看護助手が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

看護助手

看護助手と言っても病院の雑用係、イヤになって短期で辞める人が大多数

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

易しい

99%

2週間

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己満足

2〜5万円

誰でも受験可

最終更新日:2020/07/19

看護助手とは

患者の体を拭く女性

看護助手の仕事は、一言でいってしまえば看護師の雑用です。

 

「医療の現場で看護師をサポート」「看護師の補助業務」といえば聞こえはいいのですが、実際は看護師がやりたがないイヤな仕事を片っ端から押し付けられます。

 

看護助手といっても所詮民間資格です。法律で資格が裏付けられた看護師のような国家資格とは違います。

 

つまり看護助手をするためには何も資格は必要ないということです。当然ですが医療行為には参加できません。

 

医療現場へ行くと、看護師やその他の有資格者でなくてもできる仕事は山ほどあります。それを補助するのが看護助手です。

 

仕事の多くは、寝たきり入院患者のオムツ交換、入浴介助、食事の世話、シーツ交換、掃除、ゴミ出しなどです。

 

基本的に看護助手は看護師の指示の下で業務をおこないますから、看護師のパシリとして雑用を言いつけられます。

 

雑用させられるのが嫌なら、看護補助者という仕事は務まらないでしょう。

 

関連資格:看護師とは

 

中には来る日も来る日も1日中オムツの交換をひたすらしている看護助手もいて、患者から「オムツ替えてるだけの仕事でしょ」なんて言われることもあるようです。

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

看護助手のレーダーチャート

まず、看護助手という資格に興味を持たれている人に説明いたしますが、看護助手という資格は存在しません。単に民間の団体が勝手に資格と称している検定試験にすぎません。

 

お金を出してまで取得する意味は全くありません。役に立たない資格の代表格といってもよいでしょう。

 

病院は、国家資格有資格者の集まりで、医者を頂点としたピラミッド社会を形成しています。

 

国家資格といっても様々で、看護師、薬剤師、栄養士、放射線・レントゲン・介護に関する資格などがあります。病院内で無資格でもできる仕事は、医療事務や看護助手、清掃などの業務に限られます。

 

関連資格:医療系(事務系含む)の資格一覧

 

そんな現場で、無資格者というと非常に低い扱いをされます。医療の現場で資格とは国家資格に限られます。「看護助手の資格を持っている」なんて言ったら笑われます。これは医療事務や介護事務にも言えます。

 

大手通信教育の会社が、看護助手や医療事務、介護事務をひたすら「資格」ともちあげて受講生を募っていますが、これらは資格でもなんでもないんです。何も知らない人達から受講料を集めるだけの現代版資格商法だと言えます。

 

参考:現代版資格商法とは

 

医療の現場で資格として認められていないので、看護助手として就職や転職するのに役立つことはありません。役立つことはないとうよりも、持っていても持っていなくても全く変わりません。民間の検定試験である看護助手の資格を持っていても採用には影響しません。

 

もともと医療の現場は超人手不足なので、看護助手の仕事は探せば見つかります。70歳近くでも採用されます。これが現実です。

 

ただし想像以上に低賃金です。それは、「仕事内容は誰にでもできる雑用」という位置付けだからです。しかも現実と理想のギャップが激しくて多くの人がすぐに退職して長続きしません。それを承知の上でいつまでも受講生を募集し続ける通信教育の会社のやり方は悪質と言えます。

 

もう一度言います。通信教育で取れる看護助手の民間資格などは、看護師のような国家資格ではないため全く役に立ちません。

 

医師事務作業補助者、歯科助手も同じく単に金儲けの手段として作られた民間資格です。騙されないように注意してください。

 

関連資格:医師事務作業補助者とは歯科助手とは


看護助手の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

看護助手の仕事は一言でいえば、無資格、未経験でも雇ってもらえる誰でもできる雑用係です。

 

雑用ですから当然賃金は厳しいです。時間給のバイト程度です。コンビニやスーパーのパートの方がよほど収入は上です。可能であればそちらをおすすめします。

 

看護助手といっても国家資格ではない民間の検定試験ですから、資格は「無資格」扱いです。

 

