不登校訪問専門員が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

不登校訪問専門員

怪しいナゾの民間資格、浅はかな知識では不登校児童は救えません。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

1か月程度

易しい

99%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己満足

5〜10万円

通信講座受講

※合格率は非公開ですが、ほぼ全員合格できます。

当サイト内における評価や感想は公正で客観的な判断に基づいていますが、あくまでも運営者個人の意見です。最終的にはご自身で判断してください。

最終更新日:2021/07/19

不登校訪問専門員とは

不登校の女の子

不登校訪問専門員とは、一般社団法人ひきこもり支援相談士協議会が認定する民間資格です。

 

不登校となっている当事者(つまり本人)とその家族の良き相談相手となって、希望ある将来のために支援を行うのが目的です。

 

不登校訪問専門員になるには、指定の通信講座を必ず受講しなければなりません。講座の受講を通して不登校児童に対する正しい知識を身に付けます。

 

講座を受講後、レポートを送付してに課題に合格すれば不登校訪問専門員として資格認定されます。非常に簡単な内容なのでほぼ100%誰でも合格できます。

 

合格後は、会費(認定料)5,000円を払って正式に認定してもらいます。資格認定は1年間有効です。1年毎にさらに会費(認定更新料)5,000円を払って更新します。

 

資格認定を受ければ、「ひきこもり支援相談士認定協議会」より、有償活動への参加機会の紹介、関連施設紹介等の情報提供を受けられるとなっていますが、非常に怪しいです。

 

この団体は、同様の民間資格として「ひきこもり支援相談士」も実施しています。ともに怪しさ満点のナゾの民間資格です。

 

主催者サイト:ひきこもり支援相談士認定協議会

不登校訪問専門員について本音で一言

不登校訪問専門員などさぞ立派な名称ですが、受講料目当ての資格商法にすぎません。受講生は単なるカモです。

 

過去に不登校を経験した人は、自分の経験が役に立てばと考えて、こういった民間資格取得を考えるようですが取得する意味はありません。目指すなら医療系の国家資格か臨床心理士・公認心理師です。

 

短期間で誰でも取得できるような怪しい民間資格で不登校児童の支援をするなど、あまりにも無責任な気がしてなりません。こういった怪しい民間資格を根拠に自宅に訪問して問題改善のための支援や家族面談、カウンセリング等を行うなどもってのほかです。

 

不登校訪問専門員の有資格者に対する求人は世の中には存在しないので仕事にはつながりません。就職や転職には役に立たないメリットのない検定試験です。

 

不登校訪問専門員の将来性を徹底研究!

身の程知らずで役に立たない民間資格

 

1人でたたずむ小学生

 

不登校児童対策の施設としては、児童相談所、適応指導教室、不登校対応の私立学校などが知られています。

 

児童相談所で働くには、大卒程度の学歴を要する福祉職や心理職の公務員採用試験に合格しなければなりません。適応指導教室、不登校対応の私立学校などで働くには、教員免許が必要です。

 

不登校訪問専門員のような法律的な裏付けのない民間資格を取得しても、上記のような公共性の高い場所ではまず働けません。

 

仮に働けるとしても事務作業や補助業務、送迎運転手に限られます。しかもほとんどはパートやアルバイトです。あるいは相談業務がともなわない無償の地域ボランティア程度です。

 

公共の場で、不登校生徒と個々に向き合って相談に応じられる資格としては、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどがあります。

 

スクールカウンセラーになるには臨床心理士・公認心理師の資格が必要です。スクールソーシャルワーカーになるには社会福祉士、精神保健福祉士の国家資格が必要です。

 

関連資格:臨床心理士とは社会福祉士とは精神保健福祉士とは

 

つまり、通信講座などで取れる安易な民間資格では法律的な裏付けがないため、相談員として採用されることは可能性としてまずないということです。

 

お金を貰って不登校の生徒の家庭を訪問して相談にのるなどもってのほかです。

資格とは名ばかりの無責任な検定試験

 

仮にボランティア目的で不登校訪問専門員について勉強するにしても、不登校生徒との関わり方が通信教育だけで身に付くとは考えない方が良いでしょう。

 

