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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

パーソナルカラリスト検定とは?取得するメリットを解説

アイシャドウ

美容関係の仕事をしている人であれば学んだ知識を仕事に活かせるかも

種類難易度合格率
民間資格やや易しい75%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可~2万円2か月程度
活かし方全国の求人数おすすめ度
知識習得2件
  • 上記は3級についてです。
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2024年11月27日に集計。

3級であれば難易度も低いので取得は容易です。

学生や社会人が取得しても就職や転職が有利になるとは期待しない方がいいでしょう。あくまでも自己啓発のための検定試験です。

色に関する民間資格はどれがいいかも解説しています。最後まで是非ご覧ください。

目次

パーソナルカラリスト検定とは

タブレットとカラーカード

パーソナルカラリスト検定とは、一般社団法人日本カラリスト協会が試験を主催する民間の検定試験です。

「パーソナルカラー」とは、各個人が生まれ持った身体的な特徴(体の色や体型、雰囲気等)とよく調和した色のことです。

「人と色」に着目して、人それぞれの個性に合った適切な色を選ぶ色彩知識と配色調和を身につけることを目的としています。

色彩や配色に関する知識が身に付けば、美容関係やファッションなどの仕事に役立ちます。

また、毎日の洋服選びやインテリアでもその知識を活かせます。

主催者サイト:一般社団法人日本カラリスト協会

役に立つ資格なのか?

専門学校生の多くが受験

ファッション系の専門学校の生徒の多くが受験するのが、ファッションビジネス能力検定、カラーコーディネーター検定、色彩検定、パーソナルカラー検定、パーソナルカラリスト検定などです。

※残念ながらパーソナルカラリスト検定は知名度が低いため受験生も少ないようです。

専門学校の生徒が、勉強した成果を何か形に残すためにこういった検定試験を受験します。

しかし、どれも民間資格なので合格しても強いアピール材料にはなりません。3級や2級であれば比較的短期間で合格できます。

もちろん前向きな姿勢を評価する面接担当者が中にはいるでしょう。

難易度が高い1級を取得すれば評価される可能性はあります。

しかし、採用の決め手にはならないでしょう。

在学中の成績や授業の取り組み姿勢などの方が評価されます。民間資格を取得するよりももっと評価する点は多くあります。

あまり就職や転職には影響しないということです。

自己啓発のためならおすすめ

こういった民間の検定試験はやはり自己啓発のための勉強です。

美容師やスタイリスト、化粧品の販売員や美容部員が仕事に役立つ知識を習得するために勉強します。

色彩や配色に関する知識が身に付けば、仕事に知識を活かせます。

もちろん日常生活にも色に関する知識は役立つでしょう。

色に関係する民間資格はたくさんあります。目的に合わせて勉強してください。

将来性について徹底研究

カラーカード

色に関する検定試験はどれがいい?おすすめは?

色に関係する民間資格は以下の通りたくさんあります。

  • 色彩検定
  • カラーコーディネーター検定
  • 色彩技能パーソナルカラー検定
  • ファッションビジネス能力検定
  • ファッション色彩能力検定
  • 色彩福祉検定
  • トータルカラリスト検定
  • 配色検定

※パーソナルカラリスト検定、トータルカラリスト検定、配色検定の主催者は同じです。

どれがいいのか?・・・そう考えたことがある人もいるでしょう。

一般的に知名度があって受験生も多いのは、色彩検定カラーコーディネーター検定です。

では、その2つとはどういった特徴があって、パーソナルカラリスト検定とどんな違いがあるのかというと・・・

色彩検定は、ファッションなどの服飾系の分野から主に出題されます。

一方、カラーコーディネーター検定は、どちらかというと商工業系です。

色彩理論以外に商品ディスプ レイや照明の技法、商工業製品や建築、バリ アフリーやユニバーサルデザイン等の知識や歴史、コンセプトなどから出題されるいった違いがあります。

パーソナルカラリスト検定は、「その人に合う色を提案する」といった視点から色彩に関する知識を学ぼうという資格なので、美容やアパレル関係の仕事に就いている人向けです。

