歴史能力検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

歴史能力検定

国家試験の一部科目免除にもなる公共性の高い民間資格

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

やや易しい

57%

2か月程度

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

知識習得

〜2万円

誰でも受験可

※合格率は全級平均です。難易度・学習期間は3級についてです。
※このページは読みやすさを考慮して内容を簡略にしています。

最終更新日:2020/06/18

歴史能力検定とは

歴史能力検定とは、歴史に関する知識・能力をためす民間の検定試験です。一般的に歴史検定または歴検と呼ばれています。

 

試験の学習を通して、中学や高校の授業で学ぶ歴史の知識以外にも、国内外で起こっているさまざまな事柄の歴史的背景などについても幅広く学びます。

 

試験は、難易度別に1級から5級までのレベルに分かれており、3級からは「日本史」「世界史」の科目に分かれます。得意分野や知識レベルに応じて、何級からでも受験できます。

 

主催者サイト:歴史能力検定 公式サイト

歴史能力検定について本音で一言

歴史の分野が好きで、歴史関係の本をよく読む社会人は少なからずいます。歴史能力検定のメリットは、様々な歴史的知識について勉強する機会を与えてくれることです。

 

あくまでも、趣味・教養の延長にある検定試験です。ボケ防止にも良いかもしれません。

 

サイト運営者からアドバイス

非常に公共性の高い民間資格

 

歴史能力検定の合格者は、下記のような優遇措置を受けられるのも大きな特徴です。

  • 高等学校卒業程度認定試験の科目免除
  • 全国通訳案内士試験の科目免除
  • 大学・短期大学・高等学校での入試の際に優遇

高等学校卒業程度認定試験とは、文部科学省が実施するいわゆる旧大検(大学入学資格検定)です。

 

歴史能力検定2級以上の合格者は、「日本史B」または「世界史B」の科目が免除になります

 

参照:知識及び技能に関する審査(技能審査)の合格による免除要件(pdf)

 

全国通訳案内士とは、国土交通省が管轄する国家資格で、通訳ガイド試験とも呼ばれています。

 

関連資格:全国通訳案内士とは

 

歴史能力検定の日本史2級・1級の合格者は、筆記試験科目「日本歴史」が免除されます。

 

参照:全国通訳案内士試験ガイドライン 日本政府観光局(pdf)

 

また、一部の大学・短期大学・高等学校では、入試の際に歴史能力検定の合格に対して優遇措置を実施しています。卒業に必要な単位として認定する学校もあります。

 

参照:検定資格の活用・評価 - 歴史能力検定 -日販の検定ポータル

 

歴史能力検定とは、非常に公共性の高い民間資格であることがわかります。これは、歴史能力検定の最大のメリットです。

 

他にも、世界遺産検定、数学検定などの民間資格にも同様な優遇措置があります。

 

関連資格:世界遺産検定とは数学検定とは
関連情報:公共性の高い民間資格

大博士、博士、修士の称号利用には要注意

 

歴史能力検定では、日本史・世界史の1級について、前年までの合格回数に応じて「大博士」「博士」「修士」の称号を認定しています。

 

例えば、1級の合格回数10回で「歴検大博士」、5回で「歴検博士」、3回で「歴検修士」です。

 

参照:歴史能力検定 公式サイト

 

もちろんこれらは何回も受験料を払って儲けさせてくれた人に主催者が感謝の意を表する「お礼状」のような名誉称号にすぎません。受験生の単なる自己満足です。

 

しかし、これらを履歴書に「歴検博士授与」「歴検修士授与」などと安易に書いてしまうと、大学院卒の博士・修士の学歴と勘違いされる可能性があります。

 

歴史検定協会は正式な学位を授与する教育機関ではないです。大きな誤解が生じたり、学歴詐称などの問題が生じるかもしれませんので、記入する際は注意しましょう。

歴史能力検定に合格するには

歴史能力検定は、難易度の低い順に、5級・4級・準3級・3級・2級・1級の全6段階のレベルに分かれています。試験は、どなたでもどの級からでも受験できます。

 

各級の難易度は以下の通りです。

  • 5級:小学校修了レベル
  • 4級:中学生レベル
  • 準3級:中学校で学ぶ範囲+α(準3級は日本史のみ)
  • 3級:高校基礎レベル
  • 2級:高度な高校レベル
  • 1級:範囲のないハイレベル、記述・論述問題も出題

歴史能力検定は、3級であれば、歴史が好きである程度の知識が備わっていれば、1か月程度の学習で合格できます。

 

ただし、3級は日本史と世界史に専攻が分かれるので、それぞれに深く掘り下げた問題も出題されます。

 

公式のテキストと過去問題集に加えて、高校の日本史Bの参考書、できれば日本史Bの教科書を利用するのがおすすめです。

 

あまり事前知識のない初心者であれば、まずは高校生の日本史の教科書を熟読します。3級の日本史の勉強であれば、教科書の太線レベルの問題が多く出題されます。教科書のポイントを押さえましょう。

 

そして、テキストを参考にしながら問題集を繰り返し解きます。一番大切なのは、勉強方法というよりも、とにかく毎日コツコツと続けることです。毎日1時間は続けましょう。

 

事前の知識がある人も、できたら教科書を購入して何度も読むのをおすすめします。

 

2級以上になると難易度も上がります。本腰を入れて勉強しなければ合格できません。

歴史能力検定 試験情報

試験日 お申込み

年1回(例年11月下旬)

4月下旬〜10月中旬

受験資格

誰でも、どの級からでも受験できます。

試験内容

試験会場:全国約30会場
試験級:1級・2級・3級・準3級・4級・5級

 

【受験料(各税込)】

  • 1級:日本史、世界史ともに7,800円
  • 2級:日本史、世界史ともに6,800円
  • 3級:日本史、世界史ともに4,900円
  • 準3級:3,900円 
  • 4級:3,000円
  • 5級:2,800円

【各級のレベル】

  • 5級:小学校修了程度の基本的な日本史の問題を出題。小学生や中学生が自分の歴史知識を試すのに最適。
  • 4級:中学生程度の知識があれば、楽しく受験できる。日本史と世界史を一つにした試験で、歴史の常識問題が出題される。
  • 準3級:中学校で学ぶ程度の歴史知識を基本としながら、それにとらわれない範囲からも出題。※ 準3級は「世界史」の科目はありません。
  • 3級:高校で学ぶ基礎的な歴史知識を問う試験。社会人や高校生が自分の歴史知識を試すのに最適。
  • 2級:出題されるテーマは高校で学ぶ程度、比較的高度な歴史知識が要求される。自信のある方むけの試験。 記述問題も出題される。
  • 1級:学校での学習にとらわれない広い範囲から出題。出題形式も4肢択一問題をはじめ、記述・論述問題などもある。

試験時間:各級 50分
合否基準:正解率60%が目安、各試験により変動

試験に関する詳しい情報は個人受験のご案内 -歴史能力検定- 日販の検定ポータルをご覧ください。


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