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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

TOEIC730点以上で就職や転職の際にアピールできる

英語で会話をする二人の女性

新卒なら600点が目安、730点以上で一定の評価を受ける可能性が高い

種類難易度合格率
民間検定
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可
活かし方全国の求人数おすすめ度
就職・転職1,572件
  • 難易度、学習期間、合格率、取得費用は個人差が大きいので省略します。
  • 求人数は、概ねスコア730点以上としている件数です。
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2024年9月30日に集計。

TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価するテストです。

現在では世界約150か国で実施されています。

試験の結果は合否の判定ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。

高得点であれば就職や転職が有利になります。

TOEICのスコアを新卒の採用基準にしたり、入社後の昇進の基準にする会社も増えています。

就職や転職・キャリアアップ・私生活でもとにかく「役に立つ資格」という存在です。

目次

TOEICとは

ホワイトボードで説明する外国人英語教師

世界共通の英語テスト

TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価するテストです。

現在では世界約150か国で実施されています。

世界共通のテストとなっているのでTOEICのスコアがその人の英語レベルを表す国際的な基準、つまりはグローバルスタンダードとほぼなっています。

テストと言えば、合格か不合格かで評価する場合がほとんどですが、TOEICには合否の判定がありません。10点から990点までのスコアで評価されます。

統計処理により、評価基準が一定に保たれているため、開催する試験日によって点数にばらつきがあることはありません。

そのため、TOEICの点数により自分の英語能力を正確に把握することができます。

TOEICは日本人が受けてきた英語の文法教育とは違い、日常生活での英語のコミュニケーションからビジネスまで、幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかという能力を測ります。

TOEIC Listening & Reading Testのテストでは、リスニング(聞き取り)とリーディング(穴埋め)で英語の「聞き取り」の能力を測定し、総合的な英語のコミュニケーション能力のレベルをスコアとして判定します。

スピーキングとライティングに特化したTOEIC Speaking & Writing Testsテストも実施されています。

主催者サイト:TOEIC Program|IIBC

役に立つ資格なのか?

英語を書き綴ったノートとリスニング用のイヤホン

英語でのコミュニケーション力を高めるのは、今の時代とてもメリットが大きいです。

新卒の就活時に最低限超えておきたいスコアは600点以上と言われています。

スコアが良ければ特に大企業で就職や転職は有利になります。

英語力を求める企業であれば目安は730点以上(あるいは700点以上)です。

新卒・中途採用の条件や、昇進の条件を730点以上としている企業もあります。

なぜ730点という中途半端なスコアが目安になるのかというと、TOEICの平均点はほぼ600点前後で、そこから990点(満点)までを130点ごとに3つに分割した際の上から2番目にくるスコアが730点だから・・・ということです。

  • 860点~990点
  • 730点~860点
  • 600点~730点

一般的な評価では、700あれば日常のコミュニケーションには支障がないレベルと考えられています。

ちなみに、英検で例えるとTOEIC730点は準1級に該当すると言われています。

TOEIC730点を取得できた場合は、英検準1級も合わせて取得すれば実力をより証明できます。

関連資格:英検(実用英語技能検定)とは

スコアを上げるためには

外国人を交えたミーティング

明確な目標を持って、とにかく英語で会話をしてみる

「趣味で英会話」「いざという時に役立つ」「海外旅行の際に英語は話せた方がよい」などといった曖昧な動機では英会話は上達しません。

「米国本社の社長も出席する社内会議で英語で発表しなければならない。しかも質疑応答は英語」、「金髪のナンシーさんと是非お付き合いして、なんとしても口説き落としたい」などという明確な目標がないと英会話は上達しません。

