医療事務が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

医療事務

取得しても役立たないし意味のない民間検定試験。やめておきましょう。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性

易しい

1か月程度

民間資格

民間検定

99%

年収・給料 最低賃金程度の時給、年収は150〜200万程度
求人・就職 多くはバイトか派遣、正社員はマレ、採用は経験者優遇

医療事務の資格と称して通信教育の会社が高額な教材を売るのが目的の民間の検定試験です。誰でもお金を払えば一応は合格証書らしきものはもらえますが就職・転職には関係ありません。経験者優遇の業界で、次に必要なのは若さと容姿です。

最終更新日:2019/09/03

医療事務とは

医療事務の女性

一般的に医療事務とは、患者さんが病院で受けた治療費を集計して、国や患者さんに請求する業務のことを言います。

 

患者さんが病院で診療を受けると、処置(治療)した内容がすべて点数で計算され、それに基づき診療費が算出されます。その診療費は全額患者さんが支払うのではなく、2割〜3割が患者さんの負担になり、残りの診療費を国民健康保険や健康保険組合などに請求します。

 

その請求業務の作業を「診療報酬請求・レセプト業務」と呼び医療事務の代表的な業務になります。

 

表を見て簡単に点数がわかればいいのですが、項目が多く例外も多く判断しずらいため慣れていないとなかなか判断できません。そこで医療事務の業務に精通した人が必要になるわけです。

保険点数=診療報酬点数とは?

医療事務の仕事をする上で必ず出てくる「医療点数」という言葉は一体何でしょうか?

 

「保険点数」とは「診療報酬点数」のことで、簡単に言えば医者などが行った医療行為の値段です。この診療報酬点数は診療報酬点数表によって全国一律に決まっています。

 

行った医療行為は全てカルテに記入されているので、それに基いて処置した金額を算出します。行われた医療行為はあらかじめ保険点数が定められており、1点につき10円で計算されます。

 

例えば、サラリーマンのAさんが体調を崩し、病院に初めて受診して尿検査と心電図検査を受けたとします。このときの保険点数は初診料(270点)、尿検査(26点)、心電図検査(130点)で合計426点、つまり4260円が診療に要した医療費ということになります。

 

会社員の場合、合計金額のうちの3割が患者の自己負担で、残りの7割は患者が加入している健康保険組合から支払われます。この別々の請求をおこなう業務が医療事務と言われています。

 

役立つ資格なのか?役に立たない資格なのか?

医療事務のレーダーチャート

この「資格」を持っていると全国どこでも役に立ち、すぐに使えるようなPRをされていますが、実際は全く役に立たない民間検定試験です。現代版資格商法といってもいいでしょう。

 

ユーキャンなどの通信講座の会社により、医療事務は資格としてPRされていますが、この資格があってもなくても医療事務の仕事はできます。ほとんど就職や転職に役立つことはありません。あまりこの資格に過度に期待してはいけません。

 

病院は医者を頂点とした有資格者のピラミッド型組織で、看護師、放射線技師、理学療法士作業療法士、検査技師、薬剤師管理栄養士などの国家資格有資格者により構成されています。

 

病院の中で無資格でもできる仕事は医療事務・看護助手医師事務作業補助者などに限られており、病院内では非常に低く(軽く)見られます。

 

結婚、出産後でも全国で通用する資格とPRされていますが、医療事務の仕事は派遣かアルバイトである場合がほとんどです。

 

時給は850円程度で都道府県の最低賃金の場合が多く、統計的にもコンビニのバイト、スーパーのレジ打ちや飲食店の時給よりも低いのが現実です。

 

わざわざ高いお金を支払って民間資格を取得してまで低賃金のパートをする必要なんて全くありません。使える資格でもなんでもありません。

 

全国の病院ですぐに役立つのは、「経験」であって「若さ」と「容姿」も重要です。医療事務の資格が役立つ機会はほとんどありません。これが現実です。

 

よく、おすすめの資格、役立つ資格なんて紹介されていますが、全くのデタラメです。同じことが調剤薬局事務介護事務などの資格にもあてはまります。ご注意ください。

 

参考:ユーキャンの医療事務講座|女性に人気No.1


医療事務の将来性を徹底研究!

