フードコーディネーターが役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

フードコーディネーター資格認定試験

名前はカッコいいけど、現実的には仕事に結びつかない検定試験

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

易しい

87%

1か月程度

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

自己満足

20〜30万円

条件有り

※合格率は3級です。費用は1級まで取得した場合です。
※このページは読みやすさを考慮して内容を簡略にしています。

ここに書いてある内容はあくまでも当サイト運営者の個人的な感想と意見です。最終的にはご自身で判断してください。

最終更新日:2020/06/24

フードコーディネーターとは

フードコーディネーター資格認定試験とは、日本フードコーディネーター協会が試験を実施する民間の検定試験です。

 

試験の学習を通して、「食の開発」「食の演出」「食の運営」などの「食」に関するさまざまな知識を身に付け、食品の開発やレストランのプロデュース、販促メディアなど、フードビジネスのさまざまな方面での活躍を目指します。

 

認定試験には、難易度の低い順に3級、2級、1級があり、「食」に関するさまざまな知識が問われます。

 

主催者サイト:特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会

フードコーディネーターについて本音で一言

「食」に関する勉強を多少したからと言って、実績もない人に食品の開発やレストランのプロデュースを任せるなんてことは現実的にあり得ません。

 

調理師や製菓衛生師として創意工夫して料理を作って、実際にお客に食べてもらって、さらに喜んでもらった実績が積み上がってはじめてコーディネーターとして認められるワケです。近道はありません。

1級まで取得するために必要な費用について

フードコーディネーターは、難易度順に最も簡単な3級から上位の1級までありますが、その際に必要となる費用を調べてみました。

 

必ず3級から順に取得しなければなりません。しかも2級以上へ進むには会員登録もしなければなりません。

 

※以下の金額は、主催者のホームページに掲載されている内容を元にしています。

 

参考:よくあるご質問 特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会

3級取得に必要な費用

※4科目受験の場合です。調理師・栄養士・管理栄養士・製菓衛生師は2科目免除。

  • 受験料(一般):11,000円
  • 対策講座受講料:13,000円
  • 資格認定料:21,000円

 合計 53,000円

 

対策講座受講は任意参加です。資格認定料とは登録するための費用で、これを払うと認定証・認定カードがもらえます。2級を受験するには、この資格認定登録が必要です。

 

ちなみに、入会するには、入会金5,000円、年会費(時期によって15,000円または7,500円)が必要ですが任意です。
  ↓

2級取得に必要な費用

2級の試験には1次・2次があります。

  • 1次試験受験料(一般):11,000円
  • 2次資格認定講座受講料:15,000円
  • 試験対策講座受講料:20,000円
  • 資格認定料:21,000円

対策講座受講は任意参加です。
 合計 67,000円
  ↓

1級取得に必要な費用

2級の試験には1次・2次があります。

  • 1次試験受験料:12,000円
  • 2次試験受験料:16,000円
  • 試験対策講座受講料:16,000円
  • 資格認定料:31,000円

対策講座受講は任意参加です。
 合計 75,000円

 

さらに1級合格者は入会が必須です。

  • 入会金:5,000円
  • 年会費:15,000円

 合計 20,000円

 

1級まで取得するとなると、ナント合計215,000円が必要です!

 

つまりこれだけのお金を払って、フードコーディネーターという民間資格の「級」を買うワケです。

 

フードコーディネーターの取得を検討しているみなさん、これだけのお金を払ってまで取得すべきか、よく考えてください。

 

※金額は2020年6月現在です。

サイト運営者からアドバイス

現実的には仕事に結びつかない検定試験

 

フードコーディネーターの民間資格を取得したからといって、食品の開発やレストランのプロデュース、販促メディアなど、フードビジネスのさまざまな方面ですぐに活躍するなんてことは難しいでしょう。

 

自分の手で料理を作ってきた実績の方が重要です。お客に喜んでもらうために創意工夫して料理を作り、その上で評価してもらい、気がついたらフードコーディネーターとして活躍していたというの自然の流れです。

 

机上の学習だけで過去の実績もなく、「私はフードコーディネーターです」といっても仕事の依頼なんてきません。これが現実です。フードコーディネーターの資格が無いとこういった仕事に就けないわけでもありません。

 

フードコーディネーターやフードスペシャリスト、フードアナリストとった資格は、お金や時間が取られるワリには役に立たず、あまり意味のない民間資格です。栄養士あるいは管理栄養士の国家資格の方が「食のプロ」として確実に評価されます。

 

「食」に関する知識なら栄養士や管理栄養士にはかないません。それは試験の運営者も重々分かっています。

 

それであえて栄養士や管理栄養士の領域に踏み込むことなくそれ以外の狭い範囲で「食にまつわる資格」みたなモノを作ってPRしているのがフードコーディネーターという検定試験です。

誰でも自由にフードコーディネーターと名乗れる

 

実はこの「フードコーディネーター」という呼称、誰でも自由に名乗れます。

 

こういった民間資格の多くは商標登録がされているので、本来であれば使用許諾を得ないと名刺に印刷したり名乗ったりはできません。

 

しかし、調べてみると、商標として登録されているのは「日本フードコーディネーター協会」だけでした。

 

参照:商標出願平09-106922

 

自分で名刺に「フードコーディネーター」なんて印刷して、配りまくっちゃいましょう!

