世の中には「資格・検定試験(民間資格)」と呼ばれるモノが5,000種類以上存在します。
しかし、多くは講座受講料と受験料を目的としただけの「なんちゃって資格」です。
「就活や転職が有利になる」「一生涯役に立つ」「将来性・人気がある」などと誇大な宣伝をしている民間資格も目立ちますが根拠などありません。
当サイトは、求人数、活かし方、取得方法、難易度、合格率などを徹底調査した上で国家資格と検定試験(民間資格)について本音で解説します。
お金さえ払えば短期間で合格できる民間資格なんて、いくつ持っていても意味ないし履歴書に書いても評価されないよ。
「就職や転職が有利になる」「一生役立つ」なんて根拠のないPR広告やネットの書き込みを信じてはダメね!
2024年、おすすめで役立つ資格はこれだ!
特定の医薬品を販売するためのれっきとした医療系国家資格。受験資格の制限がなく特に女性におすすめ。
建物や土地の登記の専門家。活躍の場は広く、独立には最適で転職にも有利。独学でも十分合格可能。
おすすめはガソリンなどが扱える「乙種4類」。比較的取得しやすくて就職・転職につながる。
中高年でも取得すると就職につながる。独学でも1~3ヶ月で合格可能。経験を積んで独立も。
5日間の講習で誰でも取得可能。全国的に求人は多いが仕事の正確さとスピードも求められる。
当サイト運営者が個人的にもおすすめする有望国家資格。喜ばれて頼りにされる存在に!
※なお、おすすめ順・ランキングではありません。あくまでも現実的に合格できそうな資格のみ書いてます。
就職や転職、社内での評価アップにつながるおすすめの資格
就職や転職に役立つ資格
- 宅地建物取引士 (決して簡単ではなく、企業のニーズも高い資格)
- 中小企業診断士 (多くの業界で評価は高く、大企業でも取得を奨励)
- 登録販売者 (有資格者は小売店でまだまだ不足、特に女性におすすめ)
- 社会保険労務士 (独立やスキルアップなどマルチに活かせる)
- 電験三種 (経験も伴えば社内でも一目置かれる存在)
- 土木施工管理技士 (種類は6種類12区分、給料アップも期待できる)
- 賃貸不動産経営管理士 (宅建士ほど需要はないが評価アップに)
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) (ビル管理業で高い需要)
- 電気工事士(第二種) (未経験者でも独学で取得可能)
- 基本情報技術者 (ITの経験があれば同業界への転職が有利)
- 管理業務主任者 (マンション管理会社では必要な資格)
- 危険物取扱者 (特定の施設や設備で需要があり必要性が高い)
- 消防設備士 (消化器などの設備を点検するための国家資格)
- 火薬類取扱保安責任者 (人手不足の業界、未経験も歓迎)
- 公害防止管理者 (条件に該当すれば認定講習で取得可能)
- 保育士 (就職先は多数、待遇は就業場所次第、実はメリット多い)
- 放課後児童支援員 (受講資格を満たせば講習会で合格率ほぼ100%)
- 児童指導員 (他に福祉・教育系の国家資格が必要)
- 介護職員初任者研修 (年齢にほぼ関係なく採用になる可能性大)
- 介護福祉士 (日本全国で驚くほどの求人数)
- 冷凍機械責任者 (資格手当を支給する会社も多い)
- 通関士 (実務経験がなくても合格すれば高評価)
- ボイラー技士 (需要は減りつつあるが根強いニーズがある)
- ガス溶接技能者 (2日間の技能講習でほぼ全員合格できる)
- アーク溶接作業者 (溶接の入門的資格、腕を磨いてスキルアップ)
- 調理師 (受験制限有り、求人数は桁違いに多い)
- 栄養士 (飽和傾向にあるがまだまだ就職先は多い)
- 製菓衛生師 (パティシエになるための資格、ブラック企業に注意)
- 駐車監視員 (必ず就職できるわけではないので要注意)
- 測量士補 (全くの未経験でもかなり簡単、求人は多数ある)
- 旅行業務取扱管理者 (旅行業界では是非欲しい国家資格)
- 衛生管理者 (会社で信頼されている社員という証、受験制限あり)
- 製菓衛生師 (パティシエになるための近道、就職率は高い)
