小型移動式クレーン運転技能講習が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

小型移動式クレーン運転技能講習

車両積載型クレーン車(ユニック)の操作が可能になる役立つ国家資格。

種類 学習期間 難易度 合格率

国家資格

3日間

易しい

99%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

スキルアップ

~6万円

講習受講

※つり上げ荷重1t未満の「特別教育」であれば2日間の講習で取得できます。

最終更新日:2022/08/25

小型移動式クレーン運転技能講習(特別教育)とは

小型のクレーン車

「移動式クレーン」とは、動力を利用して自由に場所を移動できるクレーンのことを指します。

 

つまり、道路を走る車両にクレーンがついているタイプのものを移動式クレーンと呼びます。

 

荷物の運搬だけではなく、その場でクレーンを使って積み降ろしができるので便利です。

 

移動式ではないクレーンとは、例えば倉庫や工場の壁などに設置されている床上運転式クレーンなどです。

 

移動式クレーンの中でも吊り上げ能力が低い小型の移動式クレーン(つり上げ荷重5t未満)を小型移動式クレーンと呼びます。

 

小型移動式クレーンは一般的に、トラック搭載型クレーン、車両積載型トラッククレーンなどと呼びますが、トラックの荷台と運転席の間のシャーシ(骨組み部分)にクレーンが付いている積載型クレーンは通称「ユニック」(商品名)と呼ぶことが多いようです。

 

クレーンの操作は基本的にトラックの側面に付いているレバーで行いますが、近年は安全面を考慮して無線操作で行うタイプが増えています。

 

つり上げ荷重が5t未満の移動式クレーンであれば、労働安全衛生法に基づく小型移動式クレーン運転技能講習を受講し修了すれば操作が可能です。

 

講習は学科と実技があり、保有している資格と業務経験により受講時間が異なります。

比較的取りやすい資格だが役立つ機会が多い

小型移動式クレーン運転技能講習は3日間で、ほぼ全員が合格できます。持っている資格や場所によって金額が異なりますが、テキスト代などと合わせて5万円程度です。

 

では、この小型移動式クレーンの資格でどれくらいのトラックのクレーンを操作できるのかと言うと、一般的な運送用トラックであればほとんどできてしまいます。

 

概ね小型トラックも中型も大型も2.9トン以下のクレーンを載せています。3トン未満はクレーンの年次点検で済み維持費を抑えられるからです。まれに大型で4.9tというのがある程度です。

 

小型移動式クレーンの資格で5t未満のつり上げ荷重まで操作できるので、取得の難易度が低いワリには活躍できる場が多いです。

 

※移動式クレーンで一般公道を走行するには、普通、中型免許または大型免許が必要となります。

 

参考:一般社団法人日本クレーン協会

小型移動式クレーン運転技能講習について本音で一言

小型移動式クレーン運転技能講習は、労働安全衛生法に基づく国家資格ですからもちろん履歴書にも堂々と書けます。求人は全国的にあり、役立つ資格であるのは間違いないでしょう。

 

クレーンの付いたトラックを使う仕事(土木、建築、運搬など)であれば、持っていれば重宝します。5t未満であればレッカー車タイプでも運転操作ができます。

 

受験資格の制限もありません。受講料を払って技能講習を受ければ、ほぼ100%誰でも取得できますが、意外に幅広く使える資格です。

 

小型移動式クレーンの運転技能講習は全国各地で行われていますが、キャンセル待ちになるほどの人気です。

 

将来性を徹底研究

玉掛け技能講習(つり上げ荷重1t以上)も取得したい!

 

小型のクレーン車

 

小型移動式クレーン運転技能講習と合わせて取得したいのが玉掛け作業者の資格です。

 

関連資格:玉掛け作業者とは

 

クレーン付きトラック(積載型移動式クレーン)のつり上げ荷重は多くが2.9t以下なので、小型移動式クレーンの運転技能講習と玉掛技能講習の2つの資格を取っておけばクレーンの操作と荷の掛け外しの両方の作業ができます。

 

※車両を運転するのであれば、自動車免許も必要です。

 

両方持っていれば実際の現場で活かせます。就職や転職も有利になります。できる限り合わせて2つとも取得するのがおすすめです。

 

順番としては、まずは玉掛けから取得するのがおすすめです。

 

玉掛けから取得すると学科でクレーンを少々講習で勉強しますので小型移動式クレーンを受講する際に理解しやすくなります。

 

