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ビジネスマネジャー検定をリアルに評価

腕組みをするスーツを着たビジネスマン

マネジャー(管理職)に求められるのは実績と客観的な評価。

種類難易度合格率
民間検定易しい40~70%
受験資格取得費用勉強時間
誰でも受験可~1万円1か月程度
活かし方全国の求人数評価
自己啓発0件
  • 全国の求人数は、ハローワークの求人情報を基に2023年2月14日に集計。

ビジネスマネジャー検定とは自己啓発のための検定試験です。合格しても就職や転職は有利にはなりません。昇進にも役立ちません。ビジネスマンがマネジャー(管理職)になるために必要なのは数字と客観的な評価です。

当サイト内の評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。参考にするかしないかはご自身で判断してください。

目次

ビジネスマネジャー検定とは

腕組みをして立つビジネスマン

中間管理職のための検定試験

ビジネスマネジャー検定とは、東京商工会議所が主催する民間資格です。第一回試験は2015年(平成27年)7月に始まりました。

ビジネスマネジャーとは、いわゆる「中間管理職」のことです。

経営者でもない一般社員(ヒラ社員)でもない、例えば課長や係長などの中間的な管理職のことを言います。

既に管理職(マネジャー)に就いている人やこれから管理職になりたいと思っている人が、試験の学習を通して部下とのコミュニケーションの取り方、上司や外部との接し方、組織の管理や運営、マネジメント能力などを身に付けることを目的としています。

主催者サイト:東京商工会議所検定サイト | ビジネスマネジャー検定試験

役に立つ資格なのか?

こういった民間資格は、あくまでも自己啓発のための検定試験です。

会社内で今後昇進が見込まれそうで、部下を持つ前に心得などをあらかじめ学習するのはよいことだと思います。きっとスキルアップにつながるはずです。

しかし、ビジネスマネジャー検定に合格したからと言って就職や転職が有利になるなんてことはないでしょう。

全国の求人情報を検索しても、ビジネスマネジャー検定を管理職候補として採用する企業はありません。

ビジネスマンがマネジャー(管理職)になるために必要なのは、数字で表せる実績であって客観的な評価です。それに、やっぱり学歴も重要です。

昔のように勤続年数で昇給したり昇格する時代ではありません。ビジネスマネジャー検定は会社の昇進試験じゃないんです。

こういった民間の検定試験などは履歴書に書いてもほとんど評価されないでしょう。

将来性について徹底研究

合格しても特に意味はない

こういったビジネス系の民間の検定試験はどれも同じですけど、合格したからと言って社内で評価されるとか、履歴書に書けば有利になるといったことはありません。

関連資格:ビジネス実務法務検定とはビジネスキャリア検定とは

ビジネス系の専門学校の生徒が、在学中に勉強の成果を形に残すために受験します。

しかし、履歴書の資格欄を一行埋めるだけで、これと言って採用は有利になりません。

専門学校の生徒が「社会ってこういうものなんだ・・・」と、なんとなく理解できればそれはそれで意味はあるでしょうけど・・・

ましてや社会人が転職する際には履歴書に書いても評価されません。社会人が転職の際に求められるのは本当のマネジャーとしての経験であってこれまでの実績です。

ビジネスマネジャー検定で出題される内容は、基本的というか常識的な問題がほとんどです。問題文を最後まで飽きずに根気良く読ば正解にたどり着けます。

逆に、これに合格できない程度の管理職はかなりマズイ、といった内容です。

テキストや参考書を読んで、仮にいくつかの発見があればそれで十分です。わざわざお金を払ってまで受験する必要はないでしょう。

ビジネスマネジャーBasic Test?

東京商工会議所は、ビジネスマネジャー検定試験とは別に「ビジネスマネジャーBasic Test」という試験を実施しています。

これは、マネジメント知識の習得度をWeb上で客観的に測定できる診断ツールだということです。合格・不合格ではなく、スコアという点数で結果が出ます。

インターネット環境さえあれば、24時間365日好きな時間に好きな場所から、パソコンなどを利用して受験できます。

もちろん無料で利用できます!と思ったら、ナント4,400円(税込)!

参照:東京商工会議所検定サイト | 概要・魅力 | ビジネスマネジャーBasic Test | ビジネスマネジャー検定試験

体験版が5問あるのでやってみました。受験するメリットは・・・多分ないでしょうねぇ。

合格するには

ビジネスマネジャー検定は、東京商工会議所が主催する他の検定試験(簿記検定、販売士など)と違って、難易度別の等級(1級・2級・3級など)の設定はありません。

関連資格:簿記検定とは販売士とは

試験の内容自体は難しくはなく、よく言われるのはビジネス実務法務検定の3級と2級の間くらいの難易度です。

関連資格:ビジネス実務法務検定とは

勉強方法としては、公式テキストを一通り読み、難しい箇所があれば数回読みます。

テキストを暗記する必要はなく、理解すれば合格できます。勉強時間としては30~50時間程度です。もちろん独学で大丈夫です。

テキストの全範囲から少しずつ出題されます。ただ、問われる内容は経営学やマネジメント手法など基礎的が中心です。

上司としての振舞い方など、少し考えれば常識的に分かる出題も多いので、問題文を最後までじっくり読めば正解できます。

合格率は実施する試験によって24.5~70.8%とかなり幅がありますが、年々難しくなっているようでもありません。受験するタイミングによっては若干難しいようです。

合格すると、表彰状のような合格証明書がもらえます。

テキスト・問題集・参考書

おすすめテキスト・基本書

東京商工会議所主催のビジネスマネジャー検定試験の公式テキストです。

あらゆるマネージャーが身に付けておくべき重要な基礎知識を習得することを目的としています。

「管理職のための基礎知識」の名の通り、マネジメントを体系的にバランス良く学ぶためには良い教科書です。マネジメントの基礎的な部分が網羅されています。

試験では、簡単なマーケティング問題が出題されるので、そこは別途勉強しておく必要があります。

おすすめ問題集

こちらは公式テキストです。法学検定はどちらかというとマイナーな検定試験なので需要は少なく、他の問題集は出ていません。公式テキストが唯一の学習手段ともいえます。

試験で全く同じ問題が結構出題されます。事前の知識がある人であれば、このテキストを1回学習しただけで合格できます。

問題、解答、解説が分かりやすい配置になっており、民法・憲法・一般法学などを基本から勉強するのにも使えます。

試験情報

試験日

年2回(6月・11月)

お申し込み

6月実施:4月中旬~5月中旬
11月実施:8月下旬~9月下旬

受験資格

どなたでも受験できます。

試験会場

IBT受験:自宅や会社など
CBT受験:全国のCBT試験会場

受験料

7,700円(税込)
※CBTの場合は+2,200円

試験内容

試験内容:公式テキストの基礎知識とそれを理解したうえでの応用力。
出題範囲:基本的に公式テキストに準じますが、最近の時事問題などからも出題する場合もある。
【学習カリキュラム】

  • マネジャーの役割と心構え
  • 人と組織のマネジメント
  • 業務のマネジメント
  • リスクのマネジメント

試験時間:120分
試験方法:マークシート方式

合格基準

100点満点のうち70点以上で合格※級やレベルの設定はない。

合格発表

12月中旬ごろ合格書(証)・認定証を郵送。

主催者情報

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