診療報酬請求事務能力認定試験が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

診療報酬請求事務能力認定試験

医療機関の評価は高く、実務経験者が取得すれば転職が有利になるかも。

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

難しい

35%

10か月程度

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

就職・転職

〜2万円

誰でも受験可

医療事務と呼ばれる職業全般については下記のページを参考にしてください。
関連情報:医療事務とは

最終更新日:2020/10/31

診療報酬請求事務能力認定試験とは

診療費の領収書

 

診療報酬請求事務能力認定試験とは、医療事務に従事する者の能力の向上を図るため、日本医療保険事務協会が実施する民間の検定試験です。

 

分野は「医科」と「歯科」に分かれており、診療報酬明細書(レセプト)の作成に携わる者の技能と、実技試験では現場を想定した実務能力が判定されます。試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由です。

 

診療報酬請求事務能力認定試験は、数ある医療事務系の民間資格の中でも最も難しい試験と言われています。そのため医療機関からも比較的高い評価を受けています。

 

また、かつては厚生労働省が認定する公的資格であったため、医療保険事務関連としては最も知名度が高く、現在も受験生の多い人気の試験となっています。

 

なお、公的資格の制度は2005年に廃止になっており、現在は完全なる民間資格です。

 

主催者サイト:公益財団法人日本医療保険事務協会

診療報酬請求事務能力認定試験について本音で一言

診療報酬請求事務能力認定試験は、かつて厚生労働省認定の公的資格であったため、この資格の合格者を採用の際に優遇する病院は現在も多くあります。

 

詐欺まがいの資格商法的な医療事務関係の民間資格が多い中、診療報酬請求事務能力認定試験は民間資格でありながら信頼性が高く、取得すれば就職や転職は多少有利になります。ただし、多くの場合経験者を優遇しています。実務経験ゼロでは残念ながらメリットは少ないです。

 

診療報酬請求事務能力認定試験の将来性を徹底研究!

詐欺的な資格商法が多い中、1番マシな検定試験

 

医療事務に関する民間資格は200以上あると言われてますが、ほとんどは詐欺的な資格商法だと言われています。

 

一般的な医療事務受験用のテキストはほとんど市販されていません。それは、高額な通信講座やスクーリングに誘導して利益を上げるのが目的だからです。

 

代表的なユーキャン(医療事務認定実務者)やニチイの通信講座のなら50,000円ほど費用が必要です。高額と言っても5万円程度ですから、騙されたという意識は希薄です。

 

診療報酬請求事務能力認定試験はテキストや問題集が数種類市販されているので、くだらない通信講座にお金を捨てずに誰でも費用をおさえて受験できます。

 

さらに、在宅試験といったふざけた制度はなく会場で一斉受験のため結果の信憑性も高いです。合格率は35%ほどで、しっかりと勉強しないと合格できません。

 

どうしても医療事務の勉強をしたいのであれば、診療報酬請求事務能力認定試験がおすすめです。

かつての公的資格、唯一医療の現場で評価される

 

医療事務と言っても所詮民間資格、誰でも短期間で取得できるものが多いため、現場ではほとんど評価されません。

 

事実、医療事務の業務については実務経験を重視している病院が多く、未経験者であれば人柄や面接時の印象、あるいは学歴・年齢を重視します。資格だけを持っていても評価されないということです。

 

診療報酬請求事務能力認定試験はかつて厚生労働省が認定する公的資格であったため(2005年に制度は廃止)、医療機関からの評価も高く実務経験者が取得すれば転職が有利になるメリットがあります。

 

また、合格者は未経験であっても一定の評価を受け、就職や転職が有利になる可能性があります。

 

中には資格手当などを支給する病院もあるようです。そのため、未経験者だけではなく、既に病院で実務経験を積んでいる人も受験します。

 

合格率は35%と低く、難易度の高い試験ですが、経験者であれば過去問を中心に2か月くらいの勉強期間で合格できます。未経験者であればやはり半年以上の勉強期間は必要です。

 

テキスト持ち込み可能で、お金さえ払えば誰でも簡単に合格できる試験とは違うので、しっかり勉強してください。

診療報酬請求事務能力認定試験の難易度と合格率

 

診療報酬請求事務能力認定試験は、医科と歯科に分かれており、それぞれ学科試験と実技試験を行います。

 

合格率は、多少の変動はあるものの医科で30〜40%、平均すると35%ほどです。

 

他の医療事務系資格と合格率を比較すると下記の通りになります。

診療報酬請求事務能力認定試験は、他の医療事務資格と比べても合格率は低く、難易度が高いのが分かります。

診療報酬請求事務能力認定試験に合格するには

診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は、数ある医療事務の試験の中でも最も難易度が高いと言われています。

 

そのため、未経験者であれば1日2時間勉強しても6か月以上の勉強時間は見ておいた方がよいでしょう。現在医療事務の仕事に従事している人でも2か月くらいは勉強の期間が必要です。

 

試験は年に2回、7月と12月の日曜日または祝日に実施されます。

 

試験の種目は、学科試験実技試験で構成されていて、試験時間は3時間です。

 

