証券外務員が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

証券外務員

金融関係への就職がが決まったら必ず取得したい資格。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

やや易しい

1か月以上

民間資格

民間検定

50〜60%

最終更新日:2019/10/04

証券外務員とは

パソコンのモニターを指差す女性

証券外務員とは、銀行や証券会社などの金融機関で、金融商品の取引をおこなうために必要な資格です。

 

金融商品とは、例えば銀行が扱う「預金」や「外貨預金」や「国債」、証券会社の扱う「株式」や「投資信託」、保険会社の扱う「保険」などです。預金や保険もれっきとした金融商品です。

 

外務員とは、証券会社や銀行などで金融商品の取引を担当する人のことで、言ってみれば営業マンのことです。

 

外務員の仕事をするには金融庁に証券外務員として登録しなければなりませんが、登録される条件として証券外務員の資格が必要になります。簡単に言うと、証券外務員の資格がないと、勧誘なのどの営業活動や商品説明ができないということです。

 

証券外務員の資格は、日本証券業協会が実施する民間の検定試験になりますが、非常に公共性の高い資格であるといえます。

証券外務員には二種と一種がある

証券外務員の資格には二種と一種の2種類があります。二種と一種の違いは、取り扱い範囲が限定されるのが二種、より高度・複雑でリスクの高い証券商品もすべて扱える資格が一種という違いです。

 

証券外務員二種は、扱えるのはあくまでも現物のみです。現物とは、一般に株式市場での株式の取引や商品市場での商品の取引を指します。

 

一方、証券外務員一種は、証券外務員二種の上級資格として位置付けられていて、二種の業務にプラスして信用取引、デリバティブ取引を含めたすべての有価証券に関係する業務をおこなえます。

 

つまり、証券外務員一種であれば、二種外務員で扱える商品の他、信用取引やデリバティブ取引といった責任が大きくリスクの高い商品についても募集・勧誘ができます。

 

金融関係とは全く違う仕事をしている個人でも、二種と一種ともに受験可能です。

 

参考:外務員資格・外務員資格試験・外務員必携 | 日本証券業協会

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

証券外務員のレーダーチャート

証券外務員の資格は、金融機関に勤務していれば必ずといってよいほど会社から取得を命じられます。

 

金融関係の会社へ内定した新卒者であれば、入社前に取得しておくように会社から命じられる場合もあります。

 

入社前に一種に合格する学生もいれば、マレに何回受けても二種に合格できない学生もいます。普通に勉強すれば「落ちれば恥ずかしい」と言われるくらい全員取得できる資格です。

 

合格すれば金融商品の紹介や販売ができるので、役立つ資格であるのは間違いありません。しかし、証券外務員は、あくまでも証券や金融商品業務の基礎的な資格という位置付けです。仮に学生であっても、証券外務員の資格を持っているから就職が有利になるとまではいえません。入社してからいくらでも取得できるからです。

 

金融系からの転職者はだいたい保有しています。しかも、2017年ぐらいから大手銀行でも人が余っている状況です。現実として、インターネットを介した金融サービスやAIの普及により銀行の仕事は減っています。証券外務員の資格を取得しても、金融関係の会社へ就職や転職が有利になるとは考えないほうがいいでしょう。

 

金融関係の会社が、女性の契約社員や派遣社員を高い時給で募集していますが、その場合も必要なのは有価証券取引などの実務経験、つまり即戦力です。証券外務員の資格が持っていたとしても、あまり採用にはつながりません。そういう人であれば既に取得しているでしょうけど。


証券外務員の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

銀行への就職が内定した学生であれば、入行前になんとしても取得しておかないとスタート時点で周囲から遅れることになります。証券外務員二種を取得していないと投資信託等の運用商品が販売出来ません。

 

「外務」となっているので、渉外担当的なイメージですが、支店に訪ねてきた顧客に対して説明する場合も同様に資格が必要です。窓口業務であっても活かせる資格です。

 

銀行員であれば、持ってないと非常にヤバイです。昇進や昇給が望めなくなるどころかリストラの対象になります。

 

二種も一種もあまり難易度は変わりません。二種取るなら間違いなく一種取得をしたほうがよい資格です。

 

FP(ファイナンシャルプランナー)3級や可能であれば2級、銀行業務検定(法務・財務・税務)など、業務に活かせる資格を多く取得するのがおすすめです。

 

金融機関によっては、証券外務員はもちろんのこと、FPなどの金融系の資格が昇進要件のひとつになっています。

証券外務員の正会員と特別会員の違いとは

 

外務員一種と二種には、それぞれ「正会員」と「特別会員」がありますが、これは受験する試験の違いです。合格してからの会員の種類ではありません。

 

正会員とは証券会社向けの資格で、新株予約権、先物や信用取引など高リスクの商品も含め全ての商品を扱えるため、かなり出題範囲が広く難易度も高めです。

 

一方、特別会員とは銀行などその他の金融機関向けの簡易資格で、リスクの高い先物や信用取引等は一切できません。出題内容も限られた範囲で正会員二種と比べてもかなり易しい内容です。

 

正会員に関しては、現在一種も二種も受験要件はありません。誰でも受験できます。特別会員は基本的に金融機関の職員でないと受験できません。

 

正会員と特別会員とでは試験の難易度は全く違います。学生が受験するのであれば、金融機関の職員ではないので難易度の高い正会員版の試験を受験することになります。

 

金融機関では、将来関連会社の証券会社に転籍や出向というケースもあるので、どんな金融商品でも扱えるよう正会員を取得させるのが主流になっています。

証券外務員と証券アナリストの違い。

 

