目ともに170点以上であればゴールドグレードとして認定されます。さらに生活家電とAV情報家電ともにゴールドグレードを取得するとプラチナグレードとして認定されます。

 

参考:家電製品アドバイザー|資格概要

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

家電製品アドバイザーのレーダーチャート

家電製品アドバイザーの資格を取得すれば、家電製品に興味を持っていて、勉強している前向きな姿勢をPRできるので、電器店への就職・転職が有利になるメリットは少なからずあります。

 

名刺や名札に、「家電製品アドバイザー」と印刷している量販店もあります。家電量販店に就職して店頭に立ってみたいという人であれば家電製品アドバイザーの資格は役に立つでしょう。

 

ただ、家電製品アドバイザーの資格を取得すれば仕事上役立つ場面もあるかもしれませんが、それ以外では役立つとまではいえません。あくまでも自己啓発のための資格です。

 

家電製品アドバイザーの有資格者数を広告チラシに掲載してイメージアップに努めている大手家電量販店などもあります。例えばエディオンなどです。しかし、この場合はあくまでも企業のイメージアップが目的であって、個々の社員の知識水準を証明するものではありません。

 

試験の学習を通して、家電や電気全般の基礎知識や近年の家電製品のトレンドなどは身に付きます。しかし、合格すれば客の質問に詳しく答えられるか、という点は別問題です。

 

知識のレベルを知るには良い基準ですが、家電製品アドバイザーの資格が本当に現場で役立ち仕事上有利かと言うと話しは別です。試験問題はあくまでも過去の情報であって、販売する製品には日々新機能も搭載されます。誰でも比較的短期間で取得できる民間の検定試験にすぎないので、合格した店員だけが特別な権限が付与されたり、特典があるワケでもありません。

 

家電製品アドバイザーの資格を持ってなくても製品について詳しい人などはいくらでもいます。メーカーの人間が舌を巻くほど詳しい店員もいます。多少の商品知識よりも、好感を持てる接客態度の方よほど重要になるケースもあります。大切なのは検定試験よりも現場での経験です。


家電製品アドバイザーの将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

家電製品アドバイザーの資格はそれなりに知名度はあるので、入社後に「生活家電」と「AV情報家電」ともに取得するように言われる販売店もあります。

 

中には資格手当を支給している量販店もあります。そいった会社に勤務する人には取得するメリットは高い資格です。

 

売場の責任者や主任以上になるためには家電製品アドバイザーの資格が必須の販売店もあります。会社から受験の費用が出たり、合格することで給与や時間給の面で待遇が良くなるのであれば、是が非でも取得しましょう。

 

ただし、単に取得を奨励しているだけで、時給のアップにつながる社内規定がない会社では、取得したからといって無条件で給与や時間給はアップしません。

 

家電製品アドバイザーの試験は、テキストも受験料も高く、おまけに5年毎に更新料も必要になります。ただ趣味や自分の能力アップのためだけであればあまり学習する意味はないかもしれません。

家電製品アドバイザーの学習範囲は多岐にわたる

 

試験に合格するためには、生活家電では生活全般の家電製品について学習します。

 

例えば、生活家電においては、エアコン、空気清浄機、除湿機、加湿器、扇風機、換気扇・浴室暖房換気扇、冷蔵庫、電子ジャー炊飯器、電子レンジ、IHクッキングヒーター、ジャーポット・電気ケトル、ホームベーカリー、ジューサー、洗濯機・洗濯乾燥機、掃除機、ふとん乾燥機、アイロン、照明器具、エコキュート、温水洗浄便座、火災報知器、太陽光発電、スマートハウス、電源、電池、電気暖房器具などの仕組みや原理、使い方を学びます。

 

AV情報家電においては、デジタル信号、テレビ放送、テレビ受信機、デジタルディスクレコーダー、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、AVシステム・オーディオ機器、AV機器の接続・設定、ナビゲーションシステム、パソコン、プリンター、電話・FAX、インターネット・AVネットワーク、電池、電源・スマートハウスなどの技術や基礎知識について学びます。

 

共通の科目として、販売・施工時のお客様満足(CS:Customer Satisfaction)のための手法、消費者保護や省エネ・環境や製品安全における法律まで、かなり幅広い範囲を学習します。

家電製品アドバイザーと家電製品エンジニアの違い

 

家電製品協会が主催する家電に関する検定試験には、その他に家電製品エンジニアがあります。どちらを学習するか迷っている人もいるのではないでしょうか。

 

この2つの違いは何かと言うと、家電製品アドバイザーは営業や販売担当者向きです。一方で家電製品エンジニアは、購入後の設置やサービス担当者向けです。

 

どちらかの受験を考えているのであれば、「アドバイザー」の方が参考書・テキストも豊富なので取り組みやすいでしょう。 「エンジニア」の方は専門的な内容が多く、理解しづらい点が多くあります。

 

ただし、家電製品エンジニアの資格は、合格しても役立つ機会は多くはありません。家電製品の修理もできません。

 

本格的に学習するのであれば、国家資格である電気工事士の方が実用的で役に立ちます。

 

簡単な電源の工事をするにも国家資格が必要になるケースがあります。民間の資格ではいざという時に使えません。

【関連する資格一覧】
販売士 電気工事士

 

