児童英語インストラクターは意味ない?求人の現実と取得価値

アルファベットを教える女性の講師

民間資格だけでは英語のインストラクターになるのは難しい!

種類難易度合格率
民間資格やや易
受験資格取得費用勉強時間
指定講座受講5~10万円3か月程度
活かし方全国の求人数おすすめ度
要再考0件
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2026年8月6日に集計。
  • 取得に関しては再考をおすすめします。
講座受講料58,800円
※Web申込割引適用で48,800円
(時期によって他の割引制度あり)
受験料5,600円(税込)

※金額は2026年8月現在、いずれも税込です。

児童英語インストラクターとは、日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する民間資格です。

公式サイトでは『3か月で英語教育のプロフェッショナルに!』と題してキャリカレ(旧キャリアカレッジジャパン)が受講生を募集しています。

しかし、こういった短期間の通信教育で取得できる民間資格で英語のインストラクターとして採用されかどうかと言えば大いに疑問です。

民間の英語スクールで教えるにしても、現実にはTOEIC700(750)点以上または英検2級以上の英語力が求められます。

あるいはTESOL(テソル、ティーソル)などです。さらに出身大学なども問われます。

民間資格だけでは採用が有利になるとは思えません。

意味ないとまでは言いませんが、確実に児童英語教師になれるワケではないのでご注意ください。

当サイト内における評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。参考にするかしないかはご自身で判断してください。

目次

たった3か月の勉強で英語のインストラクター?

アルファベットを読む子ども

児童英語インストラクターとは、日本能力開発推進協会 (JADP)が試験を実施する民間の検定試験です。

試験の勉強を通して、子どもに英語を教えるための基礎知識を身に付け、児童に英語を教えるインストラクターの育成を目指します。

指定の講座を受講し、全カリキュラムを修了後、自宅での受験に合格すればJADPより「児童英語インストラクター」の称号が付与されます。

しかし、全国の英語教師の求人を探してもこの試験の合格者を採用条件としている求人は見つかりません。

公立小学校ではこの試験合格者が指導者の採用条件になっているところは見たことがありません。

自称「英語インストラクター」と名乗るのは自由ですけど、名称独占資格ではないため、肩書きとして提示することは可能ですが、採用現場での客観的な証明力としては限定的です。

肩書きとして名乗ることは自由ですが、職業として成立させるための客観的な証明力には乏しいのが現状です。

主催者サイト:児童英語インストラクター資格|日本能力開発推進協会 (JADP)

役に立つ資格なのか?

民間資格では価値はあまりない

2020年度から小学校5・6年生で英語の授業が正式な教科となり、学校現場をはじめ小学生を相手とした民間の英語教室で英語のインストラクターの需要が増しています。

しかし、小学校の教育現場で求められるのは小学校教諭免許であったりTOEICや英検で証明できる英語の実力あるいは高学歴です。

無資格であっても、バイリンガル程度の実力、外国人と意思疎通ができる英語力があれば評価されます。

児童英語インストラクターとは、JADPという一民間の団体が認めているだけにすぎません。

元々英語の実力があれば、インストラクターとして英語を教えるのか可能でしょうけど、誰もが「英語を教えるノウハウを3か月でマスター」とはいかないと思います。

もちろん個人で英語教室を開くのは可能です。

しかし、児童の親からは出身大学やTOEICの点数を聞かれることも多いです。

では、どういう人にこの民間資格がおすすめなのかと言うと、自宅で我が子に英語を教えたい保護者や、個人で小さな子供向け教室を開く際の「最初の学習きっかけ」として基礎知識を得たい人でしょう。

本格的な転職・就職(英会話スクール講師、小学校講師)を目指す人にはおすすめしません。

将来性について徹底研究

児童英語インストラクター資格のテキスト

小学校で英語を教えるには教員免許が必須

児童英語インストラクターの民間資格は、未経験者であっても短期間で合格できます。

指定の講座を受講すれば、わずか3か月程度で英語指導スキルが身につくそうです・・・

もちろん元々の英語力で違いはあるでしょうけど。

では、この民間資格で本当に小学校で英語を教えたり、民間の英会話教室で英語を教えることができるのかと言うと、おそらく無理でしょう。

小学校の授業で英語を教えるには、小学校教諭免許中学英語免許高校英語免許のいずれかが必要です。民間資格では採用条件を満たしません

※教員免許がない場合、自治体の採用する外部講師(特別非常勤講師等)という道もありますが、そこでも重視されるのは民間資格の有無より、実質的な英語運用能力や指導実績です。

児童英語インストラクターの民間資格のみで採用されるケースは極めてまれです。

小学校英語指導者資格(J-SHINE)なども同様です。

※J-SHINEなどの比較的認知度の高い民間資格であっても、それだけで採用が決まるわけではありません。

民間の英語教室も採用条件は厳しい

イーオン、ECC、ヤマハなどの民間の英会話教室の多くは、TOEIC700点以上または英検2級以上が講師・インストラクター募集の条件です。

あるいは国公立大学か有名外国語大学卒以上の学歴が求められます。数年間の海外留学経験などがあればなおいいです。

もちろん前提として日常会話レベルの英語力は必須です。

客商売である以上、教師のレベルはかなり高い水準が求められます。

合格するには

児童英語インストラクターを取得するには、日本能力開発推進協会 (JADP)が指定する認定教育機関等が行う認定講座においてその全カリキュラムを修了しなければならず、独学では取得できません。

「認定教育機関等が行う認定講座」と聞くと、さぞ立派な教育カリキュラムが組まれていて指導実習も充実しているかと思いきや、実技講習や教育実習などは含まれず、キャリカレが提供する通信講座による座学・課題提出がメインとなります。

学習期間は未経験者でも3か月程度です。

自宅で受験できますから合格率は高いようです。

試験情報

日程・出題内容・合格基準・その他

試験日

随時自宅受験

お申し込み

随時

受験資格

指定講座の受講(58,800円 ※Web割引時48,800円)が条件になっています。
※他にも割引制度あり

試験会場

在宅受験

受験料

受験料(2026年8月現在税込):5,600円

試験内容

【履修内容(学習範囲)】

  • 子どもに英語を教えるための基礎知識
  • 小学校英語指導のための基礎知識
  • レッスンを行うための基礎知識
  • レッスンプラン作成の基礎知識

合格基準

合格基準:得点率70%以上

合格発表

合否結果:答案受付後約1か月で送付

主催者情報

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