恥をかいてもまずは会話をすることです。

とは言うものの、社内でカタコトの英語を使ったりすると「アイツの英語は発音がイマイチだなぁ」「文法的におかしいなぁ」なんて揶揄する人が必ずいます。

特に年配の男性に多いのですが、そんな人に限って「オレは英語は苦手なんで…ここは日本だし」と言って人前では絶対に英語で話しません。

そんな古い体質のおじさん達の悪口に耳を傾ける必要はありません。

会議で使った英語について誰も笑いません。それどころか真剣にあなたの会話を理解しようと耳を傾けてくれるはずです。

米国から来た社長も、あなたの提案に「Good! nice idea!」と応えてくれるでしょう。

誰もあなたの英会話を聞いて笑ったりはしません

以前、環境問題の会議だったと思いますが、国際会議の場でアジア諸国の男性が英語で発表をしていたのをたまたまテレビで見たことがあります。

はっきり言って彼の英語は日本の中学生レベルで、たどたどしく、単語が全て聞き取れるくらいでした。

けれども誰もが真剣に聞いていて、笑う人なんて誰一人としていませんでした。

発表している男性も、何ら恥ずかしがることもなく、大声で誇らしげに発表していました。

英会話といっても流暢な英語を求められるわけではありません。

ましてやその会議は英会話のレベルを競っているコンテストでもありません。

専門的な用語が多少必要な会議ではありますが、決して高いレベルの英会話が要求されるわけでもありません。

英会話は自信がなくてもどんどん話していかなければ上達しません。

こちらが真剣に話せば相手も真剣に理解しようと聞いてくれます。

遠慮せずに積極的に会話をすることが大事です。

上達するためには少しでも多くの単語を覚える

英会話に先立って必要なのは、少しでも多くの単語を覚えることです。

読んでも分からない単語があったのでは、リスニングで聞き取れるはずがありません。

英語を聞いているだけでは単語は覚えられません。聞くだけで英会話が上達する「スピードラーニング」などあり得ません。

より適切な単語を選択することが英会話では必要になってきます。

TOEICのスコアを上げるためには、少しでも多くの単語を覚え、そして、正確な文法を覚える必要があります。

英語の会話では文法が無視されがちですが、基本的な文法は当然知っておく必要があります。

TOEICでは、文法力・リーディング力・リスニング力・会話力など、英語力全般についてテストされます。

不得手な科目があったのでは、高スコアをとるのはまず難しいでしょう。

英会話の力をつけるには、とにかく会話をしてみること

リスニングのレベルアップには、本物の英語を少しでも多く聞いて、実際に話すことが重要であるのは言うまでもありません。

やはり外国人教師に教えてもらえるような教室に通うのは有利と言えるでしょう。お金もかかりますけどね。

CDやDVDの教材などもありますから、そういったものを利用して、繰り返し聞く訓練を積むのも有効です。

スクールで生の会話をするよりも、繰り返し何度でも聞けるのは、「聞いて理解する」訓練には最適です。

ただし、プラスして実際に声に出して会話をする必要があります。

筆記だけの問題でなく、会話が重視される以上、とにかく自分の声に出して発音しなければなりません。

コミュニケーションの手段として英語を活用する以上、聞いて話す機会を積極的に作っていく必要があります。

お試しの無料体験や、インターネットを使った講座も有効

パソコンの前で人差し指を立てる若い女性

学校や予備校に通って学習をするのか、もしくは、教材を買って独学で学習をするのか、自分にあった方法を探す必要があります。

TOEICは単なる筆記試験だけではない以上、目標のスコアにいち早く到達するためには、やはり出題傾向や時間配分などの試験対策も指導してくれるような予備校や講座に通った方が効率が良いと言わざるを得ません。

しかし、授業料を考えると、簡単に申し込めるものでもありません。決して安い金額ではないので悩んでしまいます。

そこで、最初の1ヶ月だけでも学校などに通ってみて、その上で判断する方法もあります。

短期間でもスコアを伸ばすコツや勉強の仕方を少しでも身に付けることができるはずです。

最近では、インターネットを使った格安の英会話講座もあります。

パソコンについているマイクとカメラで生の会話ができて、しかも自宅で受講できるので効果的かもしれません。

ある程度試験対策や勉強をするためのコツなどが身についたようであれば、1ヶ月だけ学校に通って、その後からは独学で勉強するのも良いと思います。

人によっては、独学で勉強した方が効率が良いこともあります。

いずれにせよ、かけた時間とお金が無駄にならないよう、やりはじめた以上はとことん利用して放り出すことがないようにしましょう。

英会話のカセットテープを買ったけど山積みにしてあった人も多いのでは?ちなみに私もそうでした。

高い教材を買ったけどほとんど使っていない、なんていうことがないように!

