心理学検定が役立つ資格なのか役立たない資格なのか紹介します

心理学検定

心理学の基本を学ぶための検定試験、就職・転職には活かせません

種類 難易度 合格率 学習期間

民間資格

やや易しい

27.7%

3か月程度

活かし方 取得費用 受験資格 おすすめ度

趣味・教養

〜2万円

誰でも受験可

※上記は2級についての内容です。

最終更新日:2020/09/25

心理学検定とは

女性とハート

心理学検定とは、一般社団法人日本心理学諸学会連合が試験を実施する民間の検定試験です。

 

この試験の学習を通して、心理学全般について広く学び、基本的な心理学の知識・能力を身に付けます。

 

心理学検定がスタートしたのは2008年です。学歴・年齢など関係なくどなたでも受検できるので、年々受験者が増加しています。

 

心理学に興味があって、将来学んでみたいと考える中学生や高校生も多く受検します。

 

主催者サイト:【公式】心理学検定

心理学検定について本音で一言

心理学検定とは、心理学とはどういったものかを学ぶための入門的な検定試験です。

 

仮に、最も難易度が高い「特1級」に合格しても、この資格では就職や転職に活かせません。カウンセリングの専門職にも就けません。あくまでも趣味の延長程度と考えるべきでしょう。

 

履歴書に書けば面接時の話題になるかもしれませんが評価はされません。取得してもほぼ意味のない役に立たない検定試験です。

心理学検定の活用方法

一部ですが、心理学を専門的に学んでいる学生にとって心理学検定取得がメリットになる大学もあります。

 

心理学検定を取得すると、一部の大学院では、入試の際に優遇措置を受けられます。

 

また、心理学検定の資格取得を在学中の目標として心理学検定対策講座等を実施している大学や、単位取得制度を実施している大学もあります。

 

参照:【公式】心理学検定:心理学検定の活用(大学)

 

心理学検定の将来性を徹底研究!

心理学検定では心理職の専門家にはなれない

 

心理学検定に合格しても、例えばカウンセラーなどの心理系の専門職に就くのは難しい(ほぼ無理)と考えた方がよいでしょう。

 

世間一般的に心理系の専門家と認められているのは、国家資格の公認心理師あるいは民間資格の臨床心理士くらいです(精神科医も)。

 

関連資格:臨床心理士とは

 

これらの資格を取得するには、いずれも大学で心理学について学び、さらに大学院で2年間専門過程を履修します。つまり心理系の専門職として働くには、大学院卒レベルの知識が求められるということです。

 

数か月の独学で合格できて、しかもカウンセリングの現場実習もないような検定試験では心理職の求人に応募してもまず採用されません。

合格してもメリットは少ない

 

心理学検定に合格すると、日本カウンセリング学会、日本応用心理学会、日本健康心理学会に入会できるなんて主催者である日本心理学諸連合学会がPRしてますが、一体どれくらいメリットがあるんでしょうか?

 

そもそもこの日本心理学諸連合学会(日心連)という団体は、特に公共性が高いわけでもなく、お世辞にも権威性があるとも言えません。

 

それに、入会金と会費を払って入会して一体何をするんでしょうか?プロのカウンセラーとして活動しているのならともかく、その団体に所属しても仕事を紹介してもらえることなんてないです。

 

この学会が仮に心理学検定を公認しているからと言って、この資格の信頼性が高いとまではいえません。入会するメリットがどれくらいあるのでしょうか?

