サービス介助士が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

サービス介助士

イメージ先行の民間検定試験、就職・転職は有利になりません。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

易しい

1週間

民間資格

民間検定

90%

最終更新日:2019/07/30

サービス介助士とは

お年寄りを介助する女性

あなたは、駅のホームへ向かう階段で、車椅子の人が段差を越えられずに困っていたら手伝ってあげられますか?あるいは白い杖を持った人が道に迷っていたら声をかける勇気はありますか?

 

ぼくは、そんな場面に遭遇しても手伝う勇気は多分ないような気がします。理由は、どう接してよいのかわからないからです。こんなとき、正しい対処方法や接し方を知っていたら、安心してお手伝いができるのではないでしょうか。

 

サービス介助士とは、主にサービス業において、高齢者や身体の不自由な人に対する正しい介助・サポートの方法を学ぶための民間の検定試験です。

 

いわゆるヘルパーほどの技術を必要としないけど、高齢者や障害のある人を介助する必要がありそうなサービス業向けの民間資格です。必要な知識は介護技術ではなく、あくまでも介護の一歩手前の介助、つまりお手伝いの知識です。

 

例えば、サービス介助士の知識を活かせる場は、駅のホームやバス乗り場、タクシー乗り場、ショッピングセンター、ホテル、レストラン、映画館などの公共的な施設です。

 

介助の方法を知っていれば、障害者の人を不快に感じさせることなく、本来のサービスを健常者と同じように気持ちよく受けていただけます。つまり、サービス介助士の本来の目的は、接客・接遇などの「おもてなしの心」です。

 

サービス介助士は、サービス業などの現場で、ハンディキャップのあるお客様を接客するための基礎的な資格という位置付けです。

 

参考:サービス介助士 | 公益財団法人日本ケアフィット共育機構

 

役に立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

サービス介助士のレーダーチャート

サービス介助士とは、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主催する民間の検定試験です。ケアフィッターとも呼ばれています。

 

介護に関する国家資格には、社会福祉士ケアマネジャー介護福祉士介護職員初任者研修などいくつかあります。一方で、認知症ケア専門士、レクリエーション介護士などの民間の検定試験も数多く存在します。サービス介助士は法律の根拠のない民間資格の1つにすぎません。

 

サービス介助士の学習を通して、高齢者や身体に障害がある人を手伝うときの接客やおもてなしの心、介助の技術を学びますが、学習する内容はあくまでも基礎的で、この程度の民間の資格では就職・転職は有利にはなりません。

 

例えば、介護業界へ就職・転職を目指すのであれば、介護職員初任者研修や実務者研修の方がおすすめです。こちらの方が現場でも役立ちますし将来のためにもなります。資格手当も支給されるので資格としての価値があります。

 

福祉の現場では、サービス介助士の資格は専門性は低く、価値はほとんどありません。介護施設ではほぼ無資格扱いになります。資格手当も付きません。介護の現場で必要な知識は「介護」であって「介助」ではありません。

 

介護の仕事を目指すのであれば履歴書にも書かない方が良いかもしれません。履歴書に書けるのは、演習のある介護職員初任者研修からです。介護以外の仕事であれば、介助の勉強をしました、という前向きな姿勢をアピールする材料程度です。


サービス介助士の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

サービス介助士の資格を社員に積極的に取得させている会社も多いでが、その目的は「会社のイメージアップ戦略」です。

 

サービス介助士になると、ブルーのクローバーをデザインしたバッジをもらえます(当然有料です)。「お気軽にお声がけください」と印刷された店舗に貼るためのシールやPOPスタンドもあり、店に掲示してPRできます。

 

お店や会社にサービス介助士がいることをPRして、イメージアップにつなげるのが会社単位で社員に取得させる一番の目的です。

 

接客業であれば、サービスが向上して店の評判が良くなれば結果として売上げアップにつながります。

 

ネットでの評判がすぐに拡散するこの世の中、障害のある人に対する悪い接客態度が噂として広まれば、店の評判は落ちて客足は遠のきます。

 

そして、何よりも企業のイメージアップにサービス介助士のバッジが活かせます。この人手不足の世の中、企業のイメージをアップすることで就活セミナーに学生が集まりやすくなります。

 

サービス介助士の資格の活かし方、それはズバリ申し上げてイメージアップです。

介護系の資格を目指すなら、まずは介護職員初任者研修

 

サービス介助士とは、駅、ショッピングセンター、などの人が集まる公共的な施設において、高齢者や障害者などを介助するための資格(知識)です。

 

とは言え、介護系によくある民間資格の1つです。民間の検定試験などはいくつ持っていてもあまり意味はありません。

 

サービス介助士の資格は、高齢者施設・訪問介護事業所などでは資格としては認知されていません。介助技術や基礎知識をしっかりと学びたいのであれば、まずは介護職員初任者研修がおすすめです。受講には資格も特に必要ありません。誰でも受講できます。

 

介護業界で最も優遇されるのは介護福祉士ですが、介護職員初任者研修あるいは介護職員実務者研修修了者も歓迎されます。介護職員初任者研修を取得した後、経験を積んで介護福祉士やケアマネジャーの資格にステップアップするのがベストでしょう。

 

社会福祉士や介護福祉士などの国家資格は当然ですが資格手当てが付きます。サービス介助士は無資格扱いですから資格手当は付きません。

取得すれば鉄道会社への就職が有利になる?

