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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

歯科助手とは?合格率ほぼ100%の意味ない民間の検定試験

歯ブラシを持った女性と歯のイラスト

多くは講座受講料を目的とした資格商法、メリットなどありません

このページでは一般的に歯科助手と呼ばれる民間資格について解説します。

種類難易度合格率
民間資格易しい99%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可3~6万円1か月程度
活かし方全国求人数おすすめ度
自己満足5,834件
  • 全国求人数はハローワークの情報を基に2024年8月10日に集計しました。

歯科助手?そんなの全く取得する意味のない民間資格です。

そもそも歯科助手という民間資格は通信講座の会社が講座受講料と受験料を目的に作っただけの資格商法です。メリットはなくお金と時間の無駄です。

合格しても歯科医院への就職や転職は有利にはなりません。持っていても持っていなくても全く同じです。

歯科助手の求人はたくさんあります。若さと容姿に問題がなければ高校卒業と同時に即採用です。

間違っても歯科助手養成の専門学校などへは行ってはいけません。

目指すなら歯科衛生士、理学療法士、看護師等の医療系の国家資格の方が何倍もいいです。

私は歯科助手という仕事を否定しているわけではありません。あくまでも無駄な民間資格だと伝えたいだけです

当サイト内の評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。参考にするかしないかはご自身で判断してください。

目次

歯科助手とは

医療器具を消毒する女性

歯科医院における雑務全般

歯科助手あるいは歯科アシスタントの業務は、歯科医院における雑務全般です。

主な仕事内容は、受付業務、患者さんの誘導、会計業務、診療報酬の請求(レセプト)、歯科医の補助、使用する道具の洗浄、院内の清掃、電話対応などです。

歯科助手は、歯科医の補助が最も重要な業務ですが、患者さんの口の中に手を入れることはできません。

そのため、歯科助手にできることは器具を手渡したり洗浄するなどあくまでも補助的間接的な業務に限定されています。

患者さんの口に手を入れて歯科医の治療の補助をするのは歯科衛生士にしかできません。歯科衛生士は国家資格です。

歯科助手は国で認められた資格ではありません。あくまでも民間の検定試験です。

看護助手と同様に、通信講座の会社がお金儲けのために作った民間資格にすぎません。

役に立つ資格なのか?