- 販売士 (小売業界への就職・転職が多少有利になる)
- TOEIC (スコア730点以上で一定の評価を受ける可能性大)
- フォークリフト運転免許 (他の運転免許も合わせて持てばかなり有望)
- 移動式クレーン運転士 (幅広い分野で需要があり将来性十分)
- 小型移動式クレーン運転免許 (3日間の技能講習で取得可能)
- 健康運動指導士 (旧公的資格、トレーナーとして需要あり)
- 臨床心理士 (今後の需要に少し不安、公認心理師がおすすめ)
- クレーン・デリック運転士 (高い需要が見込める有望資格)
- 愛玩動物看護師 (待望の国家資格化、労働環境改善に期待)
- 診療報酬請求事務能力認定試験 (医療事務系では唯一おすすめ)
- トリマー (就職先は多いが意外と重労働)
就職や同じ業界での転職に役立つ資格をあげてみました。これらの資格は社内での評価アップにも役立ちます。
中小企業診断士は汎用性が高く、いろんな業種への転職に役立つ資格です。
40代、50代ともなるとやはり未経験で他業界への転職は難しいようです。実務経験プラス資格で就職や再就職がしやすくなります。
社内での評価アップに役立つ資格
- 社会保険労務士 (社内で活かせる労務管理の資格、女性に人気)
- 電験二種 (社内で認定の制度を利用して取得可能)
- 電験三種 (同じく社内で認定の制度を利用して取得可能)
- エネルギー管理士 (理工系の優秀な社員の多くは持っています)
- 公害防止管理者 (特定の工場においては必置資格)
- 不動産鑑定士 (難易度は高いです。名刺に印刷すれば威力十分)
- マンション管理士 (不動産管理会社で評価される)
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) (ビル管理業では評価高い)
- 技術士(補) (独占業務はないけど、合格すれば一目置かれる)
- 運行管理者 (ドライバーを管理する安全運転の責任者)
- 通関士 (貿易関係の仕事をしている人にはおすすめ)
- 公認会計士 (難易度は別格、かつての人気も戻りつつある)
- 英検(実用英語技能検定) (社会人として評価されるのは準1級から)
- 品質管理検定(QC検定) (取得を推奨している企業は多い)
- 食品表示検定 (取得を推奨する会社も多い)
社内で評価される資格は、簡単には合格できないような難易度の高い国家資格がほとんどです。
専門的な知識を前提とした資格が多いので、実務経験があれば転職もかなり有利になります。
昇給・昇格などのステップアップにもつながります。
実績・経験もあれば役立つ資格
- 建築士 (二級でも需要があり就職や転職に役立つ)
- 貸金業務取扱主任者 (貸金業者の事業所に1名以上必要)
- 衛生管理者 (50人以上の従業員がいる会社の事務所では必須)
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) (ビルメン業界では必須)
- 冷凍機械責任者 (冷凍機械に関する知識をPRできる)
- 有機溶剤作業主任者 (有機溶剤を用いる現場は多く需要あり)
- 放射線取扱主任者 (第3種は未経験でも講習会で取得できる)
- エネルギー管理士 (管理研修を受講すれば比較的容易に合格できる)
- 公害防止管理者 (特定の工場においては必要な国家資格)
- 土木施工管理技士 (経験と実績が必要とされる土木系国家資格)
- 液化石油ガス設備士 (プロパンガス業界では必須、配管職人向け)
- 環境計量士 (環境測定の専門家、経験があれば就職や転職に役立つ)
- 一般計量士 (質量・長さ・体積などの計量の専門家)
- エックス線作業主任者 (非破壊検査の業界では欲しい資格)
- 運行管理者 (ドライバーを管理する安全運転の責任者)
- 通関士 (通関・貿易に従事する人向け、英語の実力も欲しい)
- 調理師 (1年以上の現場経験があれば誰でも受験可能)
- 気象予報士 (人気先行、どちらかといえば趣味の資格)
- 潜水士 (経験次第で高収入、資格だけなら実技もなく簡単)
- 司書・司書補 (合格者が多く資格が活かせる可能性は低い)