心理学検定に合格するには

心理学検定は2級、1級、特1級の3段階に分けられています。

 

受検する級は違っても出題内容や問題の難易度は同じです。受検する科目を選択し、その合格数に応じて認定級が決まります。

 

試験は、心理学の10科目(A領域5、B領域5)について行われ、5年間で全10科目のうち何科目合格できたかという累積で級を認定します(※領域に関しては、下記「心理学検定 試験情報」を参照ください)。

 

つまり、全10科目のうち何科目合格できたかという累積で級を認定します。

  • 【2級】…A領域の2科目を含む合計3科目に合格
  • 【1級】…A領域の4科目を含む合計6科目に合格
  • 【特1級】…A領域の5科目、B領域の5科目の合計10科目のすべてに合格

1級・2級は、条件を満たした時点で級が認定されます。特1級には全科目に合格後申請が必要です。

 

受検する科目数は事前に決めて申し込みます。どの科目を選択して問題を解くのかは受検当日に決めます。

 

特1級は最も難易度が高いです。1年に1度の試験で最大8科目選択可能なので、取得まで最低でも2年かかります。

 

心理学検定の難易度は、専門的な心理学というレベルではないので、2級であれば1日3〜4時間の学習で1〜2か月ぐらいで合格できます。本気で勉強すればほぼ合格できます。

 

学習方法としては、公式テキストと公式問題集を利用するのがおすすめです。

 

※主催者サイトでは「受験」ではなく全て「受検」の文字を使用しています。

心理学検定 試験情報

試験日 お申込み

年1回:例年8月後半日曜日

5月中旬〜6月中旬

受験資格

受験資格の制限は一切なく、どなたでも受験できます。

試験内容

■試験会場:全国14会場
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、金沢、京都、神戸、大阪、岡山、広島、徳島、福岡、沖縄
または、団体でお申し込みの場合は全国の団体会場校

 

■受検料:
【一般・個人申込み】

  • 3科目申込者:6,600円
  • 6科目申込者:8,800円
  • 8科目申込者:11,000円(各税込)

【一括申込み】

  • 3科目申込者:5,500円
  • 6科目申込者:7,700円
  • 8科目申込者:9,900円(各税込)

【団体会場申込み】

  • 3科目申込者:4,950円
  • 6科目申込者:7,150円
  • 8科目申込者:9,350円(各税込)

■試験時間

  • 試験時間は1科目あたり20分
  • 3科目60分、6科目120分、8科目160分

■試験方法:筆記試験(4肢選択)
■出題範囲
心理学の10科目(A領域5、B領域5)について行われ、A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格すると「特1級」が、A領域の4科目を含む合計6科目に合格すると「心理学検定1級」が、A領域の2科目を含む合計3科目に合格すると「心理学検定2級」が取得できます。
【A領域】

  • 原理・研究法・歴史
  • 学習・認知・知覚
  • 発達・教育
  • 社会・感情・性格
  • 臨床・障害

【B領域】

  • 神経・生理
  • 統計・測定・評価
  • 産業・組織
  • 健康・福祉
  • 犯罪・非行

■合否基準:約6割の正答率が目安※出題問題の難易度によって基準が変動する可能性があります。

試験に関する詳しい情報は【公式】心理学検定:心理学検定とはをご覧ください。

心理学検定 おすすめ問題集

心理学検定 基本キーワード[改訂版]

心理学検定(特1級・1級・2級)のA領域5科目でよく出題される事項、必ずマスターすべき内容を一問一答形式にした公式のテキスト兼問題集です。

 

質問が左ページ、解答が右ページにあってとても使いやすいです。解説もよくまとまっているので、効率的に知識を定着できます。

 

心理学の基礎的な学習は、まずはこの本から入るのが良いでしょう。説明が細かく書かれているので心理学に興味がある中学生・高校生にもおすすめです。

 

※別に「B領域編」もあるので、購入する際は確認してください。

種類 評価
問題集
心理学検定 公式問題集 2020年度

心理学検定の公式問題集です。

 

前年度に本試験で出題された問題から50問、さらに400問(A領域各45問、B領域各35問)を精選し、詳細な解説を掲載しています。

 

解説が分かりやすく要点が理解できるので、心理学検定の出題傾向をつかむのと、心理学の概略をざっと勉強するのに参考になります。学習教材としてもおすすめです。

種類 評価
問題集

T O P 絞り込み検索 資格の選び方 役に立たない資格 おすすめ資格の実態 運営者ブログ 資格ニュース 運営者情報と連絡先