 

「サービス介助士の資格を取得すれば鉄道会社への就職が有利になるのでしょうか?」こんな書き込みをネット上でよく見かけます。

 

きっと、駅員や車掌や運転士がサービス介助士のバッジを付けているのをよく見かけるからでしょう。

 

鉄道会社は公共性が高く安定してますからね、高校生・大学生にとっては憧れの就職先の1つです。就職したくて藁をもすがる思いなんだと思います。

 

バリアフリー化の一環として、サービス介助士の存在が認められつつあり、対外的アピールも兼ねて社員に取得させる鉄道会社も多くあります。東急電鉄のように全社員にサービス介助士取得を義務化している会社もあります。

 

そんな光景を見ると、サービス介助士の資格をあらかじめ取得して履歴書に書けば就職が有利になるのでは?と思うのは無理もないです。あらかじめ取得しておけば後で取得する手間が省けて会社としては好都合なはずです。

 

しかし、結論を申し上げますと、サービス介助士の資格を持っているからといって採用は有利にはなりません。この程度の難易度の試験であれば、いつでも取得できるからです。

 

業務上必ず必要となる資格であれば、入社後に会社の負担で大勢の社員をまとめてイッキに取得させます。しかも業務命令という形で。

 

会社にとっては数万円程度の取得費用が1人分浮いても大して変わりません。誰でも取得できるよな民間資格よりも、もっと大事のことはいくらでもあります。出身校や基礎学力、面接結果などです。

 

事前に取得して履歴書に書いても就職や転職は有利になりません。就職対策としてはほとんど意味の無い民間資格です。

 

サービス介助士試験に合格するには

サービス介助士になるには、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が開催する講座を必ず受講しなければなりません。試験対策用の市販のテキストなどはありません。

 

公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主催する検定試験は以下の3種類です。

  • サービス介助士
  • サービス介助基礎研修(セミナー)
  • 准サービス介助士

※以前は、3級、準2級、2級の区分でしたが2016年に変更になりました。

 

取得するための費用と学習内容は以下の通りです(2019年3月現在)。

サービス介助士 \41,040(自宅学習+実技2日間)
サービス介助基礎研修 \5,400(2時間1回のセミナー)
准サービス介助士 \21,600(自宅学習)

どの種類も難易度は低いのでお金を払えば短期間で誰でも取得できます。

 

8割以上の人がサービス介助士を選んで受験します。サービス介助基礎研修、准サービス介助士は入門級という位置付けです。

 

サービス介助士の講座であれば自宅学習+実技2日間を受講します。実技は体が不自由な人の疑似体験と、介護技術のような学習をします。例えば、歩行介助、車いす操作、おもりや白内障を体感できるグッズを身に着けてコンビニへ買い物にも行きます。

 

実技は全国各地で開催されていますが、地域によって開催場所が異なりますので、まずは会場へ行けるかが問題です。

 

自宅学習はさほど難易度は高くなく、数日間集中して学習すれば合格できます。 合格率は90%ほどです。

3年ごとに資格の更新も必要

サービス介助士資格は3年に1度資格を更新します。

 

もちろん更新料2,160円(消費税8%込)が必要です。指定の期限内に更新手続きを行わないと資格が失効してしまいます。

サービス介助士 試験情報

試験日

お申込み

全国各地で随時開催

随時申し込みが可能です

受験資格

受験資格の制限は一切なく、誰でも受験できます。

試験内容

通信教育課程・課題提出、実技教習過程、検定試験を経て合格となります。
【通信教育課程・課題提出】

  • サービス介助士の基本理念
  • ホスピタリティ・マインド
  • ノーマライゼーション
  • 高齢社会の理解
  • 高齢者への理解と介助
  • 障がい者への理解と介助
  • 障がい者の自立支援
  • サービス介助士の接遇
  • 関連法規および制度

※テキストで自宅学習の後、課題を提出します。課題は3択問題マークシート方式です。
提出課題は100問中60%以上の正解で合格です。
【実技教習過程】

  • オリエンテーション
  • ディスカッション(高齢者ってどんな人?)
  • 高齢者疑似体験
  • ディスカッション(体験の感想など)
  • ジェロントロジー(創齢学)とは
  • ホスピタリティー・マインド・接遇訓練
  • 車いす操作方法・演習・移乗訓練
  • 聴覚障がいの方への介助
  • 歩行が不自由な方への介助
  • 視覚障がいの方への介助・演習
  • 盲導犬・聴導犬・介助犬
  • ユニバーサルデザイン・共用品
  • 車いす操作と手引きの実技チェック
  • 総合ロールプレイ
  • まとめ

※実技教習は連続した2日間で計12時間です。
ディスカッションでは感想や意見を出し合います。
【検定試験】実技教習2日目の最後に実施します。
問題数:50問(1問2点の100点満点)
合格基準:70点以上(合格率は8割以上)
試験時間:50分
試験方式:3択問題/マークシート方式

 

試験に関する詳しい情報は取得の流れ・料金|【公式】サービス介助士の公益財団法人日本ケアフィット共育機構をご覧ください。

合格への第一歩、まずは無料の資料請求から

いろんな講座を比較検討することもできます。

女性のイラスト

ポイント資料請求・お問い合わせ|公益財団法人 日本ケアフィット共育機構


習い事・通信講座・通学講座を探してまとめて資料請求できます。

 
 ※使える講座の情報が多く掲載されています。

サービス介助士 おすすめ参考書

目で見てわかる最新介護術

生活場面を中心に介助を必要とする場合の対応方法を、連続写真やイラスト図解で詳しく解説しています。日々の介助や介護に本書はすぐ役立つ内容です。とても素晴らしい本です。

 

声かけの方法や介助の方法などは、健常者の感覚でおこなうと、逆に混乱や不安をまねく結果になります。介助される側の気持ちを汲み取っていかに行動するかを教えてくれます。
介助ヘルパーから、介護する家族、さらには養成施設の学生にも役立つ内容です。自分のやり方を見直す良いきっかけになります。

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