G検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

G検定(ジェネラリスト検定)

なんとなく最先端のイメージですが・・・就職や転職には役立ちません。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

2か月

やや易しい

60〜70%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

知識習得

〜2万円

誰でも受験可

最終更新日:2021/10/18

G検定とは

AIのイメージ

G検定とは、今流行のAI(人工知能)に関する基礎知識を学習するための検定試験です。

 

試験の学習を通して、AIやディープラーニングの基礎知識について学びます。

 

ディープラーニング(Deep Learning)とは、十分なデータ量をコンピュータに与えれば、人間の力なしにコンピュータが自動的にデータの特徴を抽出して判断する「自己学習」のことです。

 

ディープラーニングはAIを支える手法の1つで、日本語で「深層学習」とも言われています。

 

AIがプロの棋士を破ったのは、まさにこのディープラーニングの成果だと言えるでしょう。

 

ディープラーニングは日々進化する技術です。そのため、いつ実施した検定試験であるか分かるように、検定・資格実施年毎に実施年号を付けています。例えば「2020#2」という表記です。

 

ちなみに、G検定の「G」は「generalist(博学、万能)」の頭文字「G」です。

 

主催者サイト:一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】

G検定について本音で一言

G検定は、将来性があるとか就職や転職で役立つなんて一部で言われてまですが、残念ながら履歴書に書いても評価されません。

 

学習する内容は、実際に出題された過去問を見れば分かりますが、AI用語の理解が中心です。試験でもAI用語の正誤を問うような内容が多く出題されます。これでは専門的とは言えません。

 

取得する意味もメリットもほとんどない民間の検定試験です。

 

G検定の将来性を徹底研究!

勉強するなら他の情報処理系の国家資格を

 

G検定は、これからAIについて学びたい人にとって事前の知識を整理するにはよいかもしれませんが所詮そこまでです。

 

仮に、IT系の企業へ就職や転職するために資格を取得したいのであれば、基本情報技術者や応用情報技術者などの国家資格がおすすめです。

 

関連資格:基本情報技術者とは応用情報技術者とは

 

これらが必ずしも就職・転職が有利になるとまでは言えませんが、少なくとも民間資格よりは役立ちます。

 

資格試験に合格することで、勉強する前向きな姿勢や、諦めずに続ける能力があると判断されるケースもありますが、実務からほど遠い内容であれば評価されません。

 

仮に高校生が将来ITの業界に進みたいのであれば、まずは理工系の有名大学へ進学することです。その方が給与・待遇面においてスタートラインで有利になる可能性が高いです。

 

G検定に合格すると、JDLA(日本ディープラーニング協会)のロゴマークを自由に使えるようになって名刺などに印刷できます。なんとなくカッコいいかも・・・これがG検定のメリットでしょうか?

試験はカンニングが可能、不合格の方が不思議

 

最近、民間の検定試験で多く採用されているのが、CBTをはじめとしたパソコンを利用した受験方法です。

 

関連情報:CBT受験が盛んなようですけど、これって手抜きの丸投げですよね

 

大学や専門学校を会場として借りる必要がないので手っ取り早く試験が実施できます。オンラインで試験を配信するので問題を印刷しなくても済みます。それになんと言っても経費を極限まで抑えられます。

 

自宅のパソコンで受験すれば、周りに誰がいようが誰が解答しようが自由です。つまり、カンニングやり放題です。ブラウザのタブを複数開いて、あらかじめ関連事項が掲載されているサイトを開いておくくらいのことは想像に難くないです。

 

そこまでして・・・と言われるかもしれませんが、受験料だって安くありません。迷うくらいなら確実に解答して一発で合格したいものです。と言うか、むしろカンニングできる環境で不合格になる方が不思議です。

 

何度も言いますけど、この程度の難易度の試験で就職や転職が有利になるなんて考えないように。

自宅受験で12,000円って高くないですか?!

 

しかし、自宅や職場のパソコンを使って受験料12,000円(税抜)って高すぎやしませんか?

