ビジネス能力検定ジョブパスが役立つ資格なのか役立たないのか紹介します

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)

取得する意味も必要性もない民間の検定試験、勉強するなら他の資格を

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

易しい

80%

1か月

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己満足

〜1万円

誰でも受験可

※上記は3級についてです。

最終更新日:2020/08/17

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)とは

夢中に仕事をするサラリーマン

社会人は仕事を進める上で様々な能力が求められます。

 

例えば新入社員であれば、一般常識に加えてビジネスマナーを身に着けなければなりません。経済や法律の知識も必要です。

 

会社組織について理解し、仕事の理想的な進め方も覚える必要があります。

 

プレゼンやクレームの対処法、利益を上げるためには接客や営業方法も社会人として必要な能力です。

 

情報の管理方法や活用の仕方、上司に報告する際の手段や方法、議事録作成なども重要です。さらに経験を積めば、リーターとしての能力も求められるようになります。

 

ビジネス能力検定とは、先に述べた社会人に必要な仕事の能力を試験を通して客観的に評価する民間の検定試験です。職場で必要とされるビジネスの能力が、どの程度備わっているかを客観的基準で評価します。

 

ビジネス能力検定試験はB検とも呼ばれています。一般財団法人職業教育・キャリア教育財団が試験を実施します。

 

試験のグレードは、難易度の低い順に3〜1級に分かれています。ビジネスの基礎能力を身につけるために、新入社員教育の一環として受験する企業もあります。

 

主催者サイト:ジョブパス/ビジネス能力検定 B検 ジョブパス

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

ビジネス能力検定のレーダーチャート

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)に合格しても、残念ながらほとんど役に立ちません。就職や転職は有利になりません。

 

学生が試験に合格しても就職の際に評価の対象にはなりません。社会人になるにあたって常識やマナーが身に付いているとは残念ながら見られません。

 

例えば3級と2級は、これから社会人になる予定の学生あるいは社会人が、どれくらいビジネス能力を備えているのかを客観的に評価する検定試験ということですが、社会人に要求される知識としてはレベルが低すぎます。

 

最も難しい1級に合格しても評価されないのは同じでしょう。仮にビジネス能力検定1級が超難関試験で、取得するのに3年くらいかかるとしても同じです。ほとんど評価されません。

 

残念ながら、面接時に行う適正検査の結果の方が優先しますし、在学中の成績の方が重要です。こういった「ビジネス」という名称が頭に付く民間系の検定試験(資格)に安易に頼るのは現実逃避だとも言えます。

 

ビジネス能力検定合格者であれば仕事ができる、社会人として能力があるという絶対的な尺度にはなりません。逆も然り、ビジネス能力検定に合格していなくても優秀な人は星の数ほどいます。この資格がなければできない仕事はないんです。

 

ビジネス能力検定は何級から履歴書に書いてもいいのか・・・こういった質問がネット上には多いようですが、もちろん書くのは自由です。何級であっても書くのは問題ないでしょう。

 

ただし、何級であっても評価されません。よほどビジネス能力検定に理解がある人事担当者であれば話のネタにはなるでしょうが、それ以外は見向きもされません。

 

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)取得するメリットの少ない民間の検定試験です。


ビジネス能力検定ジョブパス(B検)の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

若手社員

 

最低限のビジネスマナーや知識を身に着けさせるため、社員教育の一環としてビジネス能力検定を社員に受験させる企業もあるようです。

 

そういった企業に勤めているようであれば、是非合格しましょう。一定の評価アップは期待できます。

 

ただし、得た知識が直接業務に活かされるかどうかはかなり疑問です。

 

学生であれば、この資格を取得することで、他の資格、例えば簿記、行政書士、宅建士などを狙うキッカケになればいいでしょう。

民間資格なら、まだ簿記検定・秘書検定の方がマシ

 

頭に「ビジネス」と付く民間の能力検定(資格)はたくさんあります。

 

ビジネス実務法務検定ビジネス会計検定ビジネス著作権検定ビジネスキャリア検定ビジネス文書検定マーケティング・ビジネス実務検定、ビジネスマネジャー検定、ビジネス実務マナー検定、、・・・などなど。