金融関係の会社に勤める人が取得を目指す資格の1つが証券アナリストです。証券アナリストは証券外務員と比べても難易度はかなり上なので、上位資格であるといえます。

 

勉強する内容や範囲において、証券外務員(一種、二種)と証券アナリストは2〜3割ほど重複しています。

 

証券アナリスト取得者が証券外務員を取得するのは簡単ですが、逆の場合はさらに勉強しなければなりません。

 

証券アナリストの試験問題は、高度な数学知識が必要で、計算問題も多いです。一方、証券外務員は簡単な暗記モノの出題が中心で計算問題はほとんどありません。

 

新卒で金融関係の会社に就職するのであれば、まずは、入社前に証券外務員を取得して、入社後に証券アナリストを取得するのが流れです。

証券外務員とFP(ファイナンシャルプランナー)の違い

 

将来金融関連の会社へ就職を希望する学生が目指す資格として、他に国家資格のファイナンシャルプランナー(FP)があります。

 

ファイナンシャルプランナーの資格は金融機関への就職や転職が有利になるなんていわれていますが、本当なんでしょうか?証券外務員と比べてどう違うのでしょうか?

 

証券外務員は民間資格ですが、金融商品を顧客に紹介して販売ができる業務独占的な一面のある公共性の高い資格です。

 

一方、ファイナンシャルプランナーの資格は、国家資格ですが、不動産、相続、投資信託、税金などの金融知識を身につけるのみで、金融商品は扱うことは一切できません。

 

ファイナンシャルプランナーは、資格試験の学習を通して、一般の人や家庭のお金についてアドバイスをおこなう知識を習得したという証明です。あくまでもの財産管理や人生設計についてアドバイスをするのみです。金融商品の取り扱いはできません。

 

やはり仕事をする上では証券外務員の資格の方が必要性は高いと言えます。ファイナンシャルプランナーの資格があっても特別な仕事ができるわけではありません。

 

ファイナンシャルプランナーは2級以上であれば就職・転職が有利になると言われていますが、実際は取得してもほとんど関係ないです。むしろ学歴やが学生時代の成績の方が重要になります。

 

証券外務員試験に合格するには

証券外務員二種は、金融や銀行の業務に就いている人以外は、あまり日常生活では耳にしない用語もあるため難しく感じるかもしれませんが、試験は比較的簡単です。取得しやすい試験の1つです。

 

学部によって、あるいは文系・理系によって有利とか不利はほとんどありません。学習する上でもあまり関係なく、高度な数学の知識も必要ないです。

 

合格率がほぼ100%の銀行もあります。おそらく基礎学力が高いんでしょう。

 

実際の二種の合格率は60%を下回る程度ですから、2人受けたら1人くらいは落ちます。

 

仮に不合格であってもそんなに恥ずかしくはないのですが、受験料も安くはなく、不合格であれば30日間再受験できないので一発合格を目指しましょう。

 

金融や証券の知識が全くなくとも、1週間ほどテキスト読んで合格する人もいれば、3ヶ月くらいかけて合格する人もいます。二種であれば、パートで入った年配の女性でも普通に合格できます。

 

金融機関に勤めている人、ファイナンシャルプランナー等の資格を取得している人であれば1か月過去問をとけば合格できます。

試験はパソコンを使って解答。配点の高い計算問題を間違えないように!

証券外務員の試験はパソコンの画面を使って問題を解くCBT式のペーパーレス試験なので、試験を実施する業者の指定する会場で予約を入れて受験します。

 

試験は土日と年末年始を除いて平日はほぼ毎日行われていますので、任意の日や時間帯で予約が可能です。

 

合格のポイントは配点の高い(10点配点)5択問題を間違えないことです。計算問題は5択で問われやすいので、公式をきちんと覚え、確実に解けるようにしときましょう。試験ではパソコンにインストールされている電卓を使用します。

 

学習方法としては、計算問題を繰り返し解くことです。文章の5択は過去問の焼き直しが多いので、最悪は過去問の答えを覚えておいても大丈夫です。

証券外務員 試験情報

試験日

お申込み

毎日

随時

受験資格

受験資格の制限は一切なく、どなたでも受験できます。

試験内容

下記は二種外務員資格試験についての試験内容です。
○×方式、および五肢選択方式(語句選択方式、計算問題)70問:2時間
【法令・諸規則】

  • 金融商品取引法及び関係法令
  • 金融商品の勧誘・販売に関係する法律
  • 協会定款・諸規則
  • 取引所定款・諸規則

【商品業務】

  • 株式業務
  • 債券業務
  • 投資信託及び投資法人に関する業務
    ※「投資信託及び投資法人に関する法律」が含まれます。
  • 付随業務

【関連科目】

  • 証券市場の基礎知識
  • 株式会社概論
  • 経済・金融・財政の常識
  • 財務諸表と企業分析
  • 証券税制
  • セールス業務

※一度不合格になった場合(欠席の場合は含みません)は、すべての外務員等資格試験について受験日から30日を経過する日までは受験できません。
【合格基準】
300点満点の7割(210点)以上の得点で合格者となります。

試験に関する詳しい情報は外務員資格試験 | プロメトリックをご覧ください。

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証券外務員二種の試験は出題範囲がかなり広めです。そのため初学者は、あまり深く入りこまず広く浅くの勉強が必要です。15日間でマスターといううたい文句通り、広い出題範囲をポイントごとに15日間分にきれいにまとめています。1日分ごとに確認テストが付いているのでその日学んだことをすぐに確認して復習できます。

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