通信講座や通信教育で「看護助手」の資格を取得しても、その講座を主催する会社が認めただけであって、一般的に社会で通用する資格ではありません。

 

つまり取得しても役に立ちません。ただし、一生懸命勉強したのであれば覚えた知識は何かの時に役立つでしょう。

超人手不足の職場、誰でもほぼ採用されます。

 

看護助手であれば特に経験を問われない雑用が業務なので、未経験者でも普通に採用されます。

 

人手不足ですから男女を問わず70代でも採用されるようです。40代、50代であれば全く問題ないでしょう。

 

給料は病院によりますが、あまり仕事の内容と合っているとは言い難いところはあります。とりあえず採用だけして、使えるだけ使って、あとはイヤなら辞めていく…って感じです。

 

病院ではやはり看護師が不足気味です。そんな病院では、看護師にエラそうな口調で指図されたり、どう考えても不可能な業務量を与えられたりします。

 

また、「助手のくせに」と見下した文句を言いたがる看護師も少なからずいます。看護師さんたちの怒号と叱責にどこまで絶えられるか、そんなことも考えた方がよさそうです。

 

もし看護助手として働くことを考えているのであれば、実際に働く病院のリアルな実情を知った上で働かれるといいと思います。病院によっては、1年間で数10人以上の人が辞めて、今月だけで2人も辞めたなんて話も聞きます。人が定着しないのには必ず理由があります。

 

具体的な仕事の内容を細かく聞いて、現場を実際に見学して、できたら看護助手として働いている人の意見を事前に聞いた方がご自分の身のためにもなります。現場で体を壊してからでは遅すぎます。

もしも、あなたが看護師を目指しているのなら…

 

時々、看護師(あるいは准看護師)を目指しながら看護助手の仕事をしている人がいますが、本気で看護師を目指しているのであれば、看護助手を続けるのはほとんど意味はないでしょう。

 

看護助手としての経験を積んだとしても、看護学校には合格できないということです。

 

本当に将来看護師を目指すようであれば、あなたが費やすべき時間は看護助手ではなく看護学校の受験勉強です。可能であれば予備校に通いましょう。

 

准看護学校へ通うという手もあります。2年間通えば准看護師になれます。働きながら通える定時制の准看護学校もあります。准看護師になったら、その後実務経験を何年か経て正看護師の資格を得られます。

 

医療の現場で働いて食べていきたいのであれば、やはり国家資格を取得しましょう。

 

関連資格:准看護師とは

 

看護助手になるには

何度も書いていますように看護助手は民間の検定試験であって、法律の裏付けがある資格ではありません。

 

そのため試験を主催する通信講座により合格するための基準は違います。統一された基準のようなものは存在しません。看護アシスタント、看護補助者、看護師助手、看護補助員、ナースエイド、メッセンジャーなどと呼ばれることもあるようでがどれも同じです。

 

通信講座に申し込んでお金を払いさえすれば誰でもほぼ100%合格できる程度の難易度の試験です。わざわざ通信講座の会社の認定状をもらうために、高いお金を払ってまで受講する必要は全くありません。

 

そもそも看護助手は無資格でも出来る仕事です。自分の知識のためというのであれば、学ぶのは良いと思いますが、通信教育会社の資格を取ってもあまり意味はありません。

 

看護助手を養成する2年制専門学校が全国にありますが、間違っても行かないようにしてください。お金と時間の無駄です。行く意味は無いです。何も知らずに入学した人はきっと後悔するでしょう。

看護助手 おすすめ参考書

看護助手のナナちゃん (9) (ビッグコミックススペシャル)
小学館のビッグコミックスに掲載されている漫画です。単行本が1巻〜9巻まで出ています(2019年6月現在)。漫画ですが「看護助手のナナちゃん」はあっさりとした画風で淡々とナナちゃんの仕事と患者さんや利用者さんとの出会いや日々が描かれています。ちょっと美談すぎる感じはしますが、イメージをつかむにはいいかもしれません。ただ、こんな現場は少ないような気もします。
種類 評価
参考書(漫画)

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