家電製品アドバイザー試験に合格するには

家電製品アドバイザー試験は、難易度が比較的低いので、独学でも十分合格可能です。

 

市販のテキスト・過去問題集の中からどれか1冊を選んで1か月ほど学習すれば合格できます。過去問での学習が一番効果的です。知名度もあるので参考書は多く出版されています。

 

家電製品アドバイザーの試験は、前述の通り、「AV情報家電」と「生活家電」の2つに別かれています。

 

それぞれの試験に「商品知識」のテストと「CS・法規」のテストがあり、「CS・法規」は内容が共通です。下記のようなイメージです。

  • AV情報家電:商品知識・取扱+CS・法規(共通)
  • 生活家電:商品知識・取扱+CS・法規(共通)

ちなみに、CSとはCustomer Satisfaction(顧客満足)という意味です。

 

1日でAV情報に関する商品知識、生活家電の商品知識、CS・法規、の3つのテストを受けて全て合格すると「家電製品総合アドバイザー」の資格が取得できます。

 

どれか1つでも合格すると、それから1年間(2回分)はその科目が免除になります。

 

試験はマークシートです。自動車免許の試験と同じようにひっかけ問題も多数あります。学習するにあたっては丸暗記ではなく、理解することも重要です。

 

家電製品は年々機能が新しくなって複雑になります。あまり古いテキスト・問題集では役に立ちません。なるべく新しいものを使いましょう。

 

内容は、電気店に勤めていて、店頭で接客をしている人ならわかるレベルの問題です。自称家電マニアなら勉強なしで70%ほど正解できる人もいるでしょう。

 

ただし、CS・法規に関しては、法律的な専門用語が並んでいるので、ある程度の時間をかけて学習しなければなりません。常識問題的な出題があるので、消費者側の立場で考えて理解しながら学習します。

5年ごとに更新が必要です。もちろん有料です。

家電製品アドバイザーの資格の有効期間は交付日から5年間です。有効期限が切れるまでに資格更新学習用テキストで学習して、資格更新試験に合格すれば新たに5年間資格は延長されます。

 

有効期限内に資格更新試験に合格し、修了しないと資格は失効します。
更新料(2019年7月現在)。

  • 家電製品総合アドバイザー:8,450円
  • いずれか一方の資格:5,660円

5年に一度とはいえ決して高くない金額です。継続するのであればメリットをよく考えましょう。

 

※紙申請の場合やインターネット申請で「紙テキスト+マークシート方式」を選択された場合の更新料は、若干高くなります。

 

参考:資格更新案内|家電のプロになるための資格認定総合情報サイト

家電製品アドバイザー 試験情報

試験日

お申込み

例年2月と9月の水曜日と日曜日

3月試験:12月1日〜1月25日前後
9月試験:6月1日〜7月25日前後

受験資格

受験資格の制限は一切なく、どなたでも受験できます。

試験内容

家電製品アドバイザー試験は、【AV情報家電】と【生活家電】に分かれ、それぞれは「商品知識・取扱」と「CS・法規」の2科目の試験が実施されます。

 

【AV情報家電】

  • 商品知識・取扱:AV情報家電製品の商品知識・取扱いの理解度を問います。
  • CS・法規:CSに関する知識及び、家電製品とそれらの販売に関連する法規類の基本的知識の理解度を問います。

【生活家電】

  • 商品知識・取扱:では、生活家電製品の商品知識・取扱いの理解度を問います。
  • CS・法規:CSに関する知識及び、家電製品とそれらの販売に関連する法規類の基本的知識の理解度を問います。

 

※なお、「CS・法規」はAV情報家電と生活家電に共通した試験科目です。

試験に関する詳しい情報は受験案内|家電のプロになるための資格認定総合情報サイトをご覧ください。

家電製品アドバイザー おすすめの講座

家電製品アドバイザー試験は独学でも十分合格できます。しかし、業界未経験者で事前知識がない人であれば、通信講座を利用するのもおすすめです。テキストはかなり詳しく書かれています。

 

JTEXの通信講座は歴史もあって受講生も多くいます。レポート提出や質問券の活用などのサポート面でも充実しています。

 

こちらから受講申し込みができます。

家電製品アドバイザー資格受験講座(総合)

家電製品アドバイザー おすすめテキスト・基本書

家電製品アドバイザー試験 早期完全マスター第14版

公式の参考書も出版されていますが、専門用語が多くて分かりづらいため受験生の多くはこちらを利用しています。

 

家電製品アドバイザー試験で過去8年間に出題された問題を分析して、必修ポイント、重要ポイント、補足ポイントの3段階に分けて詳しく解説しています。重要度に沿ってまとめてあるので、短期間で無駄なく学習ができます。

 

繰り返して読めば合格できる実力はつきますが、できたら問題集も解くことをおすすめします。

種類 評価
テキスト 星5つ

家電製品アドバイザー おすすめ問題集

家電製品アドバイザー試験 全問題集・解答集 2019~2020年版
本試験では、過去の出題と同じであることも多いので、この問題集からも多く出題されます。

 

過去問を繰り返し解いて、解説の内容を十分理解すれば合格できます。

 

出題傾向も記載されていて解説がわかりやすいので事前の知識がない人にもおすすめです。この問題集だけでも合格できます。

種類 評価
過去問題集 星5つ


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