わずかだけど就職が有利になる可能性がある

 

試しにハローワークインターネットサービスで「フードコーディネーター」と入力して、この資格に関する求人がどれくらいあるのか調べてみました。

 

関連情報:転職・求人情報を検索して資格の価値を判断する
参考:ハローワークインターネットサービス トップページ

 

すると意外なことに、2020年6月の時点で全国で14件の求人が見つかりました。ほとんどがレストランやバーなどのホールスタッフの募集です。

 

14件のうちの多くは「フードコーディネーターなどあれば尚可」でしたが、中には「フードコーディネーターなどの有資格者優遇」なんて明記している会社もありました。

 

ただし、どこも資格手当は支給してません。

 

仮に応募者が複数いて、栄養士や管理栄養士の有資格者がいたらそちらの人を優先するでしょう。

 

明らかにフードコーディネーターの有資格者が優遇されるとまでは言えませんが、少しは役立つ機会もあるようです。

食に関する民間資格はどれも役に立たない

 

食に関する民間資格は、世の中にたくさん存在します。

 

国家資格としては、栄養士、管理栄養士、調理師、製菓衛生師、食品衛生責任者などが有名です。これらの資格に合格するには時間をかけて専門的な学習をしなければなりません。そのため就職や転職が有利になります。

 

関連資格:栄養士とは管理栄養士とは調理師とは製菓衛生師とは

 

民間資格はさらに掃いて捨てるほどあります。

 

フードアナリスト、野菜ソムリエ、食生活アドバイザー、食育アドバイザー、フードスペシャリスト、薬膳マイスター、栄養情報担当者、カフェプランナー、料理検定、菓子検定、薬膳スープインストラクター、チーズ認定講師資格、食育実践プランナー、離乳食・幼児食コーディネーター・・・

 

まぁ、なんと言うか、これらは全て取得する意味のない無駄な検定試験です。

 

営利目的の民間企業が、こういったカッコいい職業っぽいイメージがするキーワードに目を付け、社会で認められそうな資格名称にしたてて「資格ビジネス」として利用しています。○○アドバイザー、○○スペシャリスト、○○ソムリエ、どれもそうです。そしてどの民間資格も一部の役立つ検定試験を除いて中身は薄いです。

 

関連資格:フードアナリストとは野菜ソムリエとは食生活アドバイザーとは食育アドバイザーとは

 

全部がそうだとは言いませんけど、多くはお金儲けが目的の資格商法的なやり方です。検定試験は「級」が設けられていて、上位に進む度にお金を請求されます。入会金やら登録料やら更新費用なども請求されます。中にはほとんど詐欺みたいな民間資格もあります。どれだとは言いませんけど。

 

仕事に役立つ代物でもないので、どれを取得しても大差ないです。数時間の講習を受講すれば簡単に合格できる程度の資格などは就職や転職に活かせません。

 

上記の民間資格を大金を投じて全て取得したところで、管理栄養士の国家資格1つに到底かないません。

 

誰でも簡単に取得できる民間資格など、使い道もなく仕事にも生活にも活かせません。

フードコーディネーターに合格するには

フードコーディネーター資格の認定試験には、難易度の低い順に3級、2級、1級があります。レベルとしては以下の通りです。

  • 3級:「食」に関する幅広い知識を取得することが求められる。
  • 2級:専門的な知識と実践的な企画力を取得することが求められる。
  • 1級:プロとして活躍するための知識・技術を取得し、仕事の規模や質に応じてチームを組み、各分野のスペシャリストたちに的確な指示や方向性を示し、最善の解決法を見出す能力が求められる。

試験では、幅広い範囲から問題が出されます。独学でも十分可能ですが、過去問題集は必要です。

 

各級の受験対策として「対策講座」を実施していますが、参加は任意です。

 

けれど、試験に出題される内容をなんとなく教えてくれるとかくれないとか・・・日本フードコーディネーター協会も強く参加をすすめるようなので、多くの人はお金を払って参加します。

 

そりゃ、楽したいですかれねぇ。

フードコーディネーター 試験情報

試験日 お申込み

【3級】10月下旬〜11月
【2級】1次:6月中旬 2次:8月下旬(資格認定講座)
【1級】1次:9月(書類提出) 2次:2月(面接)

【3級】6月中旬〜7月下旬
【2級】4月中旬〜5月
【1級】7月中旬〜8月下旬

受験資格

3級は中学卒業以上、2級は3級資格認定登録者、1級は2級資格登録者のみ

試験内容

【試験会場】

  • 1級:東京
  • 2級:東京、大阪、福岡
  • 3級:東京、横浜、大阪、名古屋、福岡

【試験科目】

  • 3級:「デザイン・アート」「経済・経営」「文化」「科学」
  • 2級:1次「レストランプロデュース」「商品開発」「食の生産・流通・消費」「ホスピタリティ&ライフサポート」「イベント・メディア」、2次「レストランプロデュース」「食の商品開発」「食のイベント・メディア」から1科目選択
  • 1級:1次「レストランプロデュース」「商品開発」「イベント・メディア」より1つ選択し企画書を提出、2次:プレゼンテーションと質疑応答による面接

【試験方法】

  • 3級:マークシート方式
  • 2級:マークシート方式+記述
  • 1級:書類審査+プレゼンテーション・面接

試験に関する詳しい情報は資格認定試験 | 特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会をご覧ください。


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