 

腕章をした監督係が目を光らせて、ピリピリとした空気が漂う厳かな雰囲気の中で、真剣勝負で120分問題と格闘するような試験会場であればまだ分かります。そりゃ2万円くらいしても不思議じゃないです。

 

けれど、Webで配信されるだけの問題集です。合格発表は1〜2週間後らしいですけど、実際は瞬時にわかるはずです。

 

もちろん試験の運営に多くの著名人が関わって、経費をかけて試験問題作成しているのは重々承知です。けれど、ちょっと高すぎるような気がしてなりません。

G検定に合格するには

人口知能を搭載したロボット

 

G検定は、エンジニア向けではないので、試験で複雑な数式などはあまり出題されません。学習する内容は一見難しく思えるかもしれませんが、解答は選択式なので、内容をしっかりと暗記をする必要もありません。

 

G検定の公式テキストはゼロからAIを勉強するにはおすすめです。基本的な内容を浅く広く網羅しています。

 

G検定は、初学者でも1日1時間ほど勉強すれば2か月で合格できる程度の難易度です。

 

全く知識ゼロからでも、1週間程度の勉強で合格する人もいます。もちろん、事前知識の有無や個人差で違います。

 

試験の主催団体でもある日本ディープラーニング協会は、G検定とは別に、E資格(エンジニア資格)を実施しています。

 

こちらはディープラーニングを実際に運用するエンジニア向けです。受検するには別途教育プログラムの受講が義務付けられています。G検定からのステップアップで受検する人が多いようです。

G検定 試験情報

試験日 お申込み

年3回(3・7・11月)

専用Webサイトから申込む

受験資格

どなたでも受験できます。

試験内容

受験料:

  • 〔一般〕(税込)
  • 〔学生〕5,500円(税込)

支払方法:クレジットカード、コンビニ決済
試験時間:120分(多肢選択式・220問程度)
試験会場:自宅受験(オンライン実施)

 

【試験範囲(シラバス)】

  • 人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
  • 人工知能をめぐる動向
  • 人工知能分野の問題
  • 機械学習の具体的手法
  • ディープラーニングの概要
  • ディープラーニングの手法
  • ディープラーニングの研究分野
  • ディープラーニングの応用に向けて

合格基準:開示してません
試験結果:試験の1〜2週間後に登録メールアドレス宛に結果を送付

試験に関する詳しい情報はG検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】をご覧ください。

G検定 おすすめテキスト・基本書

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト

ディープラーニングの知識を測るG検定の公式テキストです。

 

この本に書かれている内容は、ほとんどG検定の試験には出題されないようです。試験対策としてはおすすめできません。評判は良くないです(それで評価を星3つにしました)。

 

しかし、人工知能、ディープラーニングに関しての概要や活用事例が一冊にきれいにまとまっています。AIを理解する上では読み物としておすすめできます。

 

分かり易い図を用いた噛み砕いた説明は、技術の進歩の流れも考慮した内容になっています。まとまったコンパクトな説明は、試験と関係なく読んでも有用です。

種類 評価
テキスト

G検定 おすすめ問題集

徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集

いわゆる「黒本」と受験生の間で呼ばれているG検定受験用の問題集です。

 

公式テキストと合わせて利用する人が多いのですが、合格するという目的に絞ればこちらのほうがおすすめです。この問題集から同じ問題がいくらか出題されます。

 

問題形式で勉強することで不明点や今何を理解していないのかが明確になり、そこから深い理解につなげられます。

 

問題の解説もコンパクトにまとまって分かりやすいため、入門書としても利用できます。

種類 評価
問題集

G検定 おすすめ参考書

AI白書 2020

AIの技術から利用動向、日本国内と海外の人工知能の最新動向がすべてわかるAI白書の2020年版です。

 

非常に細かいところまで記述されており、内容が濃く内容が充実しています。AIの未来とそれに向けた課題がたくさん書かれていて、興味がある人にとってはたまらない一冊です。最近の動向や過去の重要な事例も理解できます。

 

AIが想像以上にもっと世の中を変えるのではないかと感じます。

種類 評価
参考書

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