- 学芸員 (博物館で必要となる専門職員、就職は超狭き門)
- 全国通訳案内士 (難関、面接ではおもてなしの心も問われる)
- 愛玩動物看護師 (給料は低めでその点要注意、今後の改善を期待、女性向け)
- 給与計算実務能力検定 (実務経験があれば転職の際にアピールできる)
- 健康運動指導士 (旧公的資格、健康増進施設制度の認定基準の1つ)
- 健康運動実践指導者 (民間資格だが病院・介護施設などで求人がある)
- ビル経営管理士 (一般不動産投資顧問業登録の申請を行う際の人的要件の1つ)
- 建設業経理士 (2級以上なら建設業への就職・転職に役に立つ)
- 認知症ケア専門士 (民間資格ですが資格手当を支給する施設もある)
- 貿易実務検定 (B級以上取得で評価する会社もある)
- 工事担任者 (他の電気系国家資格と合わせて持つのがおすすめ)
比較的短期間で合格できて履歴書に書けばPRできる資格
比較的短期間で取得できますが、履歴書に書けば、面接担当者がそれなりに評価してくれる資格です。
簿記はできたら2級が望ましいのですが3級でも役立つ資格です。
ITの分野で一定の評価を受ける資格
女性や中高年におすすめ、取得すれば就職や転職に役立つ資格
特に女性におすすめの資格
- 登録販売者 (2015年度より受験資格の制限がなくなりました)
- 保育士 (独学でも取得できます、未経験者でも就職可能)
- 宅地建物取引士 (難関ですが役立つし人気もある)
- 社会保険労務士 (企業専属の社労士として活躍できる、女性に人気)
- 介護職員初任者研修 (講座を受講すればどなたでも取得可能)
- ケアマネジャー (介護職員初任者研修からステップアップ)
- 社会福祉士 (受験生の6割以上は女性、30歳以上の再チャレンジも多い)
- 旅行業務取扱管理者 (旅行関係の会社では必須、役立つ国家資格)
- 消防設備士 (必要な現場では役立ちます、軽作業なので女性も活躍)
- 消費生活相談員資格 (収入は低いパート程度なので要注意)
- 児童指導員 (学歴・実務経験が求められる任用資格)
- 放課後児童支援員 (高卒でも就職して実務経験を積めば取得可)
- インテリアコーディネーター (住宅の営業に回される可能性も)
- 秘書検定 (評価されるのは概ね準1級以上、ただし決定打にはならず)
登録販売者は2015年度の試験より受験資格の制限がなくなりました。かなり狙い目の国家資格です。
特に女性におすすめです。
中高年(40代・50代)でも就職につながる資格
- 電気工事士 (就職につながりやすく役立つ資格、現場経験も重要)
- 危険物取扱者 (学習の仕方次第では短期合格、めざせ一発合格)
- ボイラー技士 (大型の工場や施設で根強い需要があります)
- 消防設備士 (必要な現場ではすぐに役立ちます、女性にも人気)
- 宅地建物取引士 (難関ですがすぐに役立つ国家資格、人気も高い)
- 電験三種・電験二種 (電気の業界ではかなり役立つ)
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) (ただし受験資格の制限あり)
- 管理業務主任者 (マンション管理士よりもおすすめです)
- 警備業務検定 (警備会社へ就職後に取得するのが一般的)
- 駐車監視員 (講習受講で取得可能、求人は都会中心)
- フォークリフト運転技能講習 (求人は多いが経験者が優遇される)
- 移動式クレーン運転士 (有資格者が少なく社内での評価もアップ)
- 小型移動式クレーン運転技能講習 (車載型クレーン車のほとんど操作可能)
- クレーン・デリック運転士 (繊細な仕事が多く、精神力も必要)
- 防火管理者 (全国的に見ても有資格者の求人数は多い)
- 防災管理者 (施設管理会社などへ就職する際にPR材料になる)
電気工事士は比較的短期間で知識ゼロからでも取得できます。中高年でも就職につながりやすい資格です。
ハローワークでも講座を開催していますが、格安あるいは無料で受講できるのでおすすめです(受講条件あり)。
介護・福祉の業界は圧倒的な人手不足、食いっぱぐれなし!