おすすめの通信講座

アガルートアカデミー

※TOEIC基礎英語力完成講座なら税込み21,780円から受講できます。約30時間の講義をパソコン・スマホで何回でも受講できます。まずはサンプル講義をお試しください。

スタディサプリ ENGLISH

※TOEIC、英検、TOEFLといった英語資格対策はもちろん、センター試験などの入試対策目的にも利用できます。 学習レベルは6段階で、中学生、高校生、大学生、社会人と、レベルに合ったコースで学べます。
iPhone、パソコンで学習できるので、自宅の机でゆっくりと学習できます。一週間無料のお試し期間があるので、まずはそちらからどうぞ。

DMM英会話

※最近話題の英会話サービスです。評判は悪くないです。まずはお試し体験レッスン受講からどうぞ。

他にも調査中です。良い教材と教室があれば順次アップします。

DMM英会話

テキスト・問題集・参考書

おすすめ問題集

TOEICは公式問題集の数が多いため、どれを買えば良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

TOEIC公式問題集を選ぶ際のポイントは1つです。最新のTOEIC公式問題集を選びましょう。

TOEICは年々問題が少しずつ難化したり、出題の傾向も変化しています。最新のTOEIC公式問題集は最近の傾向を反映しているので、高得点のために効率よく勉強できます。古い公式問題集で勉強すると試験対策のポイントが少し外れる可能性もあります。

練習テストが2回分(計400問)です。リスニング音声も本番と同じ公式スピーカーが担当しています。本試験に近い環境で勉強できるので、TOEIC対策としてはピッタリな問題集です。

では、古いTOEIC公式問題集は全く必要ないのかというと、そうでもありません。TOEICはとはいえ資格試験の一種です。限られた範囲から出題されるわけではありません。多くの問題集を解いた方がスコアは伸びる可能性があります。古いTOEIC公式問題集も解いた方がスコアは上がりやすいので、発売日が新しい順から2冊くらい勉強するのがおすすめです。

※こちらは2022年10月発売のTOEIC Listening & Reading公式問題集9です。購入の際は必ず問題集のバージョンをご確認ください。

種類評価
問題集

990点という高スコアを連発している人が作った問題集です。

利用者は既に800点以上をあげている人から、初学者の人まで幅広いのですが、問題の質、量ともに素晴らしく、かなり評価の高い問題集です。

文法を簡潔に明確に解説しているので、徹底的に文法の勉強ができます。文法問題で高得点を取るためにはかかせない問題集です。

長文読解が苦手な人にはおすすめです。音声ダウンロードもあるのでヒアリングにも活用できます。

持ち運びしやすいサイズで、音声もついていることから通勤通学中の学習に向いています。

問題の量がものすごく多いので、本気で音読に取り組むとかなり大変です。

種類評価
問題集

おすすめ単語帳

初心者からある程度の高得点を得ている人まで幅広く支持されている高評価の問題集です。TOEIC向け単語帳の決定版です。

単語を理解するのが得点を上げるためには必要ですが、この本は単語の難易度が低いものから掲載されているのが特徴です。

普通の単語帳と違う点は、この単語帳に使われている例文のフレーズがTOEICでそのまま出題されるということです。

特に、英語が苦手、単語に自信がない、TOEIC初心者という人がこの問題集で勉強するとかなり得点アップが期待できます。

読むだけでなく、音声による確認もできるので何度も勉強すれば確実に実力はつきます。

TOEICの歴史は長く、公式問題集や公式問題集以外も多く出版されていますが、どれも良質なので必ず公式問題集を選ぶ必要はありません。

TOEICは一種の資格試験です。多くの問題集を解いた方がスコアは上がります。一冊だけにしぼらず複数の問題集で学習するのがおすすめです。

種類評価
単語帳

試験情報

日程・出題内容・合格基準・その他

試験日

年間15回ほど実施

お申し込み

主催者サイトでご確認ください。

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

試験会場

全国主要都市

受験料

7,810円(税込)

試験内容

【リスニングセクション 100問:約45分間】

  • Part1 – 写真描写問題 6問
  • Part2 – 応答問題 25問
  • Part3 – 会話問題 39問
  • Part4 – 説明文問題 30問

【リーディングセクション 100問:75分間】

  • Part5 – 短文穴埋め問題 30問
  • Part6 – 長文穴埋め問題 16問
  • Part7 – 1つの文書 29問、複数の文書 25問

合格基準

リスニング5~495点、リーディング5~495点、トータル10~990点のスコアで5点刻みで表示。

主催者情報

試験に関する詳しい情報はテスト日程・申込|TOEIC Listening Reading Test|TOEIC Program|IIBCをご覧ください。

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