食品安全検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

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食品安全検定

専門性も低く学習する内容は用語集の理解レベル、取得する意味はない。

種類 学習期間 難易度 合格率

民間資格

1か月程度

易しい

60~85%

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

知識習得

~2万円

誰でも受験可

※上記は初級についてです。

最終更新日:2022/09/04

食品安全検定とは

食品工場で働く女性

食品安全検定とは、食の安心と安全に関する知識を問う民間資格です。

 

試験は、一般社団法人食品安全検定協会が実施しています。

 

試験の対象となるのは、食品を開発・製造する人や販売する人、飲食店で働いている人、家庭で子供に食事を作っている人など食品に携わる方々です。

 

試験の学習を通して、正しい食品の安全知識について学びます。

 

試験は、指定された全国各地のパソコンを使って解答するCBT方式で受験します。資格の区分は初級と中級に分かれていますが、上級も予定しているようです。

 

主催者サイト:食品安全検定 公式ホームページ

食品安全検定について本音で一言

資格と言っても学習する内容は表面的で、誰でも短期間で合格できます。就職や転職には役立たず、特に取得するメリットはありません。

 

ただ、幅広い衛生管理の知識が身に付くので、食品衛生に関わる仕事をしている人には知識習得に役立ちます。

 

食品の分野は国家資格が少ないために怪しい民間資格の巣窟になっています。多くは利益目的で内容は薄くペラペラです。お金と時間の無駄遣いにならないよう注意しましょう。

 

将来性を徹底研究

食品分野は怪しい民間資格の巣窟

 

食品関係の国家資格は実はとっても少ないです。栄養士や管理栄養士を思いつくくらいで、調理の分野を含めても調理師や製菓衛生師が加わるくらいです。

 

関連資格:栄養士とは管理栄養士とは調理師とは製菓衛生師とは

 

そんな国家資格が少ない食品分野で、お金儲けを企むがごとく怪しいナゾの民間資格はたくさん存在します。

 

食育アドバイザー食生活アドバイザー野菜ソムリエ健康管理士介護食士フードコーディネーター食品表示検定、食育実践プランナー、スイーツコンシェルジュ、アスリートフードマイスター、フードアナリスト、スポーツ栄養プランナー、生活習慣病予防プランナー、発酵食品ソムリエ、薬膳コーディネーター、野菜スペシャリスト、離乳食・幼児食コーディネーター・・・

 

どれも難易度は低く、お金を払えばもらえるようなモノばかりです。ほとんど取得する意味はありません。

 

上記の中で唯一取得するメリットがあるとすれば食品表示検定です。食品加工メーカーではかなり知名度の高い検定試験です。

 

関連資格:食品表示検定とは

 

社内での評価アップに役立ったり、食品工場で食品表示に関する実務経験もあれば、転職する際に役立つ可能性がわずかですがあります。

民間の検定試験など評価の対象にならない

 

食品関係の会社へ就職・転職を希望する人が、何か役立つ資格を取得したいと考えてこういった検定試験に走ってしまうワケですが、いくつ持っていても全く評価されません。

 

履歴書に書くのは自由です。しかし、プラス評価にもマイナス評価にもなりません。それは必ずしも業務に必要じゃないからです。民間資格を持っていたからと言って、特別な業務ができるワケでもないです。

 

就職や転職においては、やはり面接の結果の方を重視します。また、当然ですけど学歴も重視します。

 

短期間で誰でも取得できるような民間資格など取得しても意味はないということです。多くの人はお金と時間の無駄遣いで終わります。

合格するには

食品安全検定には、難易度別に初級と中級がありますが、それほど難しい試験ではありません。むしろ簡単です。

 

合格率については、以下の通りです。

  • 初級:60~85%
  • 中級:40~55%

ちなみに、2020年3月実施分の合格率は、初級:71.4%、中級:53.1%です。

 

中央法規出版株式会社より公式テキストが初級と中級別に発売されています。勉強法としてはこちらで学習するのがおすすめです。

 

食品安全検定の合格証

初級では、特に用語は最低限理解しておかなければなりません。中級では、全体動向や危害要因、予防管理などが出題されます。

 

特に初級は、ほぼテキストの文章がそのままに出題されるので、テキストの内容を覚えておけば合格できます。また、常識的な問題も多く出題されます。

 

主催者のホームページに過去問題として模擬試験問題が載っているので、試しに解いてみてください。おそらく知識の無い人でも半分ぐらいは正解できるでしょう。

 

参照:資料ダウンロード | 食品安全検定 公式ホームページ

 

中級になると100点満点で80点以上が合格ラインです。苦手な科目を作らないように全て勉強しましょう。

 

※上級試験の実施については、当分予定はないようです。

試験情報

試験日 お申込み

年2回(9月、3月)

試験実施日の数日前まで
※インターネットによる申込

受験資格

どなたでも受験できます。

試験内容

試験会場:全国のCBTS認定試験会場にて受験
受検料(税別、個人受験の場合):

  • 初級 6,000円
  • 中級 8,000円

出題範囲:
【初級】択一問題50問、60分

  • 「食の安全」に対する基本的な考え方を学ぶことで、食の安全に対する理解が深まり、実務に役立てる
  • 「なぜ、そのようにしなければいけないのか」を理解し、行動に移す

【中級】択一問題、正誤問題、事例問題50問、90分

  • 科学的根拠に基づく合理的な食品の安全管理を理解することで、効果的、効率的な管理の考え方を学ぶ
  • 食の安全を脅かす可能性のある要因を幅広く、分野ごとに学ぶことで、食の安全管理の盲点をなくし、より確実な管理に結び付ける

合否基準:

  • 初級 70点以上(100点満点)
  • 中級 80点以上(100点満点)

合格発表:試験終了と同時に確認できます。

試験に関する詳しい情報はお申込み方法 | 食品安全検定 公式ホームページをご覧ください。

おすすめテキスト・基本書

食品安全検定テキスト 初級 第2版

食品安全検定初級用の公式テキストです。食の安全に関する基本的な考え方を幅広く学べます。

 

受験用だけではなく、食品業界で働く人や、食の安全に興味のある人はに入門書としても活用できます。

 

食品衛生に興味のある人は買って損はない一冊です。

 

※公式ホームページに模擬試験問題として過去問が載っているのでそちらも参考にしてください。

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