 

主催者は基本的には違いますが同じのもあります。多くは省庁後援などと称して就職・転職に役立つというフレコミです。

 

就職や転職に備えてどれか取得しようと考えている人も多いのではないでしょうか?難易度やどれくらい役立つのか、社会的な評価も気になるところです。

 

あえて言うと、どれも役に立ちません。難易度はどれもほとんど違いはなく比較的容易に取得できます。上記の資格を全て持っていても役に立ちません。

 

役に立たない資格はいくつ持っていても同じだということです。

 

民間の検定試験に多少なりとも頼りたいのであれば、簿記検定がまだマシです。ただし、実務経験も必要です。

 

関連資格:簿記検定とは

 

それから、秘書検定は知名度があるので、ビジネス系の資格よりは評価される可能性はあります。

 

ただし、3級や2級ではダメです。準1級や1級なら履歴書に書く女性は珍しいので多少なりともアピール材料になります。

 

関連資格:秘書検定とは

ビジネス実務法務検定やビジネス実務マナー検定とどう違うのか?

 

「ビジネス能力検定」と「ビジネス実務法務検定」と「ビジネス実務マナー検定」、一体どう違うのか?

 

まぁ、社会人であればどれを取得しても特に意味はないでしょうけど、簡単に説明します。

 

ジネス実務法務検定は、ビジネスに関係する法律の知識の試験です。基礎的な法律知識の問題から、法務部門に在籍する社員を想定して出題されます。

 

ビジネス実務マナー検定は、その名のとおりマナーに関する試験です。挨拶から名刺交換、電話対応まで問われます。

 

ビジネス能力検定は前述のとおり、ジネスマナーやビジネスマンに必須の一般常識などの試験です。

 

残念ながら、どれも社会人にとって勉強する意義はあっても、それ以上役立つことはないでしょう。就職・転職が有利になるとも言い難いです。

 

勉強するのであれば、自己啓発のために受験するくらいの感覚がよいと思います。

 

勉強するなら他の資格、是非国家資格に挑戦してください。

 

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)に合格するには

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)は難易度の低い順に3〜1級の3段階に分かれています。評価の基準は概ね以下のとおりです。

  • 3級:これから就職する人や、新入社員に必要な基礎的能力を評価
  • 2級:入社2〜3年目の中堅社員、一人前の職業人としての仕事の実践力
  • 1級:入社5年目以上、ビジネスリーダーとなれるマネジメント能力を評価

受験者数は3級が圧倒的に多いですが、2級から受験しても全く問題ないでしょう。3級と2級の難易度にあまり差はなく、合格率にもあまり差がないです。

 

3級、2級は主に学生を対象としているため難易度は低いです。特に、3級は新人研修レベルの試験で、社会人なら誰でも知っている常識ばかりが問われます。2級も社会人であれば自然と身につくような知識について問われます。

 

1級は、リーダーとしてのマネジメント能力が問われるので、難易度が高くなっています。仕事での対応力や財務表の読み方など、実務経験がないと解きづらい出題です。それでも合格率は40%以上です。

2013年に「ジョブパス」導入により簡単な検定試験になる

ビジネス能力検定ジョブパス(B検)は1995年に始まりましたが、当時は1級の難易度が高く、全体的に合格率も低めでした。

 

その後2013年、新基準「ジョブパス」の導入によって正式名称も「ビジネス能力検定ジョブパス」になり、誰でも合格できるように難易度が下げられ合格率も高くなりました。

 

ビジネス能力検定3級、2級であれば簡単なので、長くても1か月程度の勉強で合格できます。ある程度常識的な出題もあるので、社会人の経験があれば全く勉強時間ゼロでも合格できます。運だけで合格できる可能性もあります。

 

公式テキストが販売されていますが、使っている受験生は少数です。過去問がホームページに掲載されているのでそちらを参考にして、あとは問題集を使った勉強がおすすめです。問題集と公式サイトに掲載されている過去問題だけこなせればテキストは要りません。

 

