キャリアコンサルタントが役立つ資格なのか役に立たない資格なのか紹介します

キャリアコンサルタント

講習費用と受験料と登録料と更新費用が搾取される役に立たない技能検定

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

普通

3か月程度

技能検定

名称独占資格

50%

星1つ

※高額な養成講座の受講が条件です(一部例外あり)。

退職後の第二の人生のために講習会に参加する中高年が多いようですが、あまり期待しない方がよいでしょう。天下り団体の収益確保のために無理やり作った国家資格の1つです。

キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、2016年4月に創設された新しい国家資格の一つで、試験は厚生労働大臣が実施します。

 

学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言をおこなう専門職で、簡単に言うと「就業に関する相談員」といった資格です。

 

仕事に就くことを望んでいる人(就業希望者)にはこれまでの職務経験があり、それぞれ能力や適性もあります。

 

仕事を紹介する際には、何でもいいから片っ端から仕事を紹介するなんてワケにはいきません。本人の希望や家庭の事情なども考慮して助言や指導をおこなう必要があります。

 

キャリアコンサルタントは、労働者の就業に関して助言や指導を通して職業生活設計をおこない、これに基づいた職業選択や能力開発の支援します。

 

参考:キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント

国家資格とはいえ単なる技能検定、特別にできる業務はありません。

ただし、国家資格とはいえ正確には「技能検定」です。キャリアコンサルタント試験に合格したからといって特別な業務ができるワケでもなく、「キャリアコンサルタント」と名乗れるだけにすぎません。

 

一応、国家資格という位置づけなので、「キャリアコンサルタントでない者は、キャリアコンサルタントやそれに紛らわしい名前を用いてはならない」と法律(職業能力開発促進法)で定められています。

 

これが名称独占資格の特徴で、キャリアコンサルタントでない人がこの肩書を名乗ったり名刺に印刷すると、30 万円以下の罰金に処せられます。

 

参考:職業能力開発促進法 | e-Gov法令検索

 

ちなみにキャリアコンサルタントでない人が、キャリアコンサルタントの業務(例えば職業相談や再就職の助言など)をしても何ら問題ありません。

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

キャリアコンサルタントのレーダーチャート

キャリアコンサルタントの資格を持っていても就職・転職が特に有利になるわけではありません。率直に申し上げて、あまり役立つ資格とはいえません。

 

キャリアコンサルタント資格を持っていれば、ハローワーク、学校、大企業、人材派遣会社などで相談委員になれると考えている人が多いようですが、現実的にはそういった求人はほとんどありません。あったとしても時間給のバイトか派遣の仕事が多く、給料は安いのが実情です。

 

付け加えて申し上げますと、民間の人材派遣会社はもっとシビアです。どれだけ多くの人材を登録させて仕事に就けて売上を上げるかが全てです。営業力があって、多少強引にでも人を仕事に当てはめて売上をあげる者が一番なんです。派遣会社の社員がキャリアコンサルタントの資格を取得したとしても、あまり評価の対象とはなりません。

 

社員の採用に関しても同じです。キャリアコンサルタントの有資格者よりも、営業力がありそうで過去に実績のある人を優先して採用します。

 

キャリアコンサルタントは取得するために講習を受ける必要がありますが、かなり高額です。受験料も必要ですし、キャリアコンサルタントとして名簿に登録するためにもお金が必要で、おまけに5年毎に講習を受けてまたお金お払う必要があります。天下り団体のために作った資格と言ってもいいでしょう。費用と効果を考えて検討してみてください。


キャリアコンサルタントの将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

人材派遣会社の採用担当者が持っていて損はしないような資格ですが、これと言ってキャリアコンサルタントの資格が武器となることはありません。

 

今現在、人事に関わる仕事をしていて、会社方針として取得するのをすすめられている人は取得する価値はありますが、それ以外の人は、取得しても就職・転職は特に有利にはなりません。

 

具体的に申し上げますと、企業の人事部や人材開発部、高校・大学・国・地方自治体などの教育機関、人材ビジネス会社、公共求職支援機関の仕事に現在就いている人にはおすすめの資格です。

 

キャリアコンサルタント取得を目指す理由と、取得したらどう活かすかについてですが、女性の受験者は年齢に関わらず資格を取得したら、すぐにでも転職を考えている人が多いようです。現在の職場で活かすことを考えている方もいますが、少数派です。

