健康管理検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

当サイトは、現在全面リニューアルに向けて作業中です。なにぶん少人数でほぼ全て手作業で行っているため作業がなかなか進みません。3月中には完了する予定ですが、月末頃にはサイトが一時的につながらなくなる可能性があります。追って詳しい日時はご連絡させていただきますが、その際はご理解のほどよろしくお願いいたします。2023/03/14 運営者代表

健康管理検定

怪しい団体が主催する胡散臭いだけの民間検定、取得する意味はない。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

1か月程度

易しい

90%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己満足

~2万円

誰でも受験可

※合格率は非公開ですが、3・2級はほぼ全員合格するようです。

当サイト内における評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。最終的にはご自身で判断してください。

最終更新日:2022/12/15

健康管理検定とは

ウォーキングする男女

健康管理検定とは、日本成人病予防協会が主催する民間資格です。

 

検定試験の学習を通して、体内時計がつくる体のリズムや、健康で美しくなるための食事・運動・休養などの基礎知識を学びます。

 

実はこの日本成人病予防協会という団体、他にも健康管理士・一般指導員という民間資格を運営していますが、詳しく調べてみるといかに怪しい団体であるかが分かります。こういった怪しいナゾの健康系民間資格に騙されてはいけません。

 

関連資格:健康管理士(一般指導員)とは

 

詳しくは上記ページをご覧ください。参考になると思います。

 

主催者サイト:【公式】文部科学省後援 健康管理検定

健康管理検定について本音で一言

やたらと「文部科学省後援」を強調してますけど、省庁の後援を得た民間資格はいくらでも世の中に存在します。特に珍しいモノでもなく権威性もなければ信頼の証でもありません。

 

世の中には怪しいナゾの民間資格が多く存在しますが、実は資格商法的な民間資格ほどこういった省庁の後援を借りてPRしています。騙されないように気を付けましょう!

 

の将来性を徹底研究

やたらと文部科学省後援を強調してますけど・・・

 

トレーニングする女性

 

主催者のサイトを見ると、やたらと文部科学省後援であることをPRしてます。

 

たまたま見かけた広告の「文部科学省後援」と言う文字に惹かれて受験する人も多いようです。省庁の後ろ盾があれば、何やら公的な資格のようで、信頼してしまうのも無理もありません。

 

けれど、そんな簡単な文句に騙されてはいけません。世の中には文部科学省後援という民間資格は吐いて捨てるほど存在します。

 

あまりにも数が多いのでここでは例を上げて紹介しませんが、中には資格商法的な民間資格も多数あります。

 

実はこの「文部科学省後援」をはじめとした省庁の後援制度は、明らかな詐欺的な民間資格でない限り申請すれば使用を認められます。

 

つまり、文部科学省後援と言ってもそんなに権威はないんです。そんな民間資格はいくらでも転がっています。

 

健康管理検定は、テキストを購入して、購入者だけが参加できる合格対策講座を受講すれば誰でも合格できる程度の検定試験です。

 

取得したところで履歴書に書いても評価されず、就職や転職の役には立ちません。メリットもなければ意味もありません。受験料とテキスト販売による収入が目当ての胡散臭い民間資格です。

 

こういった資格商法的なビジネスに騙されてはいけません。

 

関連情報:現代版資格商法とは?

健康に関する民間資格はどれも怪しい

 

健康を題材にした民間の資格は、実は意外と多く存在します。ちょっと調べればいくらでも出てきます。

 

健康管理士、健康運動指導士、健康運動実践指導者、日本健康マスター検定、ヘルスケアプランナー検定、健康検定、ダイエット検定、100年健康アドバイザー検定、生活リズムアドバイザー、健康リズムカウンセラー、日本健康マスター検定、健康予防管理専門士・・・まだまだ探せばいくらでも出てきます。

 

関連資格:健康管理士とは

 

健康に関する民間資格には、実は大きな特徴があります。

 

それは、取得するのも維持するのも、とにかくお金がかかるということです。健康系の民間資格ってとにかくお金を取られるんです。

 

もちろん全てとは言いませんけど、多くは高額な指定の講座受講が条件です。おまけに有効期限があって数年毎に有料で更新する必要があったりします。

 

そして、虎の威を借るかのごとく「文部科学省後援」となっている資格が多いのも特徴です。

 

率直に言って、健康に関する民間資格はどれも怪しさいっぱいで胡散臭いモノばかりです。資格商法的でおすすめできません。もちろん就職や転職が有利になんてことは間違ってもないです。