勉強する内容は色彩検定に近いといえます。

広く一般的に通用するのは色彩検定です。

どれを受験するか迷ったらとりあえず色彩検定がおすすめです。

※「フォーシーズンの色」を定義しているのは、NPO日本パーソナルカラー協会が実施する色彩技能パーソナルカラー検定です。

合格するには

カラフルな傘を持つ白人女性

3級・2級はほとんどの人が合格

試験は難易度の低い順に3~1級の3種類に分かれています。

1級については試験が1次と2次に分かれています。

2級と3級に受験資格はなく、どなたでも受験できます。

1級は2級合格者のみ受験できます。

試験の難易度としては、それほど難しくはないです。

各級の合格率は以下の通りですから、普通に勉強すれば合格できます。

  • 3級:75%
  • 2級:70%
  • 1級:50%

3級、2級はほとんどの人が独学で合格しています。

3級であれば、初学者でも1日1~2時間、2か月ほど学習すれば合格できます。

それ以前に色彩検定やカラーコーディネーター検定などの勉強をして、基礎的な知識が最低限あれば1か月以内で合格できます。

協会が発行している公式テキストをしっかり読めば問題ないでしょう。

テキストの各分野から広く万遍なく出題されます。

1級は範囲が幅広く、しっかりと勉強しなければ合格できません。

まずは個人的に興味があるだけなら3級で十分

個人的にファッションやお化粧に活かすためだけであれば3級で十分です。

2級以上になると単なるファッションだけの話ではすまず、色彩の知識が必要になります。

そのため事前知識がないと合格は難しくなります。

仮に、美容師やスタイリスト、化粧品の販売員や美容部員であったとしても3級までの知識で仕事には十分役立ちます。

3級に合格できて、さらに興味が湧いたら上位の級へ進めばよいでしょう。

ちなみに、日本カラリスト協会は資格登録制度を設けています。3年間有効で10,000円です。

これは任意の制度ですが、登録するとカラリスト資格番号とカラリスト認定証(カード)がもらえて名刺に印刷できるそうです。

他にも登録特典があるようですが、お金を払ってまで登録する必要はありません。

テキスト・問題集・参考書

おすすめテキスト・基本書

3級の公式テキストです。

1週間ほどこの本を読んで、問題集を解けば合格できます。

試験はテキスト準拠になっているため、この本以外での合格は少し難しいという印象です。

試験対策はこれ一冊でも大丈夫です。

種類評価
テキスト

おすすめ問題集

3級受験用の公式問題集です。

覚えるというよりは問題を解きながら理解するための本です。解説が丁寧なので理解が深まります。

知識ゼロの初学者にもおすすめです。まずはテキストから勉強をはじめるのがよいでしょう。

種類評価
テキスト

試験情報

日程・出題内容・合格基準・その他

試験日

年3回(7月・11月・2月)

※試験の方法は、一般会場、在宅ペーパー試験、CBT受験(会場・在宅)の3種類です。

お申し込み

7月(4月上旬~5月中旬)
11月(8月下旬~10月初旬)
2月(11月下旬~1月中旬)

受験資格

どなたでも受験できます。1級は2級取得者。

試験会場

  • 1級 札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡 及び団体校
  • 2・3級 札幌、仙台、足利、東京、新潟、金沢、長野、名古屋、大阪、和歌山、岡山、広島、福岡及び団体校
  • 在宅受験(ペーパー)
  • Web(会場)受験
  • Web(自宅)受験

受験料

1級:17,600円(1次または2次免除者:11,000円)
2級:11,000円
3級:7,700円

(2024年4月現在、各税込)

一般、団体会場・WEB(CBT会場)の場合です。他は主催者サイト参照。

試験内容

【3級】マークシート方式70問 70分
・パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト全般

  • 色彩と文化
  • 色彩理論
  • 色彩とファッション
  • パーソナルカラー

【2級】マークシート方式80問 80分
・パーソナルカラリスト検定2級・1級(合本版)公式テキスト(第1~5章)

  • 色彩と文化
  • 色彩理論
  • CUS®配色調和理論
  • 色彩を活かすテクニック
  • パーソナルカラー

・パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト全般
【1級】1次:マークシート方式70問70分、2次:筆記+配色実技80問2次80分
・パーソナルカラリスト検定2級・1級(合本版)公式テキスト(第6~8章)

  • 色彩論の系譜
  • CUS配色調和理論
  • CUS配色調和を活かすテクニック

・パーソナルカラリスト検定2級・1級(合本版)公式テキスト(第1~5章)
・パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト全般

主催者情報

試験に関する詳しい情報はパーソナルカラリスト検定|一般社団法人日本カラリスト協会をご覧ください。

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