例えば、スクールカウンセラーの採用条件となっている臨床心理士・公認心理師になるには、大学で心理学について学び、さらには大学院まで進まなければなりません。

 

少なくとも6年間は専門の教育を受けなければならないということです。それをわずか数か月の通信教育で学ぼうというのですから最初から無理があります。

 

ひきこもり支援相談士認定協議会は、よく似た資格として、ひきこもり支援相談士といった講座も運営しています。

 

関連資格:ひきこもり支援相談士とは

 

こちらもご多分に漏れず怪しいだけの検定試験です。

 

また、不登校訪問支援カウンセラーといった民間資格もありますが、こちらも同じように取得する意味はありません。

 

参考:不登校訪問支援カウンセラー資格取得講座 | 通信教育講座・資格のキャリカレ

 

「ご自分やご友人のお子様の悩みを解決してあげられます!」「プロのカウンセラーとして親身なサポートを実践できます!」などとPRしていますが、とても3か月程度の学習期間では無理でしょう。

 

こういった短期間で誰でも取得できるような不登校訪問専門員や不登校訪問支援カウンセラー、ひきこもり支援相談士といった民間資格で不登校児童やひきこもりやを支援をするなどという考えは、あまりにも浅はかで無責任な気がしてなりません。

不登校訪問専門員 講座情報

試験日 お申込み

講座受講後随時

講座受講後随時

受験資格

どなたでも受講できます。

講座内容

内容:講義DVD2枚、テキスト1冊、副教材1冊、問題集1冊、学習の手引き1冊、
【テキストの内容】

  • 第一部 不登校の現状と障害性の基礎知識
  • 第二部 不登校の子ども達に対する訪問支援の基礎知識
  • 第三部 事例研究について
  • 巻末資料

基礎知識、対応方法、事例研究を段階的に学べる構成となっています。
申込資格:どなたでも受講可能
レポート提出期間:6か月(目安)
講座申込後に課題を提出し合格すれば「不登校訪問専門員」の資格認定を受けます。
認定には別途、会費(認定料)が必要です。

講座に関する詳しい情報は講座内容のご案内 | ひきこもり支援相談士認定協議会をご覧ください。

不登校訪問専門員 おすすめ参考書

不登校は1日3分の働きかけで99%解決する

キーワードは「不登校」、多くの人達がこの本によって救われています。読みやすい本なので何度も読むことをおすすめします。

 

「小5で初めて教室が怖いと言いだし、保健室登校になった娘」「息子はいじめがきっかけで不登校になりました」「頭痛をきっかけに不登校に」「だんだん、学校が怖い、みんなに嫌われている等の発言が増え、登校しなくなった」「常に頭痛・腹痛があり、気持ちが悪い・・と吐き気で保健室へ行ったり早退することも・・・」「長男が夏休み明けから不登校になりました」「娘は小学四年生のころ不登校になり、押し入れに閉じ籠り、布団をかぶって泣いている日々」そういった子を持つ親の多くがこの本で救われています。

 

この本のすごいところは明確な「指針」があることです。何をやったら効果が出るのか、やらなかったらどうなるのか、それが書いてあります。親が本気で向きあえば、この本の通りにやれば登校できるようになっているところが本当にすごいと思います。

 

今、悩んでいる方、是非一度読んで欲しい一冊です。

 

※不登校訪問専門員とは関係ない内容です。

種類 評価
おすすめ本
学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

学校に行くのが嫌で困っている子やその保護者にきっとヒントを与えてくれる本です。

 

こういった「不登校」に関する本は、どうしたら学校に行けるかというハウツー本が多いのですが、この本は無理に学校に行かせようとはしてません。そいった意味では前で紹介した「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」とは真逆かもしれません。

 

大人は仕事を選ぶことができますが子どもは学校を選ぶことはできません。学校へ行くことが苦しくて仕方ないなら行かなければいい。学校へ行ったから大丈夫なんてことはないし、決して学校が全てではない、そう感じさせてくれる本です。

 

筆者自身が約10年間の不登校を経験し、当時は1日のほとんどをゲームに費やしていたそうです。

 

確かに今の学校は、とても大人として自立するための教育を受ける場とは思えません。

 

※もちろん不登校訪問専門員などとは関係ない内容です。

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