介護や福祉の業界は間違いなくこの先も超人手不足です。
これまでの経験や学歴などあまり関係なく大手を広げてあなたを迎え入れてくれるはずです。覚悟を持ってこの世界に飛び込めば自分の天職として生きがいを見つけられるかもしれません。女性、特に主婦向けです。
儲かる・稼げるという点はあまり期待しない方が良いでしょう。
入試・試験などで評価される資格・検定試験
取得すれば誰でも就職や転職が有利に・・・というワケにはいきませんが、特定の業種・職種では一定の評価を受ける国家資格です。社内でのステップアップにも使えます。
高校・大学入試の際あるいは学業で役立つ資格
- ITパスポート (226の大学・短大で入試の際に優遇措置を実施)
- 基本情報技術者 (単位認定とする大学もある)
- 応用情報技術者 (高校生にはかなり難関、まずは基本情報から)
- 情報セキュリティマネジメント (ITパスポートよりは評価される)
- 英検(実用英語技能検定) (多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇)
- TOEIC (スコアによって優遇する大学・短大多数あり)
- 世界遺産検定 (AO・推薦入試において評価する大学が多数ある)
- 心理学検定 (一部の大学・大学院で合格者を優遇)
- 数学検定 (入試で優遇措置が受けられる高校・中学は720校以上)
- 法学検定 (法科大学院の入試で考慮される可能性がある)
- 日本語検定 (大学入試の際に有資格者は優遇される可能性がある)
- ニュース時事能力検定(N検) (多くの大学・短大・高校で入学試験を優遇)
- 情報検定(J検) (AO入試・推薦入試の際に参考程度に評価する大学あり)
- 日商PC検定 (全国10の大学において入学試験の際に優遇措置を実施)
- P検-ICTプロフィシエンシー検定試験 (試験で優遇・単位認定する大学あり)
- 統計検定 (一部のデータサイエンス系大学院において入学試験で優遇)
大学入試の際に評価されると言ってもほとんどが中堅以下の私立です。中には国公立の大学もあります。多くは推薦・AOなどで「参考程度」の優遇ですが、明確に「加点」する大学もあります。
詳細につきましては、各大学の募集要項などで確認してください。2022年も増加傾向にあります。
法令等の規定により合格者が優遇される検定試験
- 臨床心理士 (スクールカウンセラーになるための資格要件のひとつ)
- 数学検定 (2級以上で旧大検の数学を免除)
- ビジネス著作権検定 (上級合格者は知的財産管理技能検定2級の受験資格を得る)
- 建設業経理士 (2級以上で入札の際にポイントが加算される)
- 証券外務員 (金融庁に登録する際に必要となる資格)
- 福祉住環境コーディネーター (2級以上で公的な書類の作成ができる)
- 消費生活アドバイザー (消費生活センターで働く際の資格要件の1つ)
- 文書情報管理士 (2級以上で自治体が発注する電子化業務の入札可)
- ビオトープ管理士 (1級は公共工事における国土交通省の登録資格)
- 愛玩動物飼養管理士 (環境教育推進法に基づく動物取扱責任者の選任要件)
- 赤十字救急法救急員 (労働安全衛生法に基づく技能講習の免除の対象)
- 歴史能力検定 (旧大検・国家試験の一部科目が免除)
サラリーマンを辞めて独立するのに役立つおすすめの資格
- 行政書士 (独立するのに役立つ資格、営業力が必要です)
- 税理士 (科目合格制を採用、独立するにはおすすめの資格)
- 土地家屋調査士 (将来性があり狙い目の資格です、登記の専門家)
- 社会保険労務士 (開業するのであれば営業力が必要、社内でも活かせる)
- 司法書士 (超難関で司法試験よりも難しい、独立すれば一生安泰)
- 不動産鑑定士 (業務が拡大して活躍の場が増加、有望資格)
- 司法試験(予備試験) (難関です、オールマイティに役立つ資格)
- 弁理士 (知的財産権のスペシャリスト、理系出身者向け)
- 海事代理士 (海の弁護士、もちろん経験が必要)
- マンション管理士 (経験を積めば独立も可能)
- 電気工事士(3年以上の経験で実力があれば独立可能)
- 歯科技工士 (職人になって歯科技工所を開設、夜間の学校有り)
- 調理師(なくても独立できますが、あると便利)
司法書士、司法試験に合格すれば安泰です。土地家屋調査士も司法書士と同じく登記を専門にする資格です。あまり知られていないだけで狙い目の国家資格です。
独立して本当に儲かるのか?稼げるのか?・・・もちろん努力次第です。口を開けて待っていても仕事はきません!資格を持っているだけでは儲かりません!