現場では全く必要のない民間資格

民間資格の歯科助手の資格をとったからと言って、特に歯科医院への就職や転職は有利にはなりません。

と言うか、持っていても持っていなくても扱いは同じです。

もともと人手不足の業界なので就職先は多くあります。

ハローワークの求人票を見ても、歯科助手の資格が採用条件と明記してある歯科医院はなく、多くの場合が資格については不問となっています。

経験者を優遇して採用する場合がほどんどで、経験は2年以上あるのが望ましいようです。

採用にあたっては若くて明るい女性が有利です。これが現実です

特に都会の歯科医院では患者さんの取り合いが激しいので、若くて可愛い女性ばかり揃えている歯科医院も目立ちます。

最近はカルテや会計業務をパソコンで処理するためパソコンのスキルも重要です。

民間資格の有無よりも医療事務の経験や歯科医院で働いたことがある人が就職や転職は有利です。

将来性について徹底研究

歯のレントゲン写真をパソコンで操作する女性

この検定試験の活かし方

歯科医院の採用条件を見ても、前述の通り歯科助手の資格所有者が採用条件になっているところはほとんど見当たりません。

歯科助手は世間一般的に資格として認められていないということです。

そもそも通信教育・通信講座の会社が勝手に作ったような民間の検定試験です。

資格の基準も難易度もバラバラです。短い講座であれば1か月程度で合格できます。

試験は自宅で受験可能というのがほとんどです。これなら誰でも合格できます。不合格になる方が不思議です。

歯科助手は、お金さえ支払えば誰でも合格できるような民間資格です。

このような資格は病院などの医療機関では評価されません。

歯科医には小さな子供もたくさん訪れます。

そのため最近は保育士の資格を持っていると歯科医院への就職が有利になるようです。

保育士は国家資格です。

歯科衛生士のとの待遇の違いに愕然とします

歯科医院には歯科医師をはじめ歯科衛生士、歯科助手が一緒に働いています。

歯科助手は医療行為やそれに類するような補助的な業務は行えません。

あくまでも事務・雑務等の、資格を必要としない業務をするだけです。

一方、歯科衛生士はれっきとした医療系の国家資格です。

患者さんの口に手を入れて治療に準ずるような高度な専門業務を行います。

現場では、歯科衛生士は国家資格の有資格者としてのプライドがあり、単なる雑用の歯科助手と一緒にされるのを極端にイヤがる女性も多いようです。

当然ですが収入面でもかなり差があります。

歯科衛生士の方が時給は格段に上です。

雑用だけを押し付けられる歯科助手の地位は低いと言わざるを得ません。

学校に通うのであれば、歯科衛生士をおすすめします

もしあなたがまだ高校生で今後の進路について考えているようであれば、間違っても歯科助手養成の専門学校などには通わないようにしてください。

時間とお金の無駄です。医療事務なども同じです。

通信講座でも数か月程度で取得できる民間の検定試験に合格するために、わざわざ学校へ通う必要はありません。

実際に、歯科助手養成の専門学校へ通いはじめたけれど無駄なことに気付いて1年以内で退学する学生は多くいます。

歯科衛生士の学校へ通うのは大いにおすすめします。

歯科衛生士は歯科衛生士法に基づいた国家資格です。

全国どこの歯科病院でも使える一生モノの資格です。将来性もあります。

ただし簡単に取得できる資格ではなく、3年以上学校へ通わなければなりません。

働いている人でも取得できるよう夜間の学校もあります。

歯科衛生士については当サイトでも紹介していますので是非ご覧ください。

合格するには

青いバインダーを持った医療従事者

通信講座(教育)はどれがいい?・・・おすすめなどなし!

ネット上で以下のような書き込みをよく見かけます。

  • 歯科助手の通信講座はたくさんあるようですが、どれがいいですか?
  • おすすめの通信教育は何ですか?

歯科助手の歴史は意外と古く、多くの通信教育の会社が講座を開いているため世間では資格のように認知されています。

現在、民間の団体による歯科助手や歯科アシスタントと呼ばれる民間資格の講座は10以上あります。

どれも通信講座受講が条件となっています。つまりそれが通信講座の会社の利益なんです。

受講料が高い安いの差こそあれ、お金さえ支払えば誰にでも資格の認定状みたいなものを発行してくれます。

どれがおすすめ・・・というレベルではなく、無駄ですからやめましょう。

取得する意味などないです。根拠のない民間資格などは無資格者と同じ扱いです。

もし、どうしても歯科助手になりたいのであれば、まずはワード、エクセルなどのパソコンのスキルを向上させる方が得策です。

高校卒業してそのまま面接へ行けば採用になる可能性が高いです。

テキスト・問題集・参考書

おすすめ参考書

これこら歯科助手として仕事をはじめる人におすすめの一冊です!

カラーで写真つき、大変分かりやすく説明されているので、器具の名称だけではなく使い方の流れなどが早く覚えられます。

某通信教育等で何万円もお金をかけるよりは価値ある内容です。実際に業務をするにあたってはこの内容で十分です。

種類評価
参考書

歯科医院での受付、診療介助、滅菌・消毒など、幅広い歯科助手の仕事をやさしく解説しています。

写真・イラストが多く掲載されており、とにかく読みやすいです。ただし、専門的な用語の説明が少し不足しています。

後半まで読み進めると理解できることもあるので、数回読むと効果的です。

電話応対、敬語の使い方、実際のアシスタント業務の解説まで情報満載です。

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