試験の概要
就職を控えた高校生向けの検定試験、社会人が取得しても評価されない。
種類 | 学習期間 | 難易度 | 合格率 |
---|---|---|---|
民間資格 |
1か月程度 |
易しい |
80% |
活かし方 | 取得費用 | 受験資格 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
高卒の就活 |
~1万円 |
誰でも受験可 |
※上記は3級についてです。
最終更新日:2022/03/26
日商PC検定とは
試験は、「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3種類に分かれています。それぞれにおいて難易度の低い順にBasic、3級、2級、1級があり、級ごとに知識科目と実技科目の2科目を実施します(Basic除く)。
日商PC検定を主催するのは、日商簿記検定や販売士検定を実施する日本商工会議所です。
かつて実施していた「日本語文書処理技能検定(ワープロ検定)」と「ビジネスコンピューティング(ビジコン)検定」という2つの検定試験を、平成18(2006)年から1つに統合したのが日商PC検定です。
主催者サイト:日商PC | 商工会議所の検定試験
日商PC検定について本音で一言
就職を控えた高校生が、パソコンに慣れるために勉強するにはいいかもしれません。履歴書に書けば多少なりとも評価されます。また、受験の際に日商PC検定3・2級合格者を優遇する大学・短大が全国で10校あるので、入試の際にもPRできます。
終活を控えた大学生や社会人が取得してもほぼ評価ゼロで取得するメリットはありません。IT業界へ進みたいのであれば他の資格を目指しましょう。
試験情報
試験日 | お申込み |
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1級:10月の第1日曜日、2月の第3日曜日 |
下記主催者サイトを参考にしてください。 |
受験資格 |
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受験資格の制限はなく、どなたでも受験できます。 |
試験内容 |
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試験会場:全国約2,000の会場において実施、日商PC検定試験に対応したソフトウェアが導入されている「商工会議所ネット試験施行機関」から希望会場を選択します
試験内容:企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの利活用能力を問うとともに、以下のとおりネットワーク環境下におけるITの利活用に資する知識・スキルを問う内容となっています
【各級のレベル(難易度)】
受験当日は身分証明書(氏名、生年月日、顔写真のいずれも確認できるもの、社員証、学生証など)が必要 |
おすすめテキスト・基本書
日商PC検定試験 文書作成 3級 公式テキスト&問題集 Word 2019/2016対応 (よくわかるマスター) | |||||
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日商PC検定文書作成3級公式テキスト&問題集です。
もちろん個人差はありますが、1週間で3回くらい繰り返し学習すれば合格できます。巻末に模擬試験が3回分付いますが、本試験はほぼ同じ内容で出題されるので、完璧に理解できるまで繰り返しましょう。
「文書作成」の他に、「データ活用」「プレゼン資料作成」用のテキスト&問題集も出ているので、必要に応じてお買い求めください。 |
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