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旧サイト名:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

認知症サポーター

お年寄りを見守る様々な職業の人達

怪しい介護・福祉系の民間資格よりはずっとおすすめ

種類難易度合格率
国家資格易しい99%
受験資格取得費用勉強時間
指定講座受講無料90分程度
活かし方全国の求人数おすすめ度
知識習得23件
  • 全国の求人数は、ハローワークの情報を基に2023年6月19日に集計。

認知症サポーターは厳密には資格ではありません。しかし、数万円の受講料を支払って数時間の講座受講で合格できる介護・福祉系の民間資格と比べても全く見劣りしないため、当サイトであえては国家資格として分類し掲載しました。

認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず認知症の方や家族を地域で見守るために国が定めた制度です。

自治体が開催する無料の「認知症サポーター養成講座(90分)」を受講すれば誰でもなれます。小学生の受講生もたくさんいます。

怪しいナゾの介護・福祉系民間検定試験を受験するくらいならこちらの方がよほどマシでおすすめです。

目次

認知症サポーターとは

お年寄りの両側に寄り添う子供たち

認知症について正しく理解する「応援者」

認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の方や家族を地域で見守り、できる範囲で支援をする人たちのことです。

何か特別なことをするのではなく、認知症の人、そしてその家族が安心して地域で暮らしていけるように社会全体で見守ります。

その上で、自分のできる範囲でサポーターとして活動します。

参考:認知症サポーター|厚生労働省

認知症患者は今や身近な存在です。将来誰もがなりえます。

認知症とは、脳の機能が損なわれ、記憶力の低下・認識能力の低下・言語障害・判断力の低下などの症状を引き起こす疾患の総称です。

2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人(約700万人)は認知症になると予測されています。

参照:認知症施策の総合的な推進について(参考資料)| 厚生労働省

※2012(平成24)年は約7人に1人(462万人)が認知症と診断されました。

認知症サポーターになるには

認知症サポーターは、都道府県・市町村等が実施する「認知症サポーター養成講座」(90分)を受講すれば誰でもなれます。

養成講座は小学生からお年寄りまで誰でも受講できます。事前の知識もいりません。認知症に関して関心を持ち、積極的に関わろうという意識があれば十分です。

講座は、自治体、学校、企業、公民館、体育館、スーパーマーケットなど様々な場所で開催しています。町内会、老人会、PTA、ボランティア団体などの地域の集まりにも出向いてくれます。

料金は原則無料、立派なテキストも無料です。受講者は、受講した証として「認知症サポーターカード」と、認知症の人を応援しますという意思を示す目印となる「オレンジリング」が渡されます。

令和5年3月31日の時点で、認知症サポーター数は14,515,636人にも達しています。すでに多くの認知症サポーターが、認知症の方とその家族を支える活動に取り組んでいます。

参照:サポーターの養成状況

チームオレンジとは?

チームオレンジとは、近くに住む認知症サポーター同士でチームを組み、認知症と思われる初期の段階から認知症の人や家族に対して生活面の支援を行うボランティア活動です。

認知症サポーターだけではなく、認知症の人もその家族もメンバーとしてチームに参加することが望まれます。

2019年度から開始しているチームオレンジは、認知症サポーターが新たに活躍する場として期待されています。

チームオレンジメンバーとして活動するには、認知症サポーターステップアップ講座の受講が必要です。

参考:チームオレンジとは|認知症サポーターキャラバン
参考:チームオレンジの取組の推進|厚生労働省

実は受講生は10代が多い

認知症サポーター養成講座はいまやどこも人気で、毎年全国各地で4万回以上も開催されています。

社内研修に認知症サポーターの養成を取り入れている企業もあります。

そして、キッズサポーターの制度もあって、最近では学校単位で受講する小学校・中学校が増えています。

受講生の男女比は、女性が61%、男性が39%です。年齢的には、小学校低学年の10代以下が一番多く300万人を超えています。

役に立つ資格なのか?

満開の桜の下で高齢者を介助する女性

一応就職は有利になるようです

認知症サポーターといっても90分の講習を受講すれば誰でも認定証をもらえます。

これくらいじゃ、就職や転職は有利にならないだろう・・・と思ったんですけど、調べてみると認知症サポーターを歓迎する求人はいくつか見つかります。履歴書に書いてアピール材料にしたいのであれば十分です。

もっとも求人の多くは介護施設がほとんどです。人手不足の業界ですから、認知症サポーターでなくても採用になる可能性は高いですけど・・・

こういった認知症患者に関わる民間資格がいくつか存在します。

例えば、認知症ケア専門士認知症介助士、認知症ライフパートナー、認知症ケア指導管理士、認知症ケア准専門士などです。

こういった民間資格の多くは、実は講座受講料と受験料を目的としただけの資格商法がほとんどです。

履歴書に書いてPRしたいだけであれあば、認知症サポーターで十分です。

認知症サポーターは無料ですから、コスパは圧倒的にいいんです。

改めて国家資格を目指すのもおすすめ

認知症サポーターの勉強をした上で、さらに本格的に介護の仕事に就きたいのであれば、改めて国家資格を目指せばよいでしょう。

例えば、介護職員初任者研修であれば受講期間も最短で1月以上ですが、かなり本格的に勉強できます。

介護施設で働けば、資格手当を支給されることも多いです。

介護職員初任者研修は、平成25年(2013年)の制度変更により「ホームヘルパー2級」から名称変更されました。

介護職員初任者研修を修了後、経験を積めば上位資格である介護福祉士を目指せます。

ちなみに、認知症介護基礎研修は介護施設で働く無資格・未経験者向けの入門的な研修です。

テキスト・問題集・参考書

おすすめ参考書

介護の分野でベストセラーとなった本です。

認知症ケアの現場で数多くの認知症の人と接してきた著者の豊富な知見をもとに、不可解な行動の裏にある心理をマンガ形式で紹介しています。

誰もが年齢に関係なく「自分もそのうちこうなる」という心の準備は必要でしょう。何も事前知識なく認知症になると本人ももどかしい上、周囲も理解できず怒号をあげることになります。

そうなる前に日本全国民必読の書だと思います。

種類評価
関連書籍(マンガ)

講習会情報

開催日

自治体主催でほぼ毎日開催しています。

お申し込み

主催者ホームページで確認してください。

受講資格

誰でも受講できます。

受講会場

全国、各市町村の指定する会場にて実施。

受験料

受講料は原則無料。

講座内容

1.認知症サポーターキャラバンとは 15分
2.認知症を理解する(1)30分

  • 認知症とはどういうものか
  • 認知症の症状
  • 中核症状
  • 行動・心理症状(BPSD)とその支援

3.認知症を理解する(2)30分

  • 認知症の診断・治療
  • 認知症の予防についての考え方
  • 認知症の人と接するときの心がまえ
  • 認知症介護をしている人の気持ちを理解する

4.認知症サポーターとは 下記と合わせて15分
5.認知症サポーターのできること

修了試験などはありません。

主催者情報

試験に関する詳しい情報は各市町村の認知症関連の部署にお問い合わせください。

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