学科試験は、5者択一のマークシート方式で20問の出題です。医療保険制度その他法令、及び診療報酬点数表に関する内容です。

 

実技試験では、診療録(カルテ)から手書き方式で診療報酬明細書(レセプト)を作成します。原則として、外来カルテ症例から1問と入院カルテ症例から1問の計2問されます。ちなみに歯科は外来からの出題が3問です。

 

参考:よくあるご質問(FAQ)|公益財団法人日本医療保険事務協会

 

なお、試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由です。

おすすめの勉強法

学科試験20問のうち、14〜15問は点数表からの出題です。日頃から点数表は繰り返し見て慣れておき、構成を頭に入れておくことが重要です。

 

点数表などの資料の持ち込みは自由なので、どのあたりにどのようなことが書かれているかがすぐ分かるようにしておきましょう。

 

テキストを繰り返し読んで基礎知識がある程度付いたら、後はひたすら問題集を解いてください。

 

勉強法としては、とにかく繰り返し学習するのみです。初学者が独学で勉強するにあたっては、最初は聞いこともない専門用語が出てきてなかなか先へ勉強が進まないでしょうけど、慣れるしかありません。

 

やはり合否を分けるのは実技試験です。

 

レセプト作成といっても計算問題はないので、計算が苦手という人でもその点は大丈夫ですが、算定方法について診療報酬点数表全般から満遍なく細かく出題されるので、難易度は高いです。

 

外来のレセプト作成についてはごく基礎的なことが分かっていれば特に問題はないのですが、入院のレセプト作成は分量が多く、さらに難易度が高いため最低でも1時間は必要です。

 

届出の種類の設定なども多く、合格点に届くか届かないかはこの入院のレセプト次第だといえます。

 

実技試験の勉強法は、「レセプトをたくさん書いて慣れる」ことです。このひとことでに尽きます。

 

最初のうちは、内容は理解できなくても構いません。実際に手を動かして実技の過去問の解答を見ながら書き写してください。書くことで、実技試験のイメージがつかめるようになります。

 

勉強法は、とにかくレセプトをたくさん書くことです。数をこなせば素早く算定をするコツが自然と身につきます。過去問を繰り返せば、カルテにどのように書かれているかも理解できるようになり、よく出題される算定項目も分かるようになります。

 

レセプト作成の問題を数多くこなして、合格点を取れる実践力を身につけていきましょう。

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いろんな講座を比較検討することもできます。

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診療報酬請求事務能力認定試験 おすすめ通信講座

診療報酬請求事務能力認定試験についてはテキストや問題集も市販されているので、基本的には独学で勉強すればよいでしょう。

 

しかし、勉強法で迷っている人も多いでしょう。現在医療事務の仕事をしている人でないかぎり不明点をすぐに誰かに聞けません。独学は、時間ばかり経過して効率が悪くなる可能性もあります。

 

他の医療事務講座でおすすめのものはありませんが、フォーサイトなら唯一信頼できておすすめできます。

 

フォーサイトは国家資格を中心として通信講座を提供していますがどれも費用もおさえられて評判も良いです。

 

高い合格率の診療報酬請求事務能力認定講座はフォーサイト

診療報酬請求事務能力認定試験 試験情報

試験日 お申込み

年2回(7月、12月)日曜日または祝日

試験日の2か月半前〜1か月半前

受験資格

受験に制限はなく、どなたでも受験できます。

試験内容

受験料(2020年6月現在税込):9,000円
試験会場:札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、熊本、那覇
受験科目:医科、歯科のいずれかを選択
試験時間:合計3時間
出題範囲:
【学科試験】20問

  1. 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
  2. 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
  3. 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
  4. 医療用語及び医学・薬学の基礎知識
  5. 医療関係法規の基礎知識
  6. 介護保険制度の概要

【実技試験】3問

  • 診療報酬請求事務の実技

※学科試験と実技試験の両方が合格ラインを超えなければ合格になりません。
合格発表:試験実施後から約2か月後

試験に関する詳しい情報は試験概要|公益財団法人日本医療保険事務協会をご覧ください。

診療報酬請求事務能力認定試験 おすすめテキスト・基本書

2020年版 ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集

試験の出題範囲について図や表を使いながら、わかりやすく解説しています。

 

いくつかのケースごとに医科診療録(カルテ)から診療報酬明細書(レセプト)を作成する手順について丁寧に解説しているので初学者におすすめです。

 

解説が詳しいだけではなく、知識を整理するためにも利用できます。基本を習得しようとしている人はもちろん、ある程度基礎知識のある人でも試験対策として活用できます。

種類 評価
テキスト&問題集

診療報酬請求事務能力認定試験 おすすめ問題集

『診療報酬請求事務能力認定試験』 受験対策と予想問題集 2020年版: その他各種医療事務試験にも役立つ (2020年版)

2020年4月現在の法律・点数に完全準拠した過去問題集です。5回分を掲載しています。

 

学習をすすめる上で過去問題を解くのは非常に役立ちます。解説も要点もうまくまとめられており日々の学習にも便利です。

 

予想問題も載っているので受験対策としても役立つでしょう。

種類 評価
問題集

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