 

下記の2つは旧厚生省の施策の1つとして始まった旧公的資格です。そのため現在も公共性が高く、就職や転職が有利になる可能性があります。

健康に関する資格でおすすめできるのはこの2つくらいです。

 

ただし、やっぱり取得するのも維持するのも安くないお金が必要です。

検定説明会・受験説明会には要注意

 

こういったお金儲けが目的の民間の検定試験の多くは、事前に説明会を開催している場合がほとんどです。

 

やはり、健康管理検定も定期的に全国で検定説明会を開催しています。

 

でも、要注意です。見込み客を1人でも多く獲得しなければならないので、こういう場所では当然ですけど「良い例え話」しか話しません。

 

化粧品販売やエステ関係などの美容業界で働く人が多く受験していること、某大手化粧品会社の社員教育で健康管理検定を導入している話し(本当かどうかは不明)、化粧品会社の社員の受験体験記などを長々と紹介されます。

 

健康管理検定を取得すればキレイになれるかも・・・プロが勉強しているんだからそれなりに効果があるんだろう・・・なんて勝手に思い込んでしまうのも無理はありません。

 

しかし、常識的に考えてこういった浅はかな表面的な知識で美しさが得られるはずもありません。

 

検定説明会への参加をキッカケに、その気にさせられて受験を決めた人はやはり多いようです。注意しましょう。

合格するには

健康管理検定とは、健康的に暮らすため、また、病気の予防のために知っておきたい体の仕組みや生活習慣について学ぶ民間の検定試験です。

 

試験は、難易度の低い順に、基礎レベルの3級(生活リズムアドバイザー)、応用レベルの2級(健康リズムカウンセラー)、プロフェッショナルレベルの1級(健康リズムプロフェッショナル)に分かれています。受験資格などはなく誰でも受験できます。

 

1級は若干難しいようですが(受験する人はマレ)、3級、2級であればほとんどの人が合格する程度の難易度です。なお、合格率は公表されてません。

 

知識ゼロからでも1か月程度勉強すれば3、2級なら合格できます。

合格するには、テキスト+合格対策講座が必須

試験は、公式テキストからしか出題されません。つまり公式テキストを買うことが前提となっています。このテキストは一般の書店やAmazonでは市販されておれず、公式ホームページから購入します。

 

目が飛び出るほど高いと想像していたんですけど、その点は良心的で3級2,750円、2級3,300円です(2022年11月現在)。テキストを購入すると特典として「学習ポイントWEB講座」を60日間視聴できます。

 

勉強方法としては、テキストの学習と、別途有料の「合格対策講座」を受講することです。この講座は健康管理能力検定協会が実施します。

 

合格対策講座には、「通学コース(2,750円税込)」と、好きな時間と場所で受講できる「通信コース(3,850円税込)」があります。この講座の内容から出題されるので、多くの人が受講します。

 

※金額は2022年12月現在です。

試験情報

試験日 お申込み

会場によって異なります。

各試験日の10日前まで。

受験資格

受験資格の制限はなく、どなたでも受験できます。

試験内容

試験会場:級により違います。
試験級(難易度の低い順):

  • 3級(生活リズムアドバイザー)
  • 2級(健康リズムカウンセラー)
  • 1級(健康リズムプロフェッショナル)

受験料(各税込):

  • 3級 4,950円
  • 2級 5,500円
  • 1級 6,600円
  • 2・3級併願 8,800円

出題範囲:
【3級】

  • 体内リズムとは
  • 体内リズムとホメオスタシス
  • 活動的に過ごすための1日のリズム
  • 体内リズムと四季折々のくらし方
  • ライフステージと体内リズムほか

【2級】

  • 消化管のリズム
  • 心臓と血液・リンパのリズム
  • 呼吸のリズム
  • 体温のリズム
  • 睡眠のリズムほか

【1級】

  • 健康管理学
  • 生活習慣病の基礎知識
  • 心の健康管理
  • 生活を守る栄養学
  • 生活環境と健康
  • 身体を守る健康知識ほか

合格率:概ね90%以上
合否基準:概ね各級満点の70%前後
結果発表:受験日から約2週間後に郵送

試験に関する詳しい情報は文部科学省後援 健康管理検定 | 受験についてをご覧ください。



まずは無料の資料請求


たのまな




資格取得

オンラインショップ






T O P 絞り込み検索 資格の選び方 評価されない資格 人気ランキング? 運営者ブログ 資格ニュース 運営者情報と連絡先