手に職がつく一生モノで専門性の高い国家資格
一生モノで専門性の高い医療系の国家資格
- 保健師 (公務員の行政保健師になるのが理想、男性にもおすすめ)
- 歯科衛生士 (女性向けの有望資格、一生仕事には困りません)
- 臨床検査技師 (女性が多い医療専門職、転職にも役立つ)
- 臨床工学技士 (透析患者数の増加で需要も拡大)
- 診療放射線技師 (男性が多いが女性も急増中、実は女性向けの資格)
- 義肢装具士 (需要があり就職に困らない有望な国家資格)
- 歯科技工士 (待遇改善の動きがあり、今後に期待)
- 栄養士 (栄養に関するプロフェッショナル、有資格者が飽和気味です)
- 管理栄養士(栄養士の上位資格、近年女性に人気)
- 薬剤師(薬学部へ入学するよりも国家試験が難しい、稼げる国家資格)
- 建築士 (独学・専門学校よりも大学へ進学するのがおすすめ)
高校卒業後に専門の教育機関で学習する必要がある資格です。日本全国どこへ行っても引く手あまたとは言えないまでも就職先は困らない程度にあります。社会人が再入学して手に職を付けるのにもおすすめです。
医療事務や歯科助手の学校へは間違っても行かないように!絶対におすすめしません。卒業したところで手元に残るのはどうでもいいような民間資格の認定証です。何も残らないのと同じです。
社会人やり直し組も多い専門性の高い国家資格
上記の資格を取得するには、いずれも高校卒業後に所定の養成機関(大学や専門学校)で学習する必要があります。一度社会人を経験してからの「やり直し組」の入学者も多くいます。
30代・40代から改めて入学する女性も珍しくありません。
やはり医療系の国家資格は手に職が付く一生モノです。おすすめです。
講習を受講すれば合格できる国家資格
- 放射線取扱主任者第3種 (講習会の費用が高く、実用的ではないかも)
- 機械警備業務管理者 (警備会社へ就職してから会社の費用で取るのがおすすめ)
- 警備業務検定2級 (持っていると給与のアップが期待できる)
- 駐車監視員 (都会であれば就職につながりやすい)
- 介護職員初任者研修 (介護職の入門資格、取得に1か月以上)
- 防火管理者(甲種・乙種) (金額も安く一日の講習で取得可能)
- 防災管理者 (防火管理者の上位資格、金額も安く2日の講習で取得可能)
- ガイドヘルパー(移動介護従事者) (介護職員初任者研修からステップアップ)
- 福祉用具専門相談員 (他の資格と合わせて福祉用具の営業に活かせる)
- 小規模ボイラー取扱者 (2級ボイラー技士の免許の交付要件にもつながる)
- 倉庫管理主任者 (修了試験無し!誰でもほぼ100%合格)
- フォークリフト運転技能講習 (求人は多いが経験者が優遇される)
- ガス溶接技能者 (アーク溶接作業者の資格もあると仕事の範囲が広がる)
- アーク溶接作業者 (腕を磨いて溶接技能者の資格も欲しい)
- 食品衛生責任者 (1日の講習で取得でき、飲食店には必ず1名は必要)
- 玉掛け作業者 (クレーン・デリックの資格もあればさらに活かせる)
- 小型移動式クレーン運転技能講習 (車載型クレーン車のほとんど操作可能)
- 床上操作式クレーン運転技能講習 (玉掛け作業者とセットで活かせる)
- 鉛作業主任者 (全国的に需要はあるが求人は意外と少ない)
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 (平成18年度に新設統合)
- 有機溶剤作業主任者 (需要があり多くの工場で活かせる)
- 石綿作業主任者 (難易度は低いが人の命を預かり責任は重い)
- 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 (知識は役に立つが求人は少ない)
- 充てん作業者 (取得後の講習もあって意外とお金がかかる)
- 放課後児童支援員 (高卒でも就職して実務経験を積めば取得可)
- 工事担任者 (ただし、認定養成はかなり高額です)
- 救命講習 (格安・短期間で認定される人気の講習)
- 認知症介護基礎研修 (介護施設で働くための入門的な研修)
- 認知症サポーター (怪しい介護・福祉系の民間資格よりはおすすめ)
- 特定粉じん作業者 (自分の身を守るために役立つ国家資格)
- 刈払機取扱作業者 (意外と求人も多い、6時間で取得可能)
講習を受講すれば比較的簡単に取得できる国家資格が2022年11月現在で約34種類ほどありますが、当サイトで詳しく紹介している資格のみを一覧にしました。
その他につきましては順次アップする予定です。
もちろん国家資格ですから履歴書に書いてアピールできます。仕事にもつながるのでおすすめです。
なお、詳細につきましては、講習会を受講すれば簡単に合格できる国家資格をご覧ください。
ダブルライセンス(複数資格)でさらに効果アップ!