また、玉掛け技能講習を修了していれば、小型移動式クレーン技能講習の講習時間が短縮され、料金が安くなるメリットもあります。

 

小型移動式クレーン運転技能講習+玉掛け技能講習のセット講習も各地で開催されています。この場合5日間の講習です。

 

参考:一般社団法人 中部労働技能教習センター

 

通常2つとも講習を受講すると10万円くらかかりますが、セットなら6万円以下で取得できるようです。

移動式クレーンの資格は3種類

 

移動式クレーンを扱う資格は、つり上げ荷重によって以下の3種類に分けられます。

  • 移動式クレーン運転士(つり上げ荷重制限なし
  • 小型移動式クレーン運転技能講習(つり上げ荷重5t未満
  • 移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育(つり上げ荷重1t未満

※「移動式クレーン運転士」とは、国家資格のクレーン免許です。

 

つまり、移動式クレーンと小型移動式クレーンの違いはつり上げ荷重による違いです。技能講習と特別教育の違いもつり上げ荷重によります。

 

関連資格:移動式クレーン運転士とは

 

移動式クレーン運転士の学科と実技試験に合格すると、すべての移動式クレーンが操作可能になります。

 

技能講習または特別教育は、講習を修了すれば取得できます。そのため「免許」には該当せず、あくまでも講習の「修了者」です。「移動式クレーン運転士」とも呼びません。

 

特別教育修了者は、1t未満の移動式クレーンのみ操作可能です。2日間の講習で取得できます。

 

つり上げ荷重が1t未満の小型移動式クレーンの作業が減っているため開催している教習所は少なく、特別教育を受講する人は少数です。

 

そのため、移動式クレーンの資格を取得したいのであれば、まずはつり上げ荷重5t未満の小型移動式クレーン運転技能講習がおすすめです。

 

仕事で移動式クレーンを扱う機会が多いのであれば、いずれ移動式クレーン運転士の免許を取って、クレーンのプロと認められるようになれば収入もさらに増えるはずです。

 

合格するには

小型移動式クレーン運転技能講習は、受験資格の制限は特になく誰でも受講できますが、多くの場合18歳以上に限定しています。

 

講習は、都道府県労働局長登録教習機関にて開催しています。一般的には3日間(学科講習13時間、実技講習7時間)受講し、学科試験と実技試験にそれぞれ合格すれば資格取得です。

 

他の資格を持っている人はこの限りではなく、免除される学科や実技講習があり、講習時間が短縮されます。

試験は易しく、ほぼ全員が合格できる程度の難易度

学科は、丸々2日間の座学です。小型移動式クレーンの運転に関する知識や関係法令について学びます。居眠りをせずにしっかり聞きましょう。

 

講習は、比較的修了しやすく、講習の内容をしっかりと覚えておけば修了試験もそれほど難しくはありません。

 

講習の最後に簡単なテストがあります。全て選択問題です。テストでどこが出題されやすいか、講義の中で講師が重要ポイントを教えてくれます。この学科試験で落ちる人は滅多にいないそうです。

 

学科試験に合格しないと実技教習が受けられません。

 

実技は、小型クレーンの操作経験がある人、全くの初心者といろんな人がいます。経験がある人は問題ありませんが、経験のない人は少々苦労します。

 

ブーム(クレーンの腕の部分)を一番高くして旋回、起伏、巻き上げ、巻き下げと操作が複雑ですぐ揺れるので揺れを止めるのが大変です。

 

修了試験の合格率は、学科試験99%以上、実技試験95%以上です。真面目に聞いていればほぼ全員が合格できます。

技能講習情報

講習日 お申込み

実施機関により違います。

実施機関により違います。

受講資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受講できます。
※内容は実施機関ごとに若干異なります。18歳以上に限定している場合が多いようです。

講習内容

受験料:30,000~50,000円前後
■講習内容
※20時間講習の内容
【学科】2日間(13時間)

  • 小型移動式クレーンに関する知識:6時間
  • 原動機および電気に関する知識:3時間
  • 運転のために必要な力学に関する知識:3時間
  • 関係法令:1時間
  • 学科修了試験:45分~1時間

【実技】1日(7時間)

  • 小型移動式クレーンの運転:6時間
  • 運転のための合図:1時間
  • 実技修了試験:1時間

合格率:学科試験99%以上、実技試験95%以上
※他の資格を持っている方は、この限りではなく、免除される学科や実技講習があります。

試験に関する詳しい情報は各主催者のホームページをご覧ください。



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