この資格の活かし方

 

医療事務の資格が就職・転職の役に立つことはほとんどありません。

 

インターネットハローワークで検索すると医療事務の求人がいくつか出てきます。しかし、どの求人を見てもほぼ「経験者優遇」となっています。そして、わざわざ「資格の有無は問いません」と明記してある求人も多くあります。

 

10万円ぐらいの受講料を支払って最短5日間で取得可能なんていう講座もありますが、これははっきり言って受講料目的の詐欺です。ほとんど知識は身に付かないので受講する意味はありません。資格としての価値もありません。

 

仮に医療事務の資格を持っていても、資格を持っていない人と時給は同じです。最近の医療事務はパソコンで処理するのがほとんどなので、パソコンに慣れている人の方が採用は優先されます。

 

参考:現代版資格商法とは

資格とは名ばかりの民間検定試験

 

高齢化社会にともない医療機関を受診する人の増加が今後も予想され、医療事務の仕事も人気が高まっています。それに、TVでさかんに医療事務の資格をPRしたこともあり人気の職種となっています。

 

そのためこの仕事の求人があると、1名の求人に応募者が100名以上殺到するようです。ワケの分からない講座で取得した医療事務の有資格者がゴロゴロいるということです。

 

しかし医療事務の資格は、そろばん、習字、生け花、お茶と同じように民間の団体が主催する検定試験にすぎません。当然資格がなくても医療事務の仕事はできます。就職・転職の役に立つことはほとんどありません。

怪しい民間検定試験の巣窟、注意しましょう

 

「医療事務=資格」という観念がテレビを通してすっかり国民に植え付けられ、ここぞとばかりに利益を上げることだけが目的の検定試験がイッキに増えました。

 

メディカルクラーク、診療報酬請求事務能力認定、医療保険請求事務者、医事管理士、医療事務管理士、医療保険士、医療情報実務能力検定、保険請求事務技能検定、医療管理秘書士、医療事務士…

 

しっかりした内容の検定試験もあるかもしれませんが、聞いたこともないような試験ばかりで、とにかく怪しさ満載です。怪しいというか、どれも受講料目的だけの講座です。

 

通信講座の会社は一度テキストを作ってしまえばコピーして配布するだけですから経費もほとんどかかりません。本来であれば診療報酬の改定の度にテキストも改正しなければなりませんが、再大手のユーキャンでさえテキストは古いものをずっと使い回しています(まれに改定するようですが)。これは手抜きとしか言えません。金額は35,000円〜150,000円と幅がありますが、極端に高額ではないため、騙されたという意識は希薄です。

 

どの医療事務の検定試験も、何も知らない主婦を騙す金儲けだけの怪しい講座です!

未経験で医療系資格を目指すのであれば

 

あなたが今後、医療や福祉の道を目指すのであれば、介護職員初任者研修ケアマネージャー介護福祉士登録販売者を目指す方が現実的に役立ちます。いずれも国家資格なので資格としての価値が十分あります。資格の価値の重みが違います。

 

もし高校生や中学生の人で、今後医療や福祉の業界で仕事をしたいのであれば、看護師准看護師歯科衛生士の資格取得を目指して専門の学校へ通うのが理想的です。

 

間違っても医療事務や、看護助手歯科助手などの専門学校へは通わないでください。資格を取得する価値も意味もありません。お金と時間の無駄で終わり、後で後悔します。

 

登録販売者は、平成27年度の試験より、受験資格の要件がなくなり誰でも受験できるようになりました。医療系の資格を取得したいのなら登録販売者をおすすめします。

医療事務の資格が欲しければ自分で勝手に作ればいい!

 

どうしても病院で医療事務の仕事をしたいので、医療事務の資格を取って履歴書に書きたい、というのなら、自分でテキトーに医療事務の資格の名称を作って勝手に書いても問題ありません。

 

ただし、名称によっては商標登録されているものがあるのでその点だけ注意してください。勝手に名称を使うと怒られます。

 

平成31年1月 主任医療事務管理士資格取得

 

こんな感じで書けば大丈夫です。

 

資格としても認められていないので、人事担当者から資格の証明書を出してくれと言われることはありません。万が一言われたらExcelで作って提出すれば問題ないでしょう。学習した内容を聞かれたら答えられるようにしておけば大丈夫です。

 

そもそも医療事務と言っても民間検定にすぎないので資格としての法律的な根拠はありません。誰かが認定してくれたらよいだけのことなので、自分で認定してもよいワケです。

 

資格として統一された基準が全くないので、各社バラバラで医療事務講座を開催しています。現状はお金を払って講座に申し込めば、誰でも合格者として認定されます。

 

自分で医療事務の資格を作って、取得したことにしちゃいましょう!