- 中小企業診断士+基本情報技術者 (できたらITストラテジスト以上が望ましい)
- 行政書士+土地家屋調査士 (このパターンでの開業者多数います)
- 行政書士+社会保険労務士 (いずれどちらかに絞るようです)
- 税理士+社会保険労務士 (類似業務多数あります)
- 税理士+行政書士 (税理士試験に合格すれば行政書士の資格も得られます)
- 公認会計士+USCPA (海外企業との取引が増える中、仕事の幅が広がります)
- 電験三種(電験二種)+電気工事士 (電気工事士の資格が活きてきます)
- 宅地建物取引士+管理業務主任者 (まずは宅建から)
- 危険物取扱者+消防設備士 (設備の会社で求められる資格)
- ボイラー技士+危険物取扱者 (ボイラーには燃料である灯油が付き物)
- 保育士+登録販売者 (どちらも独学で取得可能、女性向け)
- 社会福祉士+精神保健福祉士 (幅広い相談援助職になり可能性も広がる)
- 看護師+臨床工学技士 (看護師であれば最短1年で臨床工学技士に)
- ボイラー技士+危険物取扱者+電気工事士(第二種)+冷凍機械責任者 (ビルメン4点セット)
- 放射線取扱主任者+エックス線作業主任者+ガンマ線透過写真撮影作業主任者 (放射線を使う事業所では全て活かせる)
- ガス溶接技能者+アーク溶接作業者 (どちらも需要があり仕事の範囲が広がる)
- 小型移動式クレーン運転技能講習+玉掛け作業者 (車載型クレーンの操作を一人で行える)
- 有機溶剤作業主任者+危険物取扱者 (有機溶剤を取扱い貯蔵もする事業所で活かせる)
- 労働衛生コンサルタント+社会保険労務士 (最強の労務コンサルタント)
- インテリアコーディネーター+建築CAD検定試験 (経験もあれば即戦力)
いわゆるダブルライセンス(それ以上も)として役立つ資格を一覧にしました。複数の資格を持っていると仕事の幅が2倍、3倍に広がる可能性があります。
履歴書にも多く書けるのでその点転職にも有利です。
やみくもにダブルライセンスをおすすめするつもりはありませんが、関連する資格であれば効果が期待できます。
残念ながら知名度のワリに役に立たない資格・検定試験
- 医療事務 (多くの場合講座受講料と受験料を目的としただけの資格商法です。民間の検定試験ですから合格しても就職や転職は有利になりません)
- ファイナンシャルプランナー(FP) (仮に最も難しい1級に合格しても専門性が高いとは言えずそれほどキャリアアップに役立ちません)
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) (Execlなどが使えれば便利なのは理解できます。けれど特定のPCソフトが使えても就職や転職に影響しません)
- キャリアコンサルタント (取得費用と維持費ばかりかかる技能検定、運が良ければ期間限定の非正規雇用の仕事が見つかるかも)
- 調剤薬局事務 (医療事務と同様に民間の検定試験です。履歴書に書いても評価されません。学歴、容姿、面接時の印象の方が優先します)
- ウェブデザイン技能検定 (PR材料になるかもしれませんがWeb業界ではほとんど活かせずスキルを判断する材料にもなりません)
- ITパスポート (Fラン学生に大人気ですけどこの程度じゃほぼ評価されません)
- 日本語教師 (特に420時間の養成講座の受講生募集ではバラ色の夢を抱かせるような過大な宣伝広告が目立ちますが実は各地でトラブルが発生しています)
- 看護助手 (70代未経験でも就労できる現場です。わざわざ講座を受講してまで民間の検定試験など必要ないです)
「これからの時代に役立つ資格」「持っているとよい資格」「取った方がいい役立つ資格」などと一般的に紹介されていますが、実は合格してもそれほど意味はない・役に立たない資格や検定試験です。
もっともほとんどの民間資格はこれに該当します。とても書ききれないので知名度のあるものだけを並べました。
参考にしたサイト