ただ、残念なことに秘書検定のようなビジネスマナー系の検定試験と比べると、受験者数が多くないためか、受験生の詳しい情報があまり見つかりません。

 

ビジネス上のタイムリーな話題には詳しくなっておかなければならないので、日ごろから企業を取り巻くニュースなどには新聞などで意識しておきましょう。

 

その際は、過去問は役に立ちません。過去1年から半年くらいの間に取り上げられた話題を読み返す必要があります。

 

日頃から、表やグラフを読んで慣れておいた方がいいでしょう。客観的な数字を読むだけではなく、表やグラフの数じからどういう状況が今後予想されるのが、それを基準に今後どのような判断をするのか?という推理能力まで求められます。

ビジネス能力検定ジョブパス(B検) 試験情報

試験日

お申込み

【3・2級】年2回:7月第1日曜、12月第1日曜、CBT方式なら随時
【1級】年2回:2月上旬、9月上旬〜中旬

【2・3級】4月上旬〜5月下旬、9月上旬〜10月中旬、CBT方式なら試験日の3週間まえまで

【1級】12月上旬〜試験の3週間前まで、7月上旬〜試験の3週間前まで

受験資格

受験資格の制限は一切なく、どなたでも受験できます。

試験内容

【出題方法】
2・3級:コンピュータ試験(CBT方式)またはペーパー試験
1級:コンピュータ試験(CBT方式)
【出題範囲】
《3級》
自らの職業観や勤労観といった概念の形成を前提にビジネス常識および、基礎的なコミュニケーション、情報の利活用など、将来、職業人として適応するために身につけておくべき知識を評価する。
《2級》
3級の知識を前提とし、企業の役割や責任と権限などを理解するとともに、効率的な業務の進め方、問題解決のための基本的なコミュニケーション、情報活用の技法を評価する。
《1級》
2級の知識、技法を前提とし、問題解決を円滑に推進するために必要となる論理的な思考、情報発信と表現技法、および基礎的なマネジメント技法を実践的に評価する。

 

※1級ではすべての問題は記述式です。ビジネス用語はもちろん、統計分析問題やケース動画問題では200〜300字で解答します。確実な知識と論理的思考力、提案力、表現力が求められます。
【試験時間】
3級:60分、2級:90分、1級:90分
【合格基準】
3級:100点満点中70点以上
2級:100点満点中65点以上
1級:100点満点中60点以上※ただし、体系的知識問題25点、実践応用問題20点以上の得点が必要

試験に関する詳しい情報は2・3級CBT方式 - 実施要項/ビジネス能力検定 B検 ジョブパスをご覧ください。

ビジネス能力検定ジョブパス(B検) おすすめテキスト・基本書

2020年版 ビジネス能力検定ジョブパス3級公式テキスト
日本能率協会マネジメントセンター発行の、ビジネス能力検定ジョブパス3級受験用の公式テキストです。

 

3級は、主に高校生・専門学校生・大学生を対象にしています。3級と2級については公式テキストと公式問題集が発売されています。

 

実は受験生の多くはテキストを使っていません。テキストの内容と実際に出題される内容があまり関連していないからです。例えば、会社の仕組みとか、仕事を効率的に進める方法などについて記述されていますが、少し現実的とは離れています。テキストは購入する必要ないでしょう。

 

外国人留学生向けに漢字すべてにふりがなを付けたテキストもあります。最近は日本で働く留学生も増えていますが、やはり漢字が苦手です。日本人とともに日本のビジネス習慣、日本企業における働き方を学べます。

種類 評価
テキスト

ビジネス能力検定ジョブパス(B検) おすすめ問題集

2020年版 ビジネス能力検定ジョブパス3級公式試験問題集
日本能率協会マネジメントセンター発行の、ビジネス能力検定ジョブパス3級受験用の公式問題集です。問題集は試験4回分の問題が掲載されています。

 

社会人経験があれば、問題集のみを購入して問題を解けば大丈夫です。テキストを読む必要はないでしょう。演習問題の解答解説が、丁寧なのでテキスト代わりになります。要点集としても利用できます。

種類 評価
問題集

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