 

一方、男性は定年後などの将来のことを考えて受講する人が多いようです。資格取得後にすぐに活用したり転職するわけではなく、現在の職場で定年になったり、早期退職してからセカンドキャリヤに役立てるためにキャリアコンサルタントを取得しておこうと考えている人が多いようです。

 

参考:特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会

社会保険労務士の超下位資格、やれる仕事も限定的

 

キャリアコンサルタントとは、働いている人、またはこれから働きたいと考えている人のキャリア(経験・技術など)を活かせるようにする相談員という位置づけです。

 

あくまでも仕事などの「キャリア」に関する相談ですから、現在就業している人から例えば、賃金、解雇、残業代の未払いなどについて相談を受けたとしても、解決のために相談に乗るにはキャリアコンサルタントでは限界があります。会社との間に立って和解交渉などもできません。しかも、こういった労使間のトラブルは増加傾向にあります。

 

この場合、社会保険労務士(特定社会保険労務士)であれば、労働者と使用者の間に立って、話しあいによって紛争の解決ができます。本来は裁判で決着すべき争い事を、社会保険労務士が間に立って解決に導くことができるというワケです。

 

比較的容易に取得できるキャリアコンサルタントの資格では、できる業務にも限界があります。本格的に労働に関する資格を取得したいのであれば社会保険労務士がおすすめです。

 

社会保険労務士とは | 本当に役立つ資格、全く役立たない資格

講習(養成講座)の費用が高すぎ!

 

国家資格キャリアコンサルタントになるためにには、まずは受験資格を得なければなりません。

 

そのためには、まず養成講座を受講しなければなりません。3年以上キャリアコンサルタンティングの業務経験があれば必要ないですが、そんな人はマレでしょう。

 

この講習は国(国の出先機関)が委託した民間の業者(ヒューマンアカデミー、日本マンパワー、LECなど)が認定講習として実施しています。講習受講を希望する人自身で自由に業者を選んで受講します。

 

で、この養成講座の費用がバカ高い!だいたい30万円以上します。開催する会社や地域によって幅があり、高い講習になると40万円もします!

 

キャリアコンサルタントの資格を今後検討される人は、まずこの養成講座の費用から考えてみましょう。30万円以上の出費がはたして意味があるのかどうか…ペイできそうなのか・・・。まぁ天下り団体の収入になるということには疑いはありません。

 

できて間もない資格なので今のところ合格率も高めに推移しています。この先難易度が高くなるとも言われてますが、おそらくあまり変わらないと思います。逆にもっと簡単になるような気もします。簡単にしないとカネヅルが集まらないからです。

 

高いお金だけ払って養成講座を受講すれば誰でも合格できますが、役に立たない資格であることには代わりはないでしょう。

受講生の7割が女性、男性は年配者が多いのが特徴

 

キャリアコンサルタントの受講者はどんな人が多いのでしょうか?少し調べてみました。

 

まず圧倒的に女性の受講者が多く、ほぼ7割を占めています。年齢層は幅広く、20代から60代までいます。

 

残り3割は男性ですが、20代、30代はあまりおらず、50代、60代の年配の方が多いようです。

 

男性に特に言えることですが、人生経験を積んで年を重ねると、「指導的な仕事」に憧れます。定年後は、若い人に自分の経験を語りながら相談に乗れるような仕事についてみたいと考えるワケです。

 

女性は年齢に関係なく、指導的な職業に憧れる傾向があります。

キャリアコンサルタントになるための費用

 

養成講座の費用で30万円以上必要だと説明しましたが、この他にも費用がかかります。

 

当然ですが、受験料が必要です。こんな高い受験料他に知りません。

  • 学科試験  8900円
  • 実技試験  29900円

晴れて合格したら、登録料としてまたまた費用が必要です。

  • 登録手数料 8000円
  • 登録免許税 9000円

それで、一旦登録したら終わりではありません。キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、5年毎に更新講習を受講の上、更新をおこなう必要があります。

 

更新講習には知識講習と技能講習の2種類があり、それぞれ20,000円程度が必要になります。

 

しかし、スゴいですね!これじゃ現代版資格商法となんら変わりません。この費用を勤めている会社が出してくれたらいいんですけど、そんな会社はおそらくマレでしょうね。

 