経験者優先、次は出身校、それから顔、年齢

 

病院側としては経験者を優先して採用します。次に出身大学です。

 

地方へ行くとやはり出身高校がものを言います。地元の私立ヤンキー高校出身者よりも、当然公立の進学校出身者を採用します。

 

それから重要なのが顔と年齢です。未経験者を採用する場合、若い人を優先して採用します。同じ未経験なら若い人のほうが適応力があるし、病院とはいえ受付はその施設でまず最初に悩みを抱えた患者さんが接する所なので、明るい雰囲気にしたいからです。

 

一般企業でも同じでしょうが、美人で独身はかなり有利です。これが現実です。

【関連する資格一覧】
調剤薬局事務 介護事務 医師事務作業補助

 

医療事務に合格するには

現在民間の団体による医療事務の講座は20以上あります。単純に言うと、お金を払えば、誰にでも資格の認定状みたいなものを発行してくれるわけです。

 

いずれも教材と試験(のようなもの)がセットになっています。そのため独学で受験できません。通信講座か通学で取得する以外方法はありません。

 

医療事務は資格ということで世間では認知されていますが、資格でもなんでもありません。

 

そもそも自宅で試験を受けられる程度の検定試験です。時間無制限でテキストを見ながら解答できるワケですから、受からない方が不思議です。この程度で資格といっていいのでしょうか?

 

就職のサポートを売り文句にしている講座もありますが、実態は派遣会社を紹介してくれるだけです。残念ながら就職先は紹介してくれません。

 

中にはハローワークの求人票を印刷してくれる講座もあるようです。インターネットハローワークをご覧になられた人ならわかると思いますが、ハローワークの求人票は誰にでも印刷できます。そこに履歴書を送付するように指導してくれるだけです。

 

簡単に取れる資格というものは所詮この程度のものです。

合格への第一歩、まずは無料の資料請求から

いろんな講座を比較検討することもできます。

女性のイラスト

ヒューマンの通信講座 『医療事務』(無料資料請求)
介護・福祉・医療の資格情報サイト『シカトル』
医療事務になるなら大原
資格スクール大栄(資料無料送付)

※まずは資料請求だけでもしてみたはいかがでしょうか?医療業界の参考にはなります。

習い事・通信講座・通学講座を探してまとめて資料請求できます。

 
 ※使える講座の情報が多く掲載されています。

医療事務 おすすめの講座

医療事務の資格を取得するにはどれがおすすめの講座ですか?資格の種類はどれがいいですか?とよく聞かれますが、おすすめはありません。はっきり言って取得する価値はありません。

ハローワークの職業訓練コースがおすすめ

とは言え、最近ではハローワークでも医療事務の講座があります。民間の高額な講座を受講するよりはよほどマシです。

 

かつては、公共職業訓練と一般的に呼ばれていました。今は、ハロートレーニング、職業訓練コース、離職者訓練、求職者支援訓練と呼ばれていますがどれもほぼ同じです。主に雇用保険を受給している求職者が対象ですが、在職者でも受講できる場合があります。

 

テキスト代とでけは実費で、受講は無料という場合がほとんどです。女性向けであれば無料で託児所も利用可能です。

 

高い代金を払ってボッタクリの医療事務講座を受講するよりはよほど内容も充実しています。期間も3か月以上のものが多いので2週間程度で「合格」できる講座よりもよほどマシです。医療事務の業界に進みたい方は是非ご検討ください。もちろん就職支援もしてくれますよ。

 

ただ、お役所のやっている事業なので、お目当ての職業訓練を探すのが少しやっかいです。情報が統一されておらず、それぞれのサイトで違う情報が掲示されていることが多くあります。

 

お近くのハローワークへ出向いて窓口で相談するのをおすすめします。

 

参考:ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
参考:ハロートレーニング コース情報検索
↑ここはうまく検索できません。機能しているとは言えません。

 

※厚生労働省の地方の労働局のページ内で「業訓練コース一覧」が掲示されています。こちらで探すのが一番確実なようです。お住まいの地域の労働局のページで探してください。
例:長野県の職業訓練コース一覧

医療事務 おすすめ参考書

医療事務の現場で役に立つ 公費説明のポイント (医療事務員のためのスキルアップノート)

現在医療事務の仕事に就いている人も、興味があってこれからこの仕事をしてみたいと考えている人にもおすすめの一冊です。

 

特定の実務的なテーマだけに絞って、医療事務でよく取り扱う公費について分かりやすく説明してます。カラー印刷で難しい用語も少なく、重要な内容を主に書いているので、初心者でもわかりやすい内容になっています。まずとっつきにくい細かい報酬点数を載せてないのがわかりやすさのポイントです。現場でもかなり評判の良い一冊です。

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