キャリアコンサルタントとは、取得するのも維持するのも現金次第なんです。とんだ金食い虫の資格にならないように注意したいものです。

 

参考:キャリアコンサルタントWebサイト|厚生労働省

 

キャリアコンサルタント 試験情報

試験日

お申込み

下記サイトを参照ください。
キャリアコンサルタント試験の試験日程及び試験地区について。
下記サイトを参照ください。
キャリアコンサルタント試験の受験申請について。

受験資格

誰でも受験できるわけではありません。厳格な受験制限があります。
  1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
  2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
  3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
  4. 上記の項目と同等以上の能力を有する者
職業相談などの経験がない方は1を選択するしかありません。30万円以上の高額な講習を受けてはじめて受験資格を得ることができます。そもそもこの講習費用がキャリアコンサルタント資格創設の目的でもあります。

キャリアコンサルタントの講習を受けて受験資格を得た場合は有効期限はありません。本試験に落ちた場合、何度でもその後試験にチャレンジできます。っていうかもったいないので1回で合格しましょう。

試験内容

【学科試験】
出題形式:筆記試験 (四肢択一のマークシート方式による回答)
問題数:50問
試験時間:100分
合格基準:100点満点で70点以上
【実技論述試験】
出題形式:記述式 (逐語記録を読み、設問に解答する)
問題数:1〜2問
試験時間:50分
合格基準:実技面接試験と合わせて150点満点で90点以上の得点。
【実技面接試験】
出題形式:ロールプレイ(受験者がキャリアコンサルタント役となり、キャリアコンサルティングをおこなう)、口頭試問(自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える)
問題数:1ケース
試験時間:20分(ロールプレイ15分 口頭試問5分)
合格基準:実技論述試験と合わせて150点満点で90点以上の得点。
試験に関する詳しい情報はキャリアコンサルタントになりたい方へをご覧ください。

合格への第一歩、まずは無料の資料請求から

いろんな講座を比較検討することもできます。

女性のイラスト

ヒューマンアカデミー キャリアコンサルタント養成講座

習い事・通信講座・通学講座を探してまとめて資料請求できます。

 
 ※使える講座の情報が多く掲載されています。

キャリアコンサルタント おすすめの講座

キャリアコンサルタント養成講座でおすすめなのはヒューマンとLECの2社です。養成講座の費用は30万円〜40万円以上と幅がありますが、この2社が他社と比較しても最も価格がおさえてあります。

 

実際に受講した方の意見も参考にしておすすめできる養成講座です。最短二ヶ月でキャリアコンサルタントの受験資格が得られるので早い資格取得を目指せます。

 

価格を比較するとヒューマンが最も安いのですが、入学金が別途必要になるのでおそらくLECが一番安いのではないでしょうか。LECは開催場所が多いのも魅力です。

 

こちらから受講申し込みができます。

ヒューマンアカデミー キャリアコンサルタント養成講座
LECキャリアコンサルタント養成講座

キャリアコンサルタント おすすめ参考書

キャリアコンサルタントのテキスト・問題集につきましては、基本的に講習会を申し込むとセットでついてきます。そのため一般には市販されていません。しかし、試験対策ではないものの学習に役立つ書籍はいくつかあります。もっとも評判の良い2冊を紹介します。参考にしてください。

キャリアカウンセリング (21世紀カウンセリング叢書)
初めてキャリアコンサルタントに関する仕事について学ぶ人におすすめです。まだ学習をしたことがない方や、全くの未経験からキャリアコンサルタントを目指す方に向いている書籍です。

 

実は、横文字と専門用語が多い業界ではありますが、この本に限って言えば初心者向けにわかりやすく説明してあるので、普通の感覚でスラスラと読みすすめられます。

 

合格された方の多くはまずこの一冊から入っているようです。

種類 評価
参考書 星5つ
キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版
キャリアコンサルタントの業界ではバイブル的な本と言えます。

 

初心者が読むと難解すぎて、途中で挫折する可能性も十分にありますので、多少なりともキャリアカウンセリングについて知識がある方にはおすすめの一冊です。この参考書から本試験で重要な設問が多く出題されているようです。講習会で配布される協会のテキストでは足りない個所を補うためには必須の参考書です。

 

この先キャリアコンサルタントを目指す人は、手元に置いてじっくりと読んでいただきたい書籍です。